2022年パテックフィリップ新作の特徴と魅力まとめ。Watches & Wonders Geneva 2022で発表!-ブランド買取なら高価買取の「ロデオドライブ」へ

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COLUMN

2022.10.17 (最終更新日2024.01.24)

2022年パテックフィリップ新作の特徴と魅力まとめ。Watches & Wonders Geneva 2022で発表!

雲上ブランドの筆頭であるパテックフィリップは、Watches & Wonders Geneva2022で多くの新作を発表し、多くの時計ファンから注目を集めました。

この記事ではパテックフィリップの2022年新作の数々を紹介していくので、高級腕時計に興味がある方は参考にしてください。

Watches & Wonders Genevaで新作発表

パテックフィリップが2022年の新作を発表したのは時計の本場、スイスのジュネーブで開催された「Watches and Wonders Geneva 2022」でのことです。

このイベントはもともとジュネーブサロンという名前の高級腕時計の発表・展示会でしたが、2021年に同様のイベントであるバーゼルワールドの開催が断念されたことから、それに出展していたブランドが合流し、新たにリニューアルされWatches and Wonders Genevaとなりました。2022年はパテックフィリップ以外にも、ロレックスやグランドセイコー、ジャガー・ルクルトなど有名ブランドが参加したことによって、世界でも屈指の発信力を持つイベントとして成功裏に終わっています。

パテックフィリップは、そのイベントにおいて全部で12点もの新作を発表し、デザイン性や機能性の高さによって腕時計愛好家の多くから高評価を受けました。ここからは新作のうち、特に評判の良かった8点に絞って紹介していきます。

2022年新作その1:カラトラバ(Ref.5226G-001)

パテックフィリップといえば、ブランドを代表するモデルである「カラトラバ」を思い浮かべる人も多いでしょう。1932年に登場した同アイテムは、通称「クンロク」と呼ばれるRef.96が原点となっています。

それから90年が経過する現代でも高い評価を受け、未だにパテックフィリップの最高傑作だと考えているファンも少なくありません。そんなカラトラバの2022年新作は気品あふれるホワイトゴールド仕様となっており、初代モデルを想起させるラウンド型のケースと、ケース側面のクルー・ド・パリ装飾が特徴です。なお、価格は493万9000円(税込)、ケースサイズは41mmです。

ケース側面にクルー・ド・パリ装飾

Ref.5226G-001は、ヴィンテージ風の文字盤やヌバック仕上げが施された落ち着いた色合いのカーフスキンバンドが高い評価を受けています。しかし、最大の特徴といえるのは、ケース側面の全周に配置されたパテックフィリップらしさを表すクルー・ド・パリ(ホブネイル・パターン)・ギヨシェ装飾でしょう。
今まで、カラトラバは同様の装飾をベゼルに施すことが多かったのですが、今作ではケースサイドにあしらうことで、これまでよりモダンな印象を与えるアイテムになっています。

2022年新作その2:コンプリケーション アニュアルカレンダー トラベルタイム (Ref.5326G-001)

ホワイトゴールド仕様の5326G-001は、1996年にパテックフィリップが特許を取得した「年次カレンダー」と「トラベルタイム」という2つの優れた機構を搭載しています。

年次カレンダーとは3月1日に調整すれば翌年の2月末まで曜日や日付などを自動的に表示してくれる機構です。一方のトラベルタイムは第二時間帯表示ができるGMT機能をより簡単に操作できるようにした機構となっています。例えば、海外へ出張した際に、自国の時刻と訪問した場所の時刻の両方を1つの腕時計で同時に確認可能です。

5326G-001はパテックフィリップが特許を得た2つのコンプリケーションを合わせたモデルということで、注目を浴びました。なお、価格は971万3000円(税込) 、ケースサイズは41mmです。

2つの機構のために技術をアップデート

これまでパテックフィリップが製作してきた時計において、年次カレンダーとトラベルタイムが共存したアイテムはありませんでした。つまり、今回初めて双方の機構が組み合わさったモデルが誕生したのです。
その実現にあたってはパテックフィリップらしく、新たな技術へ挑戦する姿勢が大きく影響しています。具体的には、「31-260 PS QA LU FUS 24H」という新しいキャリバーの開発で、それによってトラベルタイム機構が年次カレンダーを制御することに成功しました。

また、このモデルの製造のためにそれぞれの機構を再設計するなど、各種の手直しをしたことも踏まえ、パテックフィリップがかなり力を入れて製作したアイテムだといえます。

デザインも刷新

新しいトラベルタイムの発表にあたって「Cal. 31-260 PS QA LU FUS 24H」を開発したパテックフィリップは、そのムーブメントを収めるためにホワイトゴールド製41mmのケースを採用しました。優雅な傾斜を描くラグと繊細な面取りが施されたベゼルのバランスは素晴らしく、とてもエレガントな仕上がりとなっています。

また、側面には新作のカラトラバと同様にパテックフィリップの技術力の象徴ともいえる、美しいギョーシェ装飾があるのも特徴です。ヴィンテージ調の文字盤と合わせて悪目立ちしにくく、大人の色気を演出するアイテムを探している人に向いています。

2022年新作その3:ワールドタイム Ref.5230P-001/Ref.5231G-011

世界各国の主要都市における時刻が文字盤上で一目に分かるワールドタイム機能を持ったコレクションからもプラチナ仕様の新しいモデルが発売されました。今でこそ他のブランドでもよく見られるワールドタイム機構ですが、もともとはパテックフィリップが開発したという経緯があります。

1884年に各国の標準時間が「グリニッジ標準時」によって定められました。その後各メーカーは1本の腕時計に複数の時刻表示ができる機構の開発に挑戦したものの、ことごとく失敗していました。
しかし、1937年にパテックフィリップは時計師ルイ・コティエとともに開発したRef.515 HUを発表し、その後に続くワールドタイム機構の基礎を築きあげたのです。

今作では、24の主要都市の時刻が文字盤上に表示されるため、旅先や出張先で便利なのはもちろん、テレビ会議など、オンライン上で海外の人と話す機会の多い人にも重宝されるアイテムになっています。なお、価格はRef.5230P-001が896万5000円(税込)、Ref.5231G-011が1120万9000円(税込)で、ともにケースサイズは38.5mmです。

目を引く地図とプラチナ×ブルー文字盤

今作のワールドタイムの魅力は何といっても、美しい文字盤でしょう。Ref.5231G-011の文字盤にはワールドタイムという名称にふさわしく、東南アジアとオセアニアを中心とした世界地図が描かれています。
その世界地図は近年の高級腕時計ではあまり見かけなくなった、七宝焼(クロワゾネ)と非常にマッチしており、このアイテムにしかない独特の世界観を演出しています。

また、Ref.5230P-001は初めて採用されたプラチナ仕様のケースに、文字盤とベルトの深いブルーのコントラストが非常に美しいです。5231Gに比べるとややクールな印象を与えることから、落ち着いた雰囲気のアイテムを探している場合はこちらを選ぶとよいでしょう。

2022年新作その4:グランド・コンプリケーション(Ref.5270P‐014)

永久カレンダー搭載のクロノグラフ5270モデルに、高級腕時計のトレンドとなっているグリーンカラーを採用した新作が登場しました。こちらは2011年発売のモデルをリニューアルしており、深い緑とブラックグラデーションが調和した文字盤が、パテックフィリップの腕時計らしいエレガントさを演出しています。希少価値のあるプラチナ仕様のケースと相まって、身につけることで高いステータス性を発揮するアイテムでしょう。

ムーブメントには、振動数2万8800振動/時のCal. CH 29-535 PS Qが搭載され、実用性も高まっています。なお、価格は2674万1000円(税込み)、ケースサイズは41mmです。

2022年新作その5:グランド・コンプリケーション パーペチュアルカレンダー(Ref.5320G-011)

ヴィンテージ感あふれるアイテムを探している人におすすめなのが「Ref.5320G-011」です。こちらは、2017年に発表されたホワイトゴールド仕様のケースにラック・クリーム文字盤を採用したRef.5320をモデルチェンジしたアイテムとなっています。

ケースこそホワイトゴールドで変わっていませんが、ローズゴールドメッキを施したオパーリン文字盤になっているところが大きな特徴です。全体的なデザインやカラーがシンプルにまとめられているので、視認性にも優れています。なお、価格は1195万7000円(税込)、ケースサイズは40mmです。

2022年新作その6:コンプリケーション クロノグラフ(Ref.5172G-010)

Ref.5320G-011と同じく、ホワイトゴールド仕様のケースとやわらかで落ち着いたサーモンピンクの文字盤が特徴のアイテムです。クロノグラフモデルなので、プッシュボタンや積算計などが搭載されています。

そのプッシュボタンにもパテックフィリップこだわりのギヨシェ装飾が施されている点も見逃せません。細部にいたる部分まで、パテックフィリップらしいエレガントさを感じられる仕上がりとなっています。

搭載されているムーブメントは手巻き式のCal.CH 29?535 PSで、その美しく滑らかな動きがシースルー仕様のケースバックから眺められるのも魅力です。なお、価格は1016万4000円(税込)、ケースサイズは41mmです。

2022年新作その7:グランド・コンプリケーション (Ref.5374‐300P)

世界三大複雑機構のうち、パーペチュアルカレンダーとミニッツリピーターの2つを搭載したグランド・コンプリケーションモデルも新作が発表されました。グランド・コンプリケーションモデルならではの優れた機能性を誇るのはもちろんですが、2022年新作はデザイン面も見直され、これまで以上に美しくなっています。

その特徴としては、何と言ってもふんだんにあしらわれたバゲットカット・ダイヤモンドです。高級感を得られるプラチナ仕様のケースとラック・ブルーを採用した文字盤だけでなく、凸型のベゼルにも2重にダイヤモンドが配置されたデザインは、エレガントさで他のモデルと一線を画しています。

なお、価格は要問合せ、ケースサイズは42mmとなっています。高いステータス性を周囲にアピールできる腕時計を探している人は正規店などへ問い合わせてみてください。

2022年新作その8:1/10秒シングルプッシュボタン・クロノグラフ (Ref.5470P-001)

こちらの新作は正確には「Watches and wonders Geneve 2022」の終了後に発表されたプラチナ仕様のモデルです。新しいムーブメント「CH 29-535 PS 1/10」の搭載によって1/10秒単位での計測・表示が可能になりました。

2009年に発表されたCal. CH 29-535 PSを元に改良されたムーブメントは、振動数を36,000振動/時にまでハイビート化し、これまで以上に正確な時刻表示を実現しました。

一般的に振動数の多いムーブメントは針飛びが起こりがちですが、CH 29-535 PS 1/10はそのようなこともなく、スムーズなスイープ運針で粛々と時を刻んでいきます。なお、価格は要問合せ、ケースサイズは41mmです。

レッド×ブルーのプラチナケース

Ref.5470P-001は機能性に話題が集まりがちですが、斬新なデザイン性も魅力の1つです。文字盤の濃い目のブルーと、それによく映えるシルバーとレッドの針がとてもスポーティーな雰囲気を醸し出しています。また、文字盤にマッチするネイビーブルーのカーフスキンバンドとそれに縫い合わされたレッドのハンドステッチもうまく調和しています。

プラチナ仕様のケースバックと交換できる付属のサファイヤクリスタルバックから新しいCal. CH 29-535 PS 1/10の仕上がりを眺められるようになっているのも魅力的なポイントでしょう。

パテックの美しき2022年新作たち

パテックフィリップはWatches & Wonders Geneva 2022にて多くの新作を発表しました。高級ブランドならではの独創性的なデザインと、優れた機能性が合わさったモデルばかりなので、パテックフィリップに興味がある人はチェックしてみてください。

当店では腕時計の販売だけでなく、買取も実施しています。もし売却したいパテックフィリップの腕時計がありましたら是非ご相談下さい。

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