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COLUMN

2022.04.15 (最終更新日2023.09.14)

ルイヴィトンのタンブールとは?腕時計ブランドに負けない魅力を徹底解説!

ルイヴィトンというと、バッグや財布などを思い浮かべる方も多いでしょう。しかしルイヴィトンでは腕時計も扱っています。

ルイヴィトンの腕時計で代表的なアイテムは「タンブール」です。タンブールにはどのような魅力があるのでしょうか。この記事では、タンブールについて知りたい方に向けて、タンブールの特徴や歴史、おすすめアイテムや最新アイテムまで徹底解説します。

※この記事の情報は2022年4月現在のものです。最新情報については公式サイトをご確認ください。

タンブールとは?

タンブールはルイヴィトンが販売している腕時計の名称です。タンブールとはフランス語で、円筒形状という意味があります。簡単にいえば「太鼓」のことで、その名のとおりタンブールは太鼓をモチーフにしたといわれています。

タンブールは、16世紀にドイツで初めて作られた旅行用小型携帯時計である「ドラムウォッチ」を由来としており、非常にインパクトのあるフォルムとなっていることが特徴です。

タンブールの特徴とは?

タンブールに興味はあっても、どのような時計なのか詳しく知らないという方も多いでしょう。ここからはタンブールの特徴を4つご紹介します。タンブールの特徴を知り、購入の際の参考にしてください。

個性と高いデザイン性

タンブールの特徴は、個性的なフォルムです。タンブール(太鼓)という名前のとおり、ケースを横から見ると、太鼓の一部分もしくは鏡餅のように裏側がふっくらと丸みを帯びています。ケース自体も厚みがあり、寸胴のような見た目でインパクトがあります。

発売当時の主流から見ればとても画期的なデザインで、2022年4月現在でも強いインパクトを与えるものとなっています。

また文字盤にはルイヴィトンのブランドカラーであるブラウンカラーを採用しています。多くの時計メーカーでは視認性の悪さから敬遠されるカラーを上手く使い、現在でも一部のモデルに採用されています。

知名度とリセール価格の高さ

タンブールは、知名度の高さも特徴の1つです。「ルイヴィトン」というブランドは、さまざまなアイテムを取り扱っており、高級ブランドとして有名です。ブランドに詳しくない方でも名前だけは知っているというケースも多いでしょう。

また知名度と人気が高いブランドなので、その分リセール価格も高くなります。新しい腕時計に買い替えたいなどの理由で売却に出す場合でも、高額で買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。

高い技術力

ルイヴィトンは時計メーカーではなくアパレルブランドですが、高い技術力がありムーブメントも自社製を採用しています。アパレルブランドでありながら、ムーブメントから自社で一貫製造するマニュファクチュールを実現していることも特徴でしょう。

ルイヴィトンの属するモエ・ヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)グループの傘下には、技術力の高い高級腕時計ブランドのゼニスがあり、当初は同社の評価の高いムーブメントを搭載していました。

しかし2014年にスイスのジュネーブに自社製品の開発製造を行う拠点を設立し、自社開発ムーブメントを製造するようになりました。

さまざまなバリエーション

タンブールにはさまざまなバリエーションがあります。そのため自分好みの腕時計を探しやすいことは大きな特徴でしょう。タンブールの主なバリエーションとしては、以下が挙げられます。

・タンブール・クロノグラフ:2002年の発売当初から続く、タンブールの定番モデル
・タンブール・ラブリーカップ:ルイヴィトンの代表的なモノグラムをモチーフにしたモデル
・タンブール・GMT:「旅」をコンセプトにしたモデル
・タンブール・ダイビング:ダイバーズモデル
・タンブール・レガッタ:ヨットレースを記念して作られたモデル

代表的なバリエーションを紹介しましたが、これ以外にもさまざまなモデルがあります。中古市場でも活発に取引されていますので、自分のお気に入りを探してみてはいかがでしょうか。

タンブールの歴史

タンブールは、2002年に発表されました。ルイヴィトン初の本格的なウォッチコレクションとして発表されたもので、16世紀にドイツで初めて作られた寸胴ケースの旅行用小型携帯時計「ドラムウォッチ」に由来しているといわれています。

ドラムウォッチは最初の旅行用時計として知られており、小型で持ち運びできる時計として開発されました。そのため旅行用バッグの製作をルーツとして旅をテーマにモノづくりをしてきたルイヴィトンにとって、最良のモチーフだったといえるでしょう。

その後、2011年には自社製ムーブメント「タンブール ミニッツリピーター」を発表し、2013年には「タンブール スリム」、2017年には「タンブール ムーン」を発表しています。

タンブールのおすすめモデル

タンブールにはさまざまなモデルがあるため、どのモデルを選べばいいのかわからない方も多いでしょう。モデルによってデザインや特徴が異なるため、しっかりと特徴を把握することが重要です。

ここでは、タンブールのおすすめモデルを5つご紹介します。タンブールの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

タンブール ムーン デュアルタイム (QA105Z)

こちらは「旅の真髄(こころ)」をテーマにした腕時計です。モダンかつスタイリッシュなデザインですが、フェミニンさも兼ね備えているため、重すぎないデザインが好きな方に向いています。

また文字盤の中心は大きくくぼませてあり独創的な見た目となっています。モノグラム・フラワーデザインと、フラワーシェイプのGMT針の組み合わせは、ルイヴィトンの伝統を思い起こさせるでしょう。

4時間表示となっているため、ローカルタイムとホームタイムがはっきりと認識できるのも特徴です。

タンブール オトマティック クロノグラフ ダミエ・グラフィット レース (QA130Z)

こちらはネオングリーン×シルバーのVモチーフが印象的な腕時計です。全体はブラックやグレーなどのモノトーンでまとめられていて落ち着いた雰囲気がありますが、文字盤に施された鮮やかなネオングリーンと華やかなシルバーが遊び心を演出しています。

ルイヴィトンの特徴であるダミエ柄に、「V」シグネチャーを大胆にあしらっている点も魅力でしょう。洗練されたイメージながらスポーティさも演出できるため、カジュアルなシーンにもなじみます。

タンブールダミエコバルトブルー&ゴールドクロノグラフAPH46(QA090Z)

こちらは落ち着いたダミエ・コバルト地に華やかなゴールドが映える腕時計です。ルイヴィトンの代表的な柄であるダミエ・コバルトは落ち着いた大人の雰囲気を醸し出します。文字盤にはゴールドとホワイトでプリントされたVシグネチャーがあしらわれているため、適度な遊び心と華やかさを演出してくれるでしょう。

ネイビーのラバーで覆われたリューズとポリッシュ加工したステンレススティールのケースも特徴的です。秒針と文字盤の一部にあしらわれたブルーもおしゃれさを演出します。

タンブール オトマティック GM モノグラム エクリプス(QBB168)

こちらは、さまざまなシーンで活躍できるタイムレスな腕時計です。グレーとシルバーを上手く組み合わせているデザインが特徴で、落ち着いた雰囲気もありながらスタイリッシュで都会的な印象も与えます。

自社の時計製造アトリエで開発された文字盤を使用しており、ルイヴィトンを代表するデザインである、モノグラム・エクリプス キャンバスの質感を再現しています。繊細さと大胆な個性を巧みに融合させたデザインが特徴的で、どのようなシーンにもなじむような仕上がりです。

タンブール オールブラック 34(QA048Z)

こちらは光沢感がありエレガントな雰囲気の腕時計です。ブラックカラーのPDVコーティングを施したステンレススティールのケースは、艶感があり重厚感やゴージャスな印象を与えるでしょう。

光沢感のあるダイアルに、ピンクゴールドカラーが映えるデザインです。文字盤にはピングゴールドのモノグラム・フラワーをあしらっており、重厚さだけではなく華やかさを演出しています。裏面にはモノグラムがプリントされているため、さりげなくブランドをアピールできる仕様です。

近年のタンブール

タンブールはさまざまなモデルが開発されています。ベーシックなモデルは魅力的ですが、最新モデルについて知りたいという方も多いでしょう。以下では、タンブールの2021年登場モデルを紹介します。

3つの最新モデルを紹介するので、自分好みのモデルを見つけましょう。

タンブール カーブ フライング トゥールビヨン

こちらはメビウスの帯から発想を得たデザインです。キャリバーをはじめとして、素材やケース、ストラップ、フォールディングバックルと細かな部分に至るまで、すべてが新しく設計、開発されたタンブールの新作です。

2021年の新作は、GMT機能が搭載されています。9時の位置にフライングトゥールビヨンが、3時の位置にはインダイアルが配置されています。チタニウムとチタニウム&ピンクゴールドの2種類があり、チタニウムは落ち着いた印象、チタニウム&ピンクゴールドは華やかな印象と、自分好みのカラーを選べるのも特徴です。

タンブール カルペ・ディエム

こちらはスカル(頭蓋骨)とヘビのモチーフが使われている、非常にインパクトの強い腕時計です。複雑な機構をしており、ジャンピングアワー・レトログラードミニッツ・パワーリザーブインジケーター・オートマトンの4つの機構が搭載されています。

モノグラム地にスカル、鮮やかな金色のヘビがあしらわれており、印象的な意匠となっています。またシースルーバックとなっており表だけでなく裏からも楽しめるのが特徴です。ケースバックから見えるブリッジもスカルをかたどっており、細部までこだわって作られています。

タンブール ムーン フライング トゥールビヨン ポワンソン・ド・ジュネーヴ サファイア

こちらはサファイアクリスタル製のケースを採用しており、ムーブメントが浮遊しているかのように見えるのが特徴です。サファイアクリスタルケースは、あらゆる角度から時計の内部が透けて見える構造になっているため、内部の機構をじっくりと鑑賞できます。

硬度が高いサファイアクリスタルのブロックから円柱を1つずつ削り出し、ミドルケースや裏蓋、ルイヴィトン(LV)の文字を飾るブリッジを形成しています。カラーリングは、ピンク・ブルー・クリアの3種類です。また、このモデルはサファイアクリスタル製モデルとしては史上初ジュネーブ・シール認証を取得しています。

個性と技術力を併せもつタンブール

ルイヴィトンのタンブールは太鼓のような見た目で強いインパクトがあります。アパレルブランドでありながら自社開発のムーブメントを搭載しており、高い性能とデザイン性を両立しています。また、さまざまなモデルがあるため、自分好みの腕時計を探しやすいでしょう。

ロデオドライブでは、ルイヴィトン製品の買取はもちろんのこと、販売も行っています。タンブールの売却・購入をお考えなら、ぜひご利用ください。

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