COLUMNコラム
ロレックススポーツモデルの特徴や魅力とは?価格帯や資産価値も解説

憧れの高級時計、ロレックス。その中でも、ダイバーズウォッチや探検家向けのモデルなど、機能性とデザイン性を兼ね備えたスポーツモデルは多くの人々を魅了しています。
この記事では、ロレックススポーツモデルの特徴や魅力を紹介します。サブマリーナーやエクスプローラーなど、人気モデルの特徴や中古市場での資産価値なども分かりやすく解説しました。自分にぴったりなロレックスを手に入れたい人や、買取を検討している人はぜひご一読ください。
目次
ロレックスのモデルは主に2種類

ロレックスには大きく分けて「ドレスモデル」と「スポーツモデル」の2種類が存在します。それぞれの特徴について解説します。
ドレスモデル(クラシックウォッチ)
ロレックスのドレスモデルは別名クラシックウォッチと呼ばれ、その名の通りクラシックなデザインが特徴です。伝統を重んじたエレガントな外観が魅力で、シンプルかつ洗練されたスタイルは、スーツでのフォーマルなパーティや特別な日にも活躍します。
デイトジャストやデイデイトなどのコレクションは、代表的なロレックスドレスモデルです。
一般的に、ドレスモデルはスポーツモデルに比べて安価で入手しやすいモデルが多いといわれています。ドレスモデルの機能は時刻表示が中心で、スポーツモデルのような複雑な機能は搭載されていません。しかし、カラーリングや装飾のバリエーションが豊富で、長く愛用できる普遍的なデザインを求める人に適したモデルでしょう。
スポーツモデル(プロフェッショナルウォッチ)
ロレックスのスポーツモデルは、スポーツや登山などさまざまなアクティビティに対応できる機能性と耐久性を備えた時計です。サブマリーナーやコスモグラフ・デイトナ、エクスプローラーなど、多くのコレクションがスポーツモデルに分類されます。
これらのコレクションは、高い防水性能や耐衝撃性などを備えており、過酷な環境下でも使用できるのが魅力です。スポーティかつ洗練された外観は、アクティブなライフスタイルを送る人に人気があります。また、スポーティなものばかりではなく、フォーマルなシーンにも合わせやすいエレガントなモデルも多数存在します。
その高い性能とデザイン性から、スポーツモデルは一般的なドレスモデルよりも人気が高く、販売価格が高いのが特徴です。ブランド買取店でも高価格帯で取り扱われています。
ロレックスの人気スポーツモデル5選
スポーツモデルは非常に人気が高く、ロレックスの主力製品となっています。スポーツモデルの中で、特に人気の5つのコレクションを紹介します。
1.サブマリーナー
サブマリーナーは1953年の誕生以来、幅広い層に愛され続けているダイバーズウォッチの代表格です。その名前は「潜水艦」を意味しており、水中での使用を念頭に設計されました。
水深300メートルの防水性能、メモリ入りの逆回転防止ベゼル、夜光塗料を施したインデックスとハンドがサブマリーナーの特徴で、これらによって潜水時間の計測や暗い場所での視認性が確保されています。デザイン面ではシンプルかつ洗練された美しさが魅力で、スポーティでありながら高級感を醸し出しています。
資産価値においてもサブマリーナーは非常に高い評価を受けており、中古市場でも高値で取引されています。特に、1958年までに製造されたRef.6200モデルは資産価値が数千万円を越えるといわれるほどです。
サブマリーナーは、時計としての機能性と市場性を兼ね備えた、まさに伝説的なモデルでしょう。
2.エクスプローラー
エクスプローラーは1953年に誕生し、登山家や探検家のために作られた時計です。その名前は、同年に人類初のエベレスト登頂を成し遂げた探検家たちを称えて、探検家を意味する「エクスプローラー」と名付けたことに由来します。
エクスプローラーには「I」と「II」2つのモデルがあり、「II」は機能豊富な新機種として1971年に販売開始となりました。
「I」はシンプルな3針時計で、「II」はGMT機能搭載で2つの時間帯を表示可能です。両モデルとも頑丈な設計と機能美を兼ね備えていますが、「I」はリューズガードがないためすっきり洗練された印象、「II」はスポーティな印象なのが特徴です。
資産価値の面ではどちらも高い評価を受けており、中古市場でも比較的安定した価格で取引されています。特に、初期モデルや限定モデルは、コレクターの間で高い価値を維持しています。
3.GMTマスターII
GMTマスターIIは航空機乗務員のための時計で、その名前はグリニッジ標準時(Greenwich Mean Time)に由来しています。GMT機能を持ち、3つのタイムゾーンを同時に表示できます。なお、生産終了になっている旧機種のGMTマスターは、表示可能なタイムゾーンが2つでした。
GMTマスターIIの特徴としては、24時間表示の回転ベゼルと追加の時針が挙げられます。デザイン面では2色使いのベゼルが特徴的で、通称「ペプシベゼル」と呼ばれる青と赤の組み合わせ(通称)はGMTマスターの代名詞ともいえるデザインです。文字盤は見やすさを重視したシンプルなデザインで、機能性と美しさを両立しています。
資産価値においても、GMTマスターは高い評価を受けています。ヴィンテージモデルや限定モデルはコレクターに人気があり、一方で新品モデルも価値の上昇が期待できる投資対象として高い需要を誇っています。
4.コスモグラフ デイトナ
コスモグラフ デイトナは1963年に誕生したレーシングドライバー向けのコレクションで、その名前はアメリカのデイトナ・ビーチで開催される自動車レース「デイトナ24時間耐久レース」に由来しています。
特徴としては高精度のクロノグラフ機能とタキメーター付きベゼル、そして3つのダイヤル盤が挙げられます。これらの機能により、レースの経過時間や平均速度の正確な計測が可能です。
デザイン面では、スポーティでありながら高級感のある外観が魅力的です。文字盤とベゼルの色の組み合わせは多様で、中でも「パンダダイヤル」と呼ばれる白地に黒のダイヤル盤のモデルは高い人気を誇ります。
資産価値も極めて高く、特にヴィンテージモデルや希少なバリエーションは新品、中古ともに価格が高騰状態にあります。新品モデルも常に需要が供給を上回り、購入自体が困難なほどの人気です。
5.スカイドゥエラー
スカイドゥエラーは、2012年に発表された比較的新しいモデルです。名前は「空の住人」を意味しており、頻繁に海外出張をする国際的なビジネスパーソンをターゲットにしています。
年次カレンダー機能と2つのタイムゾーンを同時に表示できる機能が備わっており、これらの複雑な機能を操作する「リングコマンドベゼル」はまさにこのスカイドゥエラーの特徴といえます。ロレックスが独自に開発した14の特許技術の粋を集めた、多機能ながらもシンプルな操作性が魅力のコレクションです。
デザインは伝統的なロレックスの要素を踏襲しながらも、現代的な美しさを備えています。スカイドゥエラーは比較的新しいモデルながらも、資産価値の面では高い評価を受けており、複雑機構を搭載した高級モデルと位置づけられています。
ロレックスのスポーツモデルの価格帯

ロレックスのスポーツモデルの価格は、その高い品質とブランド力から一般的な腕時計よりも高額です。しかし、スポーツモデルの中にもさまざまなモデルが存在しており、価格帯はモデルによって大きく異なります。ここでは、エントリーレベルとプレミアムモデルに分けてロレックススポーツモデルの価格帯を紹介します。
なお、価格は為替や市場の需要により大きく変動する場合があります。この記事では、2024年現在の一般的な価格帯を掲載しました。
エントリーレベルの価格帯
エクスプローラーIやサブマリーナーなどは、ロレックスのラインナップの中では比較的求めやすいモデルとして知られており、エントリーレベルと呼ばれることがあります。
新品では、エクスプローラーIは100万円から170万円の価格帯が主流です。サブマリーナーは130万円から200万円程度が標準的ですが、200万円以上のものも存在します。中古でもエクスプローラーIが90万円台から170万円、サブマリーナーが140万円台からと、新品とほぼ同様かそれ以上の価格で取り扱われるケースが見られます。
エントリーレベルといっても、新品・中古ともに100万円を超える価格帯が一般的であり、他の高級時計ブランドと比べると高額です。
プレミアムモデルの価格帯
ロレックスのスポーツモデルの中でも、デイトナやスカイドゥエラーなどのプレミアムモデルは、さらに高額な価格帯で取引されています。
デイトナは新品で200万~300万円以上するのが一般的で、400万円を超えるモデルも珍しくありません。一方、スカイドゥエラーは新品で約250万円から350万円の価格帯が主流ですが、それ以上の高額モデルも存在します。
また、その人気と希少性から中古市場では新品以上の価格が付くことがあり、500万円以上で取引されるケースも見られます。
プレミアムモデルが高額なのは、複雑機構や希少性、そしてロレックスというブランドの地位を反映しているためです。限定モデルや特別仕様のものはさらに高くなることがあり、コレクターや投資家からも注目されています。
ロレックススポーツモデルの資産価値
ロレックスのスポーツモデルは時計としての有用性にとどまらず、資産として高い価値を誇っています。ロレックススポーツモデルの資産価値について解説します。
長期的な価値保持
ロレックスのスポーツモデルは、安定した資産価値を長期的に維持できる点で高く評価されています。確固たるブランド価値と生産数の少なさから、中古市場でも多くのモデルが新品と同等の価格を保ち、しばしば上回ることさえあります。
ロレックススポーツモデルならではの耐久性の高さも、資産価値を高める理由の一つです。過酷な環境下や長年の使用にも耐え得る逸品であるため、値崩れしにくい要因となっています。ロレックスのスポーツモデルは単なる腕時計以上の存在として、資産運用の一環や将来の相続財産として注目されています。
希少モデルの価値
特に人気の高いモデルや限定品は、時間の経過とともに希少性が増すため、価値がさらに上昇する傾向が見られます。生産期間が短かったモデルや、限定モデルなどは市場に出回ることが少なく、コレクターの間で人気が高いためです。
例えば、特定の文字盤色や素材、あるいは特別な機能を搭載したモデルは数百万円ほど高い価格帯で取引される場合があります。また、ヴィンテージモデルの中には、経年変化による味わいや歴史的な背景から、現代モデルよりも高い評価を受けるものも少なくありません。
これらの希少モデルは、投資対象としてだけでなく、時計愛好家にとっての憧れの存在であり、その価値は今後も高まる可能性を秘めています。
ロレックススポーツモデルは資産価値が高い
ロレックススポーツモデルは、さまざまなアクティビティに適応できる機能性と耐久性を兼ね備えたモデルです。新品・中古を問わず人気があり、安定した価値を持つ資産として注目されています。
購入や買い取りをご検討のお客さまは、ロレックススポーツモデルの取り扱い実績の豊富なロデオライブにご相談ください。ロデオライブではリアルタイムで買取価格が分かる無料LINE査定や、宅配・出張 ・店頭買取など、お客さまに合ったスタイルでご利用いただけます。ぜひお気軽にお問い合わせください。
ロデオドライブの買取サービスは こちらから
ロレックスの買取詳細はこちら