ブライトリングのクロノマットはなぜ人気?その理由を解説-ブランド買取なら高価買取の「ロデオドライブ」へ

宅配買取全国対応

03-5784-1121

【受付時間】11:00~19:00

無料LINE査定実施中!

COLUMN

2021.03.18 (最終更新日2021.09.14)

ブライトリングのクロノマットはなぜ人気?その理由を解説

ブライトリングのなかでも代表的なモデルとして有名なのがクロノマットです。時計愛好家のなかには数ある高級ブランドのなかから、あえてブライトリングを選ぶ人もたくさんいます。

しかし、ブライトリングはロレックスやオメガに比べると日本では知名度が低く、そもそもブランド自体を詳しく知らないという人もいるのではないでしょうか。

この記事ではブライトリングの概要から代表的なモデルのクロノマットの特徴、人気モデルまで徹底解説していきます。

ブライトリングとは?

ブライトリングは1884年創業のスイスの老舗腕時計メーカーです。創業当初からスピードを計測する性能には定評があり、製品が警察に公式採用されるなど当時から高い技術力を持つブランドとして、その名を馳せていました。

20世紀前半は航空機が実用化され始めた時代で、創業者のレオン・ブライトリングは最新技術が駆使された航空機に興味を持つようになります。ついにはパイロット用の懐中型クロノグラフを製作し、それがブライトリングの特徴でもあるパイロットウォッチの礎となりました。

現代でもブライトリングは航空業界とのつながりが強く残っていて、代表的なモデルには回転計算尺が付いているものもあります。「時計ではなく航空用の計器である」という理念のもとに、コックピットウォッチやストップウォッチ、クロノグラフを主力として製造し、趣味性が強く男心をくすぐるデザインが多いのが魅力です。

また、自社ブランドの性能の高さをアピールするために、1999年には「100%クロノメーター宣言」を行い、それ以降に製造する製品はすべてクロノメーター検定に合格しているのも大きな特徴となっています。

クロノマットの歴史

ブライトリングの数あるコレクションのなかでも、最も現代的で機能的なパイロットクロノグラフといわれているのが、クロノマットです。クロノマットは、1952年に製作されたナビタイマーと共にブライトリングを代表するパイロットウォッチとして人気を集めています。

どちらも人気モデルではありますが、一般的にクロノマットが現代的でナビタイマーが古典的といわれており、ユーザーの趣味嗜好によって好きなモデルが分かれることが多いでしょう。

クロノマット(CHRONOMAT)という名称は、ストップウォッチ付きの時計を表す「クロノグラフ(CHRONOGRAPH)」と数学を意味する「マテマティクス(MATHEMATICS)」の2つの言葉を合わせた造語です。

元祖クロノマットは第二次世界大戦の最中である1942年に誕生しました。当時のパイロットたちの要望に応えて、飛行機の操縦に欠かせない回転計算尺をベゼルに搭載した世界初の腕時計として注目を集めます。
しかし、現在一般ユーザーに愛されているのは、1984年に当時の社長であったアーネスト・シュナイダーとイタリア空軍のエアアクロバットチームが共同で開発したコレクションです。

1970年代、腕時計業界はクオーツショックにより経営面で苦境に立たされていました。そうしたなか、クロノマットのヒットはブライトリングの経営を改善したほか、機械式時計の世界的な人気復活に向けての大きな転機となったとされています。

クロノマットの特徴

クロノマットはパイロットクロノグラフなので、一般的なコレクションとは違うさまざまな特徴があります。そうした「ほかの腕時計とは違う部分」に魅せられて、クロノマットのファンになる人も多くいます。

ここからはクロノマットの特徴についてより詳しく解説していきます。

特徴その1:「ライダータブ」

ライダータブとは回転ベゼルの「0分」「15分」「30分」「45分」に配置された突起状の目盛りです。このライダータブが優れている点には「突起状なので操作が簡単」「視認性や耐衝撃性の向上」が挙げられます。

パイロットはグローブをはめて操縦しているため、突起のない従来の回転ベゼルではいざ時間を計ろうと思っても簡単にはできませんでした。クロノマットのライダータブなら突起があるため、グローブをはめたままでも指に引っかかりやすく、操作が簡単です。

回転ベゼルの目盛りを分針に合わせれば時間の計測ができるのはもちろん、15分と45分の位置を入れ替えればカウントダウンも容易にできるように改良されました。また、突起が目印になることで視認性が向上したほか、突起となっていることで風防ガラスに直接圧力が加わりにくく、頑丈さが増した点もメリットになります。

このようにパイロットにとって多くのメリットがあるライダータブは、クロノマットの生みの親であるアーネスト・シュナイダーが実際に搭乗するパイロットたちのニーズを聞いて実現した機能です。
さらに、現代ではライダータブのカラーをゴールドにしてアクセントをつけるなど、デザイン性を高めるという意味でも重要な役割を果たすパーツになっています。

特徴その2:「自社開発ムーブメントを搭載」

クロノマットには自社開発ムーブメントである「キャリバー01」が搭載されているのも魅力です。2004年から開発をスタートし、多くのテストをクリアして2009年から実用化されたキャリバーには、数々の便利な機能が備わっています。

キャリバー01の特徴としてまず挙げられるのが「いつでも日付変更できる」点です。一般的なムーブメントには、夜中から朝方にかけて日付変更してはいけない時間帯がありますが、キャリバー01にそのような制約はありません。

また「パワーリザーブ70時間」「5年間保証」というのも嬉しい点です。特に5年間保証は高級時計を始めて買う人でも安心できるのではないでしょうか。これは、構造を熟知している自社開発ムーブメントだからこそのサービスで「簡単には故障しない」というブライトリングの自信の表れだといえます。

特徴その3「歴史の長さ」

クロノマットは1984年の発表からおよそ40年の歴史を誇るコレクションです。その40年の間に、バリエーションに富んださまざまなモデルが発売されていて、同じクロノマットでも自分の好みに合ったものを選べるのも魅力のひとつになっています。
どれを選ぶかはその人の好み次第ではありますが、2000年を境にしてデザイン性が変わっていることは知っておきましょう。

基本的に2000年以前に発売されたモデルはケースサイズが小ぶりでノスタルジックさを感じさせるものが多く、日本人にもマッチするデザインが多いです。ケースサイズがあまり大きくない分、カジュアルはもちろんフォーマルなスーツスタイルにもよく合います。

一方2000年以降は時計業界でトレンドになったデカ厚を意識した現代的なデザインが多いのが特徴です。ケースサイズは大きなものが多いので、どちらかというとカジュアルなシーンで使いやすくなっています。

クロノマットのおすすめモデル5選

ここまでブライトリングやクロノマットの歴史、特徴について解説してきました。人気コレクションのクロノマットはさまざまなモデルが発売されており、中古市場でも高値で取引されるケースも多いです。そこで、クロノマットの代表的なモデルを5つ紹介していきます。

人気モデル①クロノマット エアボーン A005B13PA

2014年にクロノマットの発表から30周年を迎えたことを記念して作られたモデルです。自社開発ムーブメントのキャリバー01が搭載され、500mという高い防水性能を誇ることでも知られています。

裏蓋にはクロノマットを共同で開発したイタリア空軍のフレッチェ・トリコローリをイメージした機体がデザインされており、30周年記念モデルであるという点からもブライトリングの愛好家から高い支持を得ています。全体的なデザインは比較的シンプルであるため、クロノマットを初めて購入する人でも選びやすいモデルです。
(※現在は生産されておりません。)

人気モデル②クロノマット 41 A014B52PA

ケースサイズが41mmと初代に比べて大きい点や自社開発キャリバーが搭載されているのが特徴のモデルです。自社開発キャリバー01の搭載によって、クロノマットの機能性の高さを存分に感じられるモデルになっています。また、防水性能も高く、300m防水を達成したダイバークロノグラフとしても高評価を得ています。

シルバーのブレスレットやベゼルにブラックの文字盤がよく映えており、デザイン性の高さも人気の理由になっています。ケースサイズが多き過ぎない点も相まって、カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンで着用できるでしょう。
(※現在は生産されておりません。)

人気モデル③クロノマット 44 フライングフィッシュ A016B08PS

フライングフィッシュは、オーストリア人のハーバード・ニッチ氏とコラボして生まれたモデルです。ニッチ氏はフリーダイビングの第一人者で、彼が記録した214mという潜水記録は驚異的な世界記録として話題になりました。
ニッチ氏はオーストリア航空のパイロットでもあり「フライングフィッシュ」と呼ばれていることから、そのチャレンジ精神を称えこのモデルもそのニックネームを使用しています。

フライングフィッシュの側面はポリッシュ仕上げですが、それ以外はマットな専用ケースを装備しており、その輝きの違いによって全体的な美しさを際立たせているのが特徴です。防水性能も500mと非常に高い性能を誇っていて、クロノマットのなかでも個性的なコレクションとして人気があります。
(※現在は生産されておりません。)

人気モデル④クロノマット GMT A041B69PA

47mmという大型のケースサイズが特徴的なモデルで、ブライトリングが完全自社開発したキャリバー04を搭載しています。トラベラーズウォッチとしての機能が充実しているのが特徴で、秒針を停止させることなく、ローカルタイムを調整できるのが大きな特徴です。

また、文字盤にある赤い大きな針は出発国の昼夜が一目でわかるように設計されており、ユーザーの利便性に配慮されています。

文字盤の美しさにも定評があり、実用性とデザイン性の両面で高い評価を受けているモデルです。旅行や出張など、海外へ頻繁に出かける機会のある人に特におすすめできるモデルになっています。
(※現在は生産されておりません。)

人気モデル⑤クロノマット 44 A012B67PA

ベゼルはサテン仕上げ、文字盤はオニキスブラックでシャープな大人の渋さを感じさせてくれるモデルとなっています。前述したブライトリング初の自社開発ムーブメント「キャリバー01」を搭載した旧モデルで、70時間のパワーリザーブや24時間早送り可能なデイト機能を備えているうえ、500mの防水性能を誇ります。

2011年にモデルチェンジしたもので、ベゼルにヘアライン仕上げを施すことにより、タフで男性的なイメージに仕上がっています。実用的な仕様なので、デイリー使いにおすすめです。

クロノマットは心ときめくパイロットウォッチ

ブライトリングはロレックスやオメガといったブランドに比べると一般的な知名度はないかもしれませんが、時計の魅力という点で劣っていることは決してありません。むしろ、パイロットウォッチという男心をくすぐる趣味性の高さに魅了されたファンも多くいるブランドです。

そんなブライトリングを代表するクロノマットは中古市場でも人気があるので、ご自宅に眠っているアイテムがある方は査定に出してみてはいかがでしょうか。

ブランド買取専門店ロデオドライブでは、現行モデル・旧モデル問わず人気を集めるクロノマットの高価買取を実施しています。ロデオドライブは国内最大級の業者間オークションを行っているほか、国内店舗や海外へのセールスルートをもっていることで幅広く高価買取が可能です。

また、販売や修理を自社で行っているため、手数料を省けることも買取価格をアップできる理由になっています。クロノマットの買取依頼をご希望の方は、創業から67年の歴史を誇るロデオドライブへぜひご相談ください。気軽に相談できる無料LINE査定宅配買取も受け付けています。

簡単査定で買取価格をチェック

ブランド買取が初めての方におすすめ



今月のキャンペーン