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COLUMN

2021.11.08 (最終更新日2021.11.08)

トゥールビヨンとは?特徴や仕組み、搭載モデルをわかりやすく解説

時計好きな方ならトゥールビヨンという言葉を1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。トゥールビヨンは機能性の高さだけでなく、美しい見た目でも注目を集めます。

とはいえ、名前は聞いたことはあるものの、具体的にどのような機構で何がすごいのかまではわからないという人もいるでしょう。そこでこの記事では、トゥールビヨンの特徴や仕組みをはじめ、搭載モデルについて解説します。

トゥールビヨンとは?

トゥールビヨンはフランス語で「渦」という意味で、時計に搭載されている渦巻き状のヒゲゼンマイにかかる重力の影響を減らすための仕組みです。時計の歴史を200年早めたといわれる天才時計師アブラアン・ルイ・ブレゲが1800年ごろに発明しました。

ヒゲゼンマイは時計の精度を左右する重要なパーツで、腕時計が正確に時を刻むためには、常に規則正しく伸縮しなければなりません。しかし、繊細なヒゲゼンマイは向きによって重力の影響を受け、時計としての精度がダウンしてしまいます。そこで、時計がどのような姿勢になっても正確性を維持するべく、発明されたのがトゥールビヨンなのです。

トゥールビヨンの特徴

トゥールビヨンは機能性の高さもさることながら、見た目のインパクトからも注目を集めています。多くの時計は機構が文字盤で隠れてしまうものの、トゥールビヨンは機構そのものや動きを見て楽しむことができるのが特徴です。

トゥールビヨンが搭載されている時計は、文字盤の一部がくり抜かれており、ゆっくりと部品が回転しているところを確認できます。高度な技術を持つ時計師でなければ作り出せないトゥールビヨンをいつでも眺めることができるのは、贅沢な時計の楽しみ方といえるでしょう。

トゥールビヨンの仕組み

トゥールビヨンの仕組みはブランドによって構造が異なることがありますが、基本的な原理は一緒です。機械式時計は一般的に1番車の香箱が回転し、2番車、3番車、4番車を介して脱進機と調速機に動力が伝わる仕組みになっています。

一方、トゥールビヨンの場合は固定された4番車の上に、テンプ・ガンギ車・アンクルなどがひとまとめになっているのが特徴です。これらのパーツがまとめられている部分はキャリッジと呼ばれています。ガンギ車 はキャリッジからはみ出すように設置されており、その先に付けられた歯車が4番車と噛み合うことでキャリッジが1分間に1回転し、重力の影響を分散する仕組みです。

世界三大機構のひとつ

トゥールビヨンは高級腕時計にのみ搭載される繊細な機構で、世界三大複雑機構のひとつです。仕組みを見れば、いかに高度な技術を要する機構なのかがわかるでしょう。

では、トゥールビヨン以外の世界三大複雑機構にはどのようなものがあるのでしょうか。時計をより楽しむためにも、チェックしておきましょう。

ミニッツリピーター

世界三大複雑機構のなかで最も古い起源となるのがミニッツリピーターです。時計のケースについているレバーやボタンを押すことで、内部に搭載されたハンマーが鐘をたたき3種類の音で時間を教えてくれます。

もともとは置き時計に搭載されていましたが、トゥールビヨンを発明したブレゲが懐中時計用に小型化し、その後ルイ・ブラン社(現在のオメガ)が腕時計に初めて搭載しました。

ミニッツリピーターが開発された当時は現在のように照明が発達しておらず、街灯もなかったため夜間や暗闇で時刻を確認するのが難しい時代でした。そこで、文字盤が見えなくても時刻がわかるミニッツリピーターを懐中時計や腕時計にも搭載できるようにしたのです 。

ミニッツリピーターの解説コラムはこちら

パーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)

パーペチュアルカレンダーは永久カレンダーとも呼ばれている機構です。通常、機械式時計は30日で終わる月や2月の末日に日付を調整しなければいけません。年に1度の調整で済むアニュアルカレンダーもありますが、パーペチュアルカレンダーは100年に1度の調整で済みます。

月ごとの日数の違いはもちろん、うるう年の調整まで自動で行う機能で、こちらもブレゲが1975年に基礎を発明しました。

腕時計の日付は、故障を避けるために日付変更禁止時間帯が設けられています。この時間帯を避けて定期的に日付調整するのは手間がかかりますが、パーペチュアルカレンダーが搭載されている時計なら、100年に1度の変更で済むのです。

トゥールビヨンの歴史

トゥールビヨンが発明されたのは1800年ごろのことです。当時は縦の姿勢でポケットに入れて持ち歩く懐中時計が主流でした。しかし、繊細なヒゲゼンマイは縦の姿勢になることで重力の影響を受け、精度を落としてしまいます。そこで、天才時計師ブレゲは、時計がどのような姿勢になっても高い精度を保つにはどうしたらよいのか、研究を始めました。

ブレゲは、ヒゲゼンマイが縦の姿勢になることで重心が変わり規則正しい伸縮が行えないことに着目し、逆転の発想ともいえる「ヒゲゼンマイの姿勢を常に変える」ことを考えます。この方法で重力の影響を分散し、時計が縦の姿勢になっても精度を保つことができるようになりました。なお、トゥールビヨンは1801年に特許を取得しています。

懐中時計から腕時計へ

主に懐中時計の正確性を保つために発明されたトゥールビヨンが初めて腕時計に搭載されたのは、1930年のことでフランスの腕時計ブランドLIP(リップ)でした。それから1947年にオメガが、1948年にはパテックフィリップも開発しています。

ところが、1969年にクォーツ時計が登場したことで、機械式時計の存在感が薄れてしまいました。その後しばらく機械式時計の人気は下火になります。1983年になると時計ブランドとしてのブレゲがトゥールビヨンを搭載した腕時計を発表したことで、トゥールビヨンが復活しました。

1980年代後半には機械式時計が再度注目されるようになり、そのブームに乗ってトゥールビヨンの魅力が多くの人に知れ渡ることになったのです。

トゥールビヨンは3種類

ブレゲが基本を発明したトゥールビヨンですが、2021年9月現在では、「ノーマルトゥールビヨン」「フライングトゥールビヨン」「ジャイロトゥールビヨン」の3種類があります。

ノーマルトゥールビヨン

ブレゲが懐中時計向けに発明した、トゥールビヨンの基本ともいえる機構を腕時計用に小型化した種類です。ブリッジとキャリッジを備えたオーソドックスなタイプで、クラシックな雰囲気を放ちます。ノーマルトゥールビヨンは、製造技術が進歩した2000年を過ぎた頃から量産できるようになりました。

それまではなかなか手の届かないような高級腕時計でしか採用されなかった機構ですが、技術が進歩したおかげでメジャーなブランドでも製造するようになります。比較的手が届きやすい価格帯のものもあるのが特徴です。

フライングトゥールビヨン

フライングトゥールビヨンは、その名の通りキャリッジが浮いているように見えるタイプで、ノーマルトゥールビヨンには備わっているブリッジがありません。ブリッジがないことで浮かんでいるように見えるのです。キャリッジの表と裏両方から支えているノーマルトゥールビヨンに対して、フライングトゥールビヨンは裏側のみにブリッジを備えています。

機械式時計のみを製作することで有名な老舗ブランド、ブランパンが1989年に腕時計で初めて採用しました。ブリッジが片側にしかないため、ノーマルトゥールビヨンよりも、さらに高度な技術を要するといわれています。

ジャイロトゥールビヨン(3D球体トゥールビヨン)

ジャイロトゥールビヨンは、高級腕時計ブランドのジャガールクルトが開発したもので、3D球体トゥールビヨンとも呼ばれています。3Dの球体に収められたキャリッジが回転して重力の影響を分散させる仕組みです。

トゥールビヨン自体もともとインパクトのある機構ですが、ノーマルトゥールビヨンやフライングトゥールビヨンを超える独創的な形状が美しいと注目を集めています。ジャイロトゥールビヨンは非常に美しく魅力的ではあるものの、その分、価格も高価です。

トゥールビヨンが搭載されている高級腕時計5選

機構の複雑さだけでなく、目でも楽しめるのがトゥールビヨンの特徴です。最後に、トゥールビヨンが搭載されている高級腕時計を5本紹介します。

タグホイヤー カレラ(Ref.CAR5A8W.FT6071 )

Ref.CAR5A8W.FT6071は、6時位置にフライングトゥールビヨンが配置されているデザインです。65時間ものパワーリザーブを有する自動巻きクロノグラフムーブメントと、100m防水という機能性の高さもタグホイヤーならではといえるでしょう。

トゥールビヨン搭載時計といえば、1000万円を超える金額となるのが一般的でしたが、こちらは発表当時、定価100万円代で購入できるトゥールビヨンとして注目を集めました。

ブレゲ クラシック トゥールビヨン クロノグラフ(Ref.3577PT/15/9V6)

Ref.3577PT/15/9V6はブレゲのトゥールビヨン搭載クロノグラフで、12時位置にトゥールビヨンが配置されています。革ベルトとプラチナ仕様のケースが紳士的な印象のモデルです。

シースルーバックで腕時計内部の精巧な機構を堪能できるのもポイントです。ケース径は37mmとほどよい大きさで、日本人の手首にもしっくりと馴染むでしょう。ただし、Ref.3577PT/15/9V6は生産終了品なので、中古市場で探す必要があります。

ゼニス キャプテン トゥールビヨン(Ref.03.2190.4041/01.C498)

ゼニスといえばエルプリメロですが、Ref.03.2190.4041/01.C498はエルプリメロをベースにトゥールビヨン機能を追加したCal.4041Cを搭載しています。

トゥールビヨンは12時位置に配置されており、シンプルなシルバー文字盤によく映えます。ケースバックにゼニスのシンボルマークである星が施されている部分もポイントです。こちらも生産終了品なので、中古市場で探しましょう。

ジャガールクルト レベルソ ハイブリス・メカニカ キャリバー185(Ref.Q7103420)

Ref.Q7103420は世界初となる4つのダイヤルを搭載した史上最も複雑なレベルソで、6年もの歳月をかけて開発されました。世界でわずか10本の限定生産なので、大変希少価値があります。

スクエア型のケースには世界三大複雑機構を含む11種類もの複雑機構を搭載し、12件の特許を取得したCal.185が搭載されています。美術品のような美しい超高級腕時計です。

オーデマピゲ ロイヤル オーク トゥールビヨン エクストラ シン(Ref. 26521BC.ZZ.1220BC.01 )

オーデマピゲのRef.26521BG.ZZ1220BC.01はジャパンブティック限定モデルです。極薄のトゥールビヨンムーブメント、Cal.2924を搭載したK18ホワイトゴールド製のケース&ブレスレット仕様となっています。

エヴォールティブタペストリー模様のブラックダイヤルには、蓄光処理が施されたK18ホワイトゴールドアプライドアワーマーカを採用、ベゼルに配置された32個の大振りなバゲットカットダイヤモンドが、時計の存在感をアップさせています。

時計の歴史を感じるトゥールビヨン

世界三大複雑機構の1つ、トゥールビヨンは技術が進んだ現代では必ずしも必要ではない機構かもしれません。しかし、その美しさとインパクトから、多くの時計ファンから注目され続けています。時計の精巧な機構と歴史を目の前で楽しみましょう。

いつの時代も一定の人気を集めるのがトゥールビヨンです。もしお手持ちのトゥールビヨン搭載時計を売却したいとお考えの場合は、ロデオドライブにおまかせください。

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