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COLUMN

2021.04.17

ゼニスのエルプリメロとは?開発の歴史や驚きのスペック、搭載モデルまで徹底解説!

2021年現在、高級腕時計市場には多くの人気ブランドがひしめいています。多くの人はそういった人気ブランドの「ブランド力」に魅力を感じ、そのなかから自分の好みに合ったものを購入しています。

しかし、コアな腕時計ファンのなかには、ブランドに関係なく内蔵されているムーブメントに魅力を感じ、好んで身につける人もいます。こうしたコアな時計愛好家から高く評価されているのが、ゼニスの「エルプリメロ」です。

この記事では、腕時計の上級者から好まれるエルプリメロとはどのようなムーブメントなのかに焦点をあてて紹介していきます。

ゼニスのエルプリメロとは?

エルプリメロは、ゼニスという時計ブランドが開発したムーブメントです。発表されたのは、1969年1月10日で、2019年に50周年を迎えました。名前の由来は「NO.1」や「第1の」という意味を持つエスペラント語で、その名のとおり、業界でも屈指の性能を誇るムーブメントとして認知されています。

一般的に腕時計は、特定のブランドやコレクションに目をつけてから商品を探す人が多いでしょう。例えば、ショップの店員に「ロレックスのデイトナはありますか?」や「カルティエのタンクはありますか?」といった聞き方をするケースです。

しかし、エルプリメロは製作したゼニスのみならず、その優秀さからほかの有名ブランドでも採用されています。そのため、時計上級者のなかには、エルプリメロが搭載されているモデルのなかから購入する商品を探す人がいるぐらい有名なムーブメントです。

エルプリメロの歴史

エルプリメロを語るために、まずはそれを生み出したゼニスというブランドについて説明しましょう。

ゼニスは1865年にスイスで創業した時計ブランドです。創業者は天才時計技師として名高い「ジョルジュ・ファーブル=ジャコ」で「過去には存在しないほど高性能な最高級の腕時計を作る」ことを理念としていました。ジャコはその理念を実現するために時計業界としては初めてマニュファクチュール工場を建設し時計製造の機械化を次々に進め、ゼニスは一躍名門ブランドの仲間入りを果たします。

そして、1969年にはブランドとしてより多くの付加価値を出すために、自社ならではの特徴を持った機構の開発に着手しました。その開発の結果生まれたのが、世界初の高性能クロノグラフとなったエルプリメロです。

エルプリメロの救世主、シャルル・ベルモ

エルプリメロの名声確立に深く携わった重要人物としては「シャルル・べルモ」が挙げられます。シャルル・べルモは、もともとゼニスで働いていた時計職人のひとりで、エルプリメロの開発計画にも初期の段階から加わっていました。

エルプリメロが発売されてから間もなく、時計業界ではセイコーに代表されるクォーツ時計が中心となり、ゼニスが作るような機械式時計は苦境に陥ります。そして、1975年にはついに、当時のゼニスの経営陣がエルプリメロの生産中止を決定しました。

会社からは、エルプリメロに関する資料や工具を破棄する指示が出されました、しかし、べルモはその指示に従わず、それらを屋根裏部屋の人目につかない場所に隠したのです。

結果的にクオーツショックは一時的なものとなり、やがて機械式時計は見直され、ゼニスの経営も上向いていきます。ベルモは時期を見計らって隠していた資料や道具を会社に返却し、1984年にはエルプリメロの製作開始が決定されました。ベルモの勇気ある決断によってエルプリメロは救われ、現代のような人気ムーブメントになったのです。

エルプリメロの驚異的なスペック

ここまで、エルプリメロの誕生や危機を乗り越えた様子などを紹介してきました。しかし、実際にエルプリメロを好むユーザーがどのような点を気に入っているのか関心のある人も多いでしょう。

エルプリメロの魅力は何といっても驚異的なスペックです。そこで、具体的にどのようなスペックがあるのかを紹介していきます。

クロノグラフムーブメントの世界最高峰

エルプリメロが数あるクロノグラフムーブメントのなかでも世界最高峰だと呼ばれている理由は、他を寄せつけないほどのスペックを誇っていたからです。具体的にはパワーリザーブ時間が長いことやクロノグラフの計測精度が向上した点が挙げられます。

パワーリザーブ時間は当時としてはかなり長い約50時間で、丸2日腕時計を着用しなくても問題なく稼働する水準まで到達しました。また、振動数は毎秒10振動(5Hz)を達成したことで、1時間あたり「3万6,000振動」が可能になり、10分の1秒単位での計測が可能になっています。

エルプリメロはそうした素晴らしい性能の数々によって人気を保ち続け、2019年には50周年を迎えました。有名モデルのなかには50周年を迎えるものは珍しくありませんが、年々進化していくムーブメントがこれほど長期にわたって評価されているのは極めて異例です。長期間にわたって評価されているという事実が、いかにエルプリメロが素晴らしいスペックを誇っているかの証になっています。

2021年、進化型エルプリメロが発表

エルプリメロは発表から50年以上が経過した現代でも高く評価されていますが、2021年にはついに進化型が登場しました。それが、「エルプリメロ3600ムーブメント」で、従来の3万6,000振動に加えて、パワーリザーブ時間が60時間になるなどの改良が加えられました。

「エルプリメロ3600ムーブメント」は、新しく発表されたクロノマスタースポーツに搭載されています。シースルー仕様になっているケースバックからは、新しい機構の数々を存分に眺められるようになっており、ムーブメントの美しい動きを楽しみたいコアなファンを中心として注目を集めています。

ロレックスが注目!デイトナなどに搭載

エルプリメロの凄さは、時計業界のその他のトッププランドもその優秀さを認め、自社製品に搭載している点です。

例えば、ロレックスはエルプリメロに多少の改良を加えたムーブメントを、1988年から「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」に搭載しています。2000年になるとロレックスが自社開発したムーブメントに変更されますが、それまでの約12年間にわたって搭載されていました。現在ではエルプリメロが搭載されていたモデルは生産終了しているものの、今でも高い評価を受けています。

ほかにもタグホイヤーやパネライなどの高級ブランドも、エルプリメロを搭載したモデルが存在します。また、ウブロもエルプリメロとコラボした限定モデルを発表しており、希少価値の高いモデルとして知られています。

エルプリメロ搭載のおすすめモデル~ゼニス編~

エルプリメロは、もともとゼニスが自社ブランドの腕時計に搭載するためのムーブメントとして開発しました。その完成度の高さからロレックスのコレクションに搭載されたこともありますが、改良が加えられているため、オリジナルのエルプリメロを搭載しているのはやはりゼニスで販売しているモデルといえます。

そこで、エルプリメロが搭載されたゼニスのおすすめモデルを3つ紹介します。

ゼニス エルプリメロ クロノマスターフルオープン 38mm 51.2151.400/78.C810

時計の世界的な見本市であるバーゼルワールドで2017年に発表されたモデルで、その特徴はケースの両面がスケルトン仕様になっていることです。インダイヤルはデザインのアクセントとして、シルバー、ブラック、ブルーの3色を配置していますが、それ以外の部分はスケルトン仕様なので、エルプリメロを存分に堪能できます。
(※現在は生産されていません。)

美しい輝きを放つステンレスケースと、エレガントさを感じさせてくれるローズゴールドのベゼルがマッチしており、より高級感のある洗練された印象を与えてくれるアイテムとなっています。

ゼニス エルプリメロ スポーツ 03.2280.400/91.M2280

重厚感のある腕時計を探している人におすすめのモデルです。

腕時計のなかでは大型な部類に属する45mmのケースサイズを誇り、身につければ存在感を存分にアピールできます。文字盤には視認性を向上させるため、赤い秒針と剣型針が採用されているのも特徴です。文字盤のブラックと赤い秒針のコントラストが非常に美しく、クールでスポーティーな印象を与えてくれます。機能性とデザイン性の両面で高い評価を受けるモデルとなっています。
(※現在は生産されていません。)

ゼニス エルプリメロ 03.2061.405/21.M2060

こちらのモデルは1997年に発売が開始され、現在でも市場で高い評価を受ける「レインボーフライバック」の後継機です。レインボーフライバックと同じく、インダイヤルに名前の由来にもなっている虹をイメージさせるカラーが施されているのが特徴的なアイテムとなっています。

また、「スタート」「ストップ」「リセット」という3つの動作を瞬時に行えるフライバック機能付きのエルプリメロを搭載していることも高い評価を受けている理由のひとつです。デザイン性に富んだパイロットウォッチを探している人なら、チェックしてみましょう。
(※現在は生産されていません。)

エルプリメロ搭載のおすすめモデル~ロレックス編

前述したとおり、あの世界的に有名な時計ブランドのひとつであるロレックスも、かつてはエルプリメロを搭載していた時期がありました。

ロレックスは、エルプリメロの毎時3万6000振動をあえて毎時2万8800振動まで抑えたものを「ムーブメントCal.4030」として自社製品に搭載しました。振動数を抑えることによって、耐久性を高めていたのが特徴です。

エルプリメロはもともとゼニス社のムーブメントではありますが、そのように改良を加えてオリジナルにはない魅力を出している事例もあります。そこで、ここからロレックスのなかでエルプリメロを搭載しているおすすめモデルを紹介していきます。なお、ここで紹介するのは、すでに生産が終了しているモデルばかりである点にはご注意ください。

ロレックス デイトナ 16523

1988年に発売されたスポーツモデルです。それまで、ロレックスが発売するスポーツモデルのなかで唯一手巻き式だったのが、デイトナでした。このモデル以降、デイトナは自動巻きとなっていくという意味においては、ロレックスのなかでも大きな意味を持つアイテムです。

ゴールドをメインに使ったカラーリングによるゴージャスさと、文字盤におけるメカニカルなデザインの融合によって、新たなファンを獲得した逸品です。

ロレックス デイトナ 16520

1988年から2000年まで製造されていたモデルです。当時のトレンドに乗り、幅も厚みも従来モデルよりも一回り大きいものとなっています。

耐久性・実用性ともに大幅にアップしており、このモデル以降防水性能が100mに変更されている点もデイトナの歴史におけるマイルストーンといえるでしょう。さらに、風防にサファイアガラスが採用され、より耐久性もアップするなど現代のモデルと比べても遜色ないレベルの機能性を誇っています。

高級ブランドにも評価されるエルプリメロ

エルプリメロは時計ブランドのゼニスが作ったムーブメントです。クオーツショックを受け、一時は製造中止にまで追い込まれた過去を持ちますが、時計職人ベルモの機転を利かせた行動にも助けられ、現代では世界中の時計ファンから支持される伝説的なムーブメントとしての名声を得ることができました。

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