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COLUMN

2021.01.16 (最終更新日2021.09.14)

高級腕時計の名門ブランド・オーデマピゲ!人気の理由やモデルを解説!

オーデマピゲはパテック・フィリップやヴァシュロン・コンスタンタンと並んで世界三大高級時計メーカーの1つとされています。数ある高級時計メーカーのなかでも世界三大高級時計メーカーに数えられているブランドは「雲上ブランド」と呼ばれるくらい、トップオブトップとしてその座に君臨しています。

そんなオーデマピゲの特徴といえば、なんといっても高級時計ブランドとしては珍しく創業家による家族経営が続けられていることでしょう。家族経営によって守られてきたブランドのポリシーは、どのようにして現代まで受け継つがれてきたのでしょうか。

この記事ではオーデマピゲの歴史や人気の秘訣、人気のあるモデルについて紹介していきます。

オーデマピゲの人気を歴史から振り返る

オーデマピゲの歴史を、現代でもブランドの代表的なモデルとなっている、ロイヤルオーク誕生前とそれ以降で見ていきましょう。まずは、オーデマピゲの創業からロイヤルオーク誕生までを紹介していきます。

「複雑時計の揺りかご」ジュウ渓谷で誕生

オーデマピゲは、1875年にジュール・ルイ・オーデマとエドワール・オーギュスト・ピゲによって設立されました。創業したのは、当時から時計製造が盛んな地として有名だったスイスのジュウ渓谷にあるル・ブラッシュです。

創業者の2人はどちらも小さいころから懐中時計のメカニズムに親しんでいたこともあって、創業前の1873年には時計製造の重要な工程を任される役割で働いていました。
しかし、オーデマには独立して「世界最高の複雑時計を作る」という野心があり、その目的を達成するために幼馴染だったピゲに声をかけたのがすべての始まりです。

創業にあたって製造者だけでなく、作った商品を販売する営業にも複雑な機構を理解する担当者が必要だと考えた2人は役割分担をします。その結果、オーデマは生産技術を担当して高級時計を製造する一方、ピゲは会社のビジネス面を担当し、販売管理に重点を置く役割を担ったのです。

彼らの情熱と才能はすぐに高い評価に結びつき、1889年にはスイスの大都市であるジュネーブに支店を開くまでになります。その後もベルリンやロンドンといったヨーロッパはもちろん、ニューヨークやブエノスアイレスといったアメリカ大陸にまで進出して、その名声を高めていきました。

代替わりをしてもオーデマピゲによる技術革新への情熱は色あせることなく伝承され、1972年にジェラルド・ジェンタがデザインを手がけた初めての高級スポーツウォッチでキャリバー2121が搭載された『ロイヤルオーク』の発表へとつながるのです。

常に技術革新に挑み続ける

オーデマピゲがロイヤルオークを発表することになる1970年代は、クォーツ時計の急速な普及によってスイスの時計産業は難しい局面を迎えていました。それはオーデマピゲも例外ではなく、自分たちが生き残るための新しい打開策を見つけ出す必要があったのです。

そこでオーデマピゲが目を付けたのが、高級時計メーカーの開発する『スポーツウォッチ』という新しいモデルでした。それまで高級時計メーカーが作るモデルにはスポーツウォッチがなく、ケースをスチール製にすること自体が非常識とされていたのです。

しかし、オーデマピゲは1972年に新進気鋭のデザイナーであったジェラルド・ジェンタにデザインを依頼し、ブランドとして初めての高級スポーツウォッチの開発に成功します。それが、現代にまで至るオーデマピゲを代表するモデルの初代『ロイヤルオーク』です。

ロイヤルオークは発売当初こそ売れ行きが伸び悩んだ時期もありましたが、独特なデザインから徐々に人気を集めて大ヒットを記録します。しかし、オーデマピゲの「世界最高の複雑時計を作る」という創業当時の理念は、その後も色あせることはありません。

1978年には『キャリバー2120』の搭載によって、パーペチュアルカレンダーとして異例の薄さを誇る7.8mmの腕時計を開発します。さらに、1986年には直径7.2mm、厚さ:5.3mmという驚異的な小ささを誇る世界最小のトゥールビヨンを搭載した腕時計の開発にも成功しました。

2000年代に入っても、2006年の潤滑油不要の新機構『APエスケープメント』、2007年の超軽量で高い硬度を誇る新素材『フォージドカーボン』など、常に技術革新に挑み続ける姿勢を保ち続けたまま現在にいたります。

オーデマピゲが人気の理由は?

創業以来、家族経営を守り続けることによって、探求心を怠らない技術力溢れるブランドとして成長を続けてきたのがオーデマピゲです。

たしかに、世界的なブランドとしての地位を確固たるものにした要因には、ロイヤルオークの世界的な大ヒットがありました。しかし、オーデマピゲの高い人気が現代まで続いているのは、そのほかにも理由があるのです。

そこで、ここからはオーデマピゲが長い年月にわたって世界中の愛好家から愛され続けている理由について解説していきます。

理由その1:独自の技術革新

オーデマピゲはその歴史のなかで、数々の世界初となる機構の開発に成功してきました。創業してからまだ間もない1882年には世界初となる『グランドコンプリカシオン懐中時計』を開発しています。
この時計にはスプリットセコンド・クロノグラフや永久カレンダーなどが搭載されており、現代に残る超複雑時計の元祖として名をはせています。

また、その10年後の1892年には時刻を音で知らせる機能である『ミニッツリピーター』の腕時計への搭載、およそ100年後の1986年には自動巻きの『トゥールビヨン』の開発をそれぞれ世界で初めて発表しました。
なんと、現代で世界3大複雑機構と呼ばれている『ミニッツリピーター』『トゥールビヨン』『パーペチュアルカレンダー』のうち、2つの世界初にオーデマピゲが関係しているのです。

これらの快挙により、世界の時計業界の常識を塗り替えてきたオーデマピゲですが、いまも創業者一族が活躍するファミリーブランドであるからこそ絶え間なく技術伝承が行われています。いつまでも独自の技術革新を怠らない姿勢が愛好家からいつまでも変わらない支持を得ている理由の1つです。

理由その2:洗練されたデザイン

高級腕時計のブランド価値をキープし続けるには、優れたデザイン性も重要です。いくら複雑で精密なムーブメントを搭載した腕時計であっても、デザイン性に劣っていては高額な買い物をしてくれる愛好家からの支持は得られないでしょう。

その点、オーデマピゲが生み出すアイテムの数々は洗練されたデザインを誇っており、高い評価を得ています。特にデザイン性の高さに定評があるのが、オーデマピゲを代表するモデルの『ロイヤルオーク』です。

デザインを担当したのは孤高の天才デザイナーと呼ばれるジェラルド・ジェンタで、彼の数々のヒット作のなかでもロイヤルオークは出世作として有名なモデルとなっています。
八角形(オクタゴン)のベゼルに六角形のビスを打ちっぱなしにするデザインは、当時の常識を打ち破り多くの人に衝撃を与えました。新しい概念を生み出したロイヤルオークはそのデザイン性の高さから話題を呼び、ラグジュアリースポーツの祖となったのです。

理由その3:パートナーシップ

現代の高級腕時計の販売戦略において、商品を宣伝するためのパートナーシップは欠かせません。オーデマピゲも有名なヨットレースであるアメリカスカップに出場する『チームアリンギ』のスポンサーを務めています。

そのほかにも、イタリアの自動車会社のマセラティ、香港にある競走馬の大会であるクイーンエリザベス2世カップのスポンサーなど、世界中の名だたる競技会やメーカーと提携しています。
また、アンバサダーには有名なレーシングドライバーのミハエル・シューマッハやルーベンス・バリチェロ、ハリウッド俳優で日本人にも馴染みの深いアーノルド・シュワルツネガー、サッカー選手として世界的な知名度を誇るリオネル・メッシなどが就任しているのです。

さまざまな分野で優れたパートナーシップを持つオーデマピゲは、世界中の人に高級腕時計ブランドとして認知される機会が多く、そのブランド力を保ち続けています。

人気の高いオーデマピゲのモデル5選

オーデマピゲは高い技術力、洗練されたデザイン、優れたパートナーシップという3つの柱で、世界中で愛されるブランドになったことがお分かりいただけたでしょうか。
そこで、ここからはオーデマピゲのなかでも特に人気のあるモデルを5つ紹介していきます。

ロイヤルオーク

ロイヤルオークはここまで紹介してきたように、天才時計デザイナーのジェラルド・ジェンタによってデザインされた、オーデマピゲの代名詞とも呼べるモデルです。

名前の由来になったのはイギリスの軍艦『ロイヤルオーク号』で、オクタゴン(八角形)のケースに8本のねじが等間隔に並んでいる印象的なベゼルは、その船窓からインスピレーションを受けたといわれています。

タペストリー調の文字盤にはオーデマピゲが開発した薄型ム―ブメントが採用されており、ブレスレットの優雅さととてもマッチしているデザインです。ロイヤルオークは日本国内の市場でも人気が高く、買取価格も高値が付きやすい傾向にあります。

ロイヤルオークオフショア

ロイヤルオークオフショアは、1993年に発売が開始されたロイヤルオークの派生モデルです。派生モデルではありますが、ジェラルド・ジェンタがデザインした印象的なオクタゴン(八角形)ケースはそのままに、よりスポーティさと重厚感を加えたモデルになっています。

直径44mmにアップしたケースサイズは存在感を増していて、素材と文字盤の組み合わせも豊富なので、選ぶ人の好みに合わせやすいのが特徴です。

文字盤は、ロイヤルオーク独特のタペストリー装飾をさらにダイナミックに進化させた『メガ・タペストリー』となっており、愛好家にはたまらない一品でしょう。
過去の伝統を大切にしながら独自性を昇華させたロイヤルオークオフショアは、ロイヤルオークの精神をそのまま表現しつつも独特の魅力を感じさせるモデルになっています。

ミレネリー

ミレネリーはオーデマピゲの代表的なコレクションの1つです。1995年に誕生したミレネリーはローマにある世界遺産の『コロッセオ』に影響を受けてデザインされました。ケースにはそのコロッセオをモチーフにした特徴的なオーバル(楕円)が採用されていて、ミレネリーのアイデンティティとなっています。

また、ダイヤルがオフセンターに配置されているのも特徴で、インパクトのあるデザインを探している人にピッタリの一品です。現行モデルに採用されているキャリバー4101は、表裏両面から機構のすばらしさが分かるように設計されていて、見る人の心を楽しませてくれます。

ジュールオーデマ

ジュールオーデマはその名のとおり、オーデマピゲの創業者であるジュール・ルイ・オーデマへささげたコレクションです。世間から天才時計士と称賛されたオーデマへの尊敬の念を込めて製作されました。

オーデマピゲが現代でも高い技術力を誇るマニュファクチュールブランドとして世間に認知されるようになったのは、1892年に開発した世界初の『ミニッツリピーター』を搭載した腕時計が始まりです。その腕時計を開発したオーデマの功績をたたえるために、その名を冠したコレクションとなっています。

ケースは正統派のラウンド型でムーブメントの装飾もシンプルな伝統的デザインを採用したジュールオーデマは、現代でも複雑機械式時計のトップランナーであるオーデマピゲを代表するコレクションです。

CODE11.59 バイ オーデマ ピゲ

新しいモデルに興味がある人におすすめなのが『CODE11.59 バイ オーデマ ピゲ』です。2019年に発売が開始されたオーデマピゲのニューモデルで、名前は「日付が変わるその日最後の1分間(つまり、新しい1日が始まる直前)」をイメージしています。

一見するとケースデザインは定番のラウンド型のように見えるかもしれません。しかし、ロイヤルオークを彷彿とさせるオクタゴン(八角形)のケースがインナーに挟まれているため、風貌ガラスは実はドーム型になっています。
中空構造のラグと合わせて腕時計にしては珍しく奥行きを感じられるデザインで、より深みのある大人の印象を抱かせるアイテムです。オーデマピゲらしい伝統と革新を両立させたアイテムは市場ニーズも高くなっています。

世界で評価される高級ブランド

オーデマピゲは、創業者一族による経営が続いている珍しい高級腕時計メーカーです。しかし、ただ伝統を守るだけでなく、その根底には「世界最高の複雑時計を作る」という情熱も受け継がれており、常に技術革新を怠らない姿勢を貫いています。

そんなオーデマピゲの高級腕時計は市場で高く評価され、想定以上の高値が付くことも珍しくありません。手元にあまり使用していないオーデマピゲの腕時計を所有しておられる方は、査定に出してみてはいかがでしょうか。

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