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COLUMN

2022.01.06 (最終更新日2022.06.14)

伝説の時計デザイナージェラルドジェンタとは?その生涯や作品を徹底解説!

高級時計を販売しているような有名ブランドには必ずといってよいほど、そのブランドを代表するアイコニックなコレクションが存在します。たとえば、オメガのコンステレーションやオーデマピゲのロイヤルオーク、パテックフィリップのノーチラスなどです。

そして、実は今例に挙げたそれらの時計はいずれも1人のデザイナーがデザインしたという事実をみなさんはご存じでしょうか。この記事では、フリーの天才時計デザイナーとして優れた功績を残したジェラルドジェンタについて紹介します。

伝説の時計デザイナー、ジェラルドジェンタ

ジェラルドジェンタはパテックフィリップやオーデマピゲといった高級時計ブランドの代表的なコレクションのデザインを手掛けた人物です。その独特のセンスは多くのブランドや時計愛好家に愛され、「時計界のピカソ」という異名で呼ばれることもあります。

時計界ではジェラルドジェンタの登場によって装着感という概念が新たに登場し、デザインの重要性があらためて認知されるようになりました。ブランドの垣根を越えて時計業界全体に大きなインパクトを与えたデザイナーとして知られています。

ジェラルドジェンタの生涯

ジェラルドジェンタは数々の大ヒット作品を手掛けていますが、彼の偉大さはその生涯について知るとより深く理解できるでしょう。ここからはジェラルドジェンタの生涯について解説します。

天才時計デザイナーとして活躍

1931年、ジェラルドジェンタは時計の本場であるスイスに、スイス系イタリア人として生まれました。彼はもともとジュエリーデザイナーを目指しており、実際にジュエリー学校を優秀な成績で卒業します。

ところが、当時のスイスにはジュエリーデザイナーの需要が多くなかったため、彼はやむなくフリーのデザイナーとして働き始めました。そんな彼の飛躍のきっかけとなったのは、腕時計ブランドであるユニバーサルジュネーブの商品デザインを手掛けたことです。

デザインした腕時計のヒットにより時計デザイナーとして第一歩を踏み出したジェラルドジェンタは、次々と有名ブランドから声がかかるようになり、数々の伝説を残していきます。

自分のブランドを設立

ユニバーサルジュネーブでの成功以後、次々にヒット作を生み出していったジェラルドジェンタは1969年についに自分の事務所を設立します。そして、ディズニーキャラクターが描かれたデザインで有名なレトロファンタジーシリーズや前衛的なデザインで評価の高いアリーナシリーズなどを世の中に送り出しました。

その後、ジェラルドジェンタが設立したブランドは2000年になると世界的に有名な高級宝飾ブランドであるブルガリ社の傘下に入ります。ブルガリ社のなかには現代でもジェラルドジェンタの名が冠されたラグジュアリーブランドが存在しており、この事例からも彼の持つ影響力がいかに大きかったかがよく分かるでしょう。

ジェラルドジェンタ本人は残念ながら2011年に80歳で亡くなりますが、2000年に立ち上げた彼の本名から名付けられた「ジェラルドチャールズ」というブランドは家族経営で現在でも存在しています。

ジェラルドジェンタがデザインした時計10選

ここまでジェラルドジェンタの功績や彼の生涯について紹介してきました。ここからは実際に彼がデザインしたとされる有名な時計を紹介していきます。高級時計に興味がある方なら一度は聞いたことのあるコレクションも多いはずなので、時計選びの参考にしてください。

ユニバーサルジュネーブ ポールルーター

ヨーロッパの航空会社が北極圏を通過する新しい航路の開拓に成功したことをきっかけとして、1954年に誕生した時計です。新しい航路により運航時間は大幅に短縮されましたが、北極圏では強い磁場が発生しているため、航空機の計器がそれに耐えられなくなるという問題がありました。
そこで、ユニバーサルジュネーブに新しい耐磁時計のオーダーが入り、そのデザインを任されたのがまだ無名だったジェラルドジェンタだったのです。

極圏航路(Polar Route)から名付けられたポールルーター(Polarouter)は、大きな存在感を発揮する文字盤外側のアワーマーカーやその後オメガのシーマスターにも採用されるツイステッドラグなどが特徴です。

そのデザイン性が評価されて有名コレクションの仲間入りを果たし、ジェラルドジェンタの知名度は飛躍的に高まりました。

パテックフィリップ ゴールデンエリプス

パテックフィリップから1958年に発表されたコレクションで、確かな証拠はないもののジェラルドジェンタがその製作に携わったといわれています。コレクション名のエリプスは英語で「楕円」を意味しており、円と長方形が融合したケースはシンプルでありながらエレガントさも感じられるデザインです。

その美しさの要因のひとつは、ケースに採用されている縦横比率(1:1.6181)です。これは黄金比率と呼ばれており、絵画や建築などの偉大な作品にも採用されています。

オメガ コンステレーションC

1960年に発表されたジェラルドジェンタ青年期の代表作のひとつです。このコレクションの特徴はなんといっても、ラグと一体化した美しいオーバル型ケースとCラインです。ラグやケースの両サイドはアルファベットの「C」ような緩やかにカーブした形状になっており、厚みのあるムーブメントでもすっきりと見せてくれます。

現在では初代モデルは生産終了となっていますが、Cラインを中心としたデザイン性は高く評価され、その後に製作される多くの時計に影響を与えました。

オーデマピゲ ロイヤルオーク

パテックフィリップ、ヴァシュロンコンスタンタンと並び、世界三大高級時計ブランドとして知られるオーデマピゲの代表モデルです。ロイヤルオークの名称は同名の軍艦から、ダイヤルの形状は潜水士のヘルメットをモチーフにしたといわれています。

世界初のステンレススティール製の高級スポーツウォッチとして売り出され、1972年の発売後すぐに「高級時計の概念を覆すアイテム」として時計業界では話題になりました。

ロイヤルオークの特徴である八角形のベゼルやその周囲に埋め込まれたビス、ダイヤルに施されたタペストリー模様はジェラルドジェンタらしくユニークで独創性に満ちています。

パテックフィリップ ノーチラス

オーデマピゲと同じく、世界三大高級時計ブランドに数えられるパテックフィリップにもジェラルドジェンタが関係した有名コレクションがあります。それがノーチラスで、1976年に同ブランド初めての本格スポーツウォッチとして発売され、40年以上が経過する現代でも市場で高く評価されているコレクションです。

べゼルのデザインこそロイヤルオークと同じような八角形が採用されていますが、ロイヤルオークが軍艦をモチーフにしたのに対し、こちらのモチーフは潜水艦です。ロイヤルオークに比べるとシンプルですが、その分エレガントさを感じられ、ラグジュアリースポーツの代表格として長い間愛されています。

IWC インジュニア

30代や40代を中心に幅広い層から支持されているIWCのインジュニアも、1976年から1980年代後半にかけて発売されたモデルのデザインをジェラルドジェンタが手掛けています。

ドイツ語で「エンジニア」を意味するインジュニアは高い耐磁性を誇り、発売当初は放射線技師など電磁波の強い影響を受ける環境で使用する人を中心に愛用されていました。

初代モデルは1955年に登場していましたが、より大衆化を図るために第二世代に当たるインジュニアSLを作成するにあたってイメージの刷新を図ろうとしたIWCはジェラルドジェンタにデザインを依頼します。

結果的に大きなヒット作とはなりませんでしたが、シンプルで美しいケースデザインからはロイヤルオークやノーチラスに通じるものを感じられる逸品です。

ブルガリ ブルガリ・ブルガリ

1977年に発売され、40年以上もブルガリウォッチのフラグシップとして存在感を発揮するコレクションです。こちらはブランドのロゴをベゼルに配すなど、数あるジェラルドジェンタの作品のなかでも大胆で個性的なコレクションのひとつとなっています。

ケースが薄くスマートな印象を与えるアイテムであるため、洗練されたおしゃれな時計を求めている人に特に人気のあるアイテムです。

セイコー クレドール・ロコモティブ

1979年にセイコーの高級ラインとして登場したのがクレドールです。その初代モデルが「ロコモティブ」で、蒸気機関車からインスピレーションを受けた六角形のベゼルが特徴となっています。

1970年代、セイコーはジェラルドジェンタの事務所に多くのOEM品のデザインを依頼しました。その時代はセイコーが巻き起こしたクォーツショックによってスイスの時計産業が危機を迎えていた時代でしたが、スイス時計界にルーツを持つジェラルドジェンタとセイコーの関係性は良好だったといわれています。

ジェラルドジェンタ レトロファンタジー

ジェラルドジェンタは高級時計メーカーのなかで、唯一デザインにディズニーキャラクターを取り入れることを許されているブランドです。そのシリーズは「レトロファンタジー」という名称で売り出されており、非常にユニークなギミックが仕掛けられていることから多くの時計愛好家を楽しませています。

基本的に見るものを楽しませるファンシーなデザインが多い同シリーズですが、シェルダイヤルやコインエッジなど、高級時計らしい仕様も随所に組み込まれています。遊び心とエレガントさの両面を上手く融合したコレクションとして有名です。

ジェラルドチャールズ ルネッサンス

2000年に創業し、ジェラルドジェンタの本名からブランド名をとった「ジェラルドチャールズ」が発表したコレクションです。とても前衛的なデザインが魅力で、時計の顔でもあるベゼルやケースは卵型のような曲線のみで構成されています。

遊び心のある文字盤ですが、細部まで計算しつくされた高級感があり、全体として洗練された雰囲気のコレクションとなっています。

伝説の天才時計デザイナー、ジェラルドジェンタ

ジェラルドジェンタは高級時計ブランドの垣根を越えて活躍した、伝説の時計デザイナーです。オメガやパテックフィリップをはじめとして、多くの高級時計ブランドでフラグシップモデルの開発に貢献してきました。そのため、ジェラルドジェンタが関わっているコレクションは中古市場でも人気があり、高値で取引されています。

もしも、ご自宅にこの記事で紹介したコレクションをお持ちの方がおられましたら、一度査定に出してみてはいかがでしょうか。
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