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COLUMN

2021.04.27 (最終更新日2022.01.17)

カルティエ パンテールはレディースウォッチの定番!その魅力とは?

カルティエといえば多くの女性が憧れる高級宝飾ブランドのひとつです。高級感溢れるジュエリーで世界中の女性を魅了していますが、カルティエの魅力はジュエリーだけではありません。

カルティエらしいエレガントでラグジュアリーなオーラを放つ腕時計も高い人気を集めています。カルティエの腕時計には誕生から100年を超えたコレクション「タンク」や、女性らしい丸いフォルムが印象的な「パシャ」など多数のコレクションがありますが、そのなかでも定番なのが「パンテール」です。

この記事ではパンテールの特徴や歴史をはじめ、新旧モデルの比較もしていますので、ぜひチェックしてみてください。

カルティエ パンテールとは

パンテールとはフランス語で「豹(ヒョウ)」を意味します。カルティエが好きな人であれば、カルティエの広告やジュエリーのモチーフとして豹が使われていることを知っているのではないでしょうか。パンテールは、ブランドアイコンである豹をコレクションの名前につけていることから、カルティエが表現したいイメージを持ったコレクションであることが分かります。

豹は一見野性的で力強いイメージですが、体のラインや動きがしなやかで、どこかエレガントな雰囲気があります。パンテールはまさにそうした豹の雰囲気を体現しており、四角いケースにどことなく強さを感じる一方、コマの小さいブレスレットにしなやかな印象を受けます。

カルティエ パンテールの歴史

1847年創業のカルティエが初めて腕時計を発表したのは1888年、ダイヤモンドを施した女性用のブレスレットウォッチでした。初代パンテールが誕生したのは、カルティエがこの女性用ブレスレットウォッチを発表してから20年以上経過した1914年のことです。

初代パンテールは円形のケースに角型の文字盤で、ダイヤモンドとオニキスで豹柄を表現した大胆なデザインでした。しかし、当時はまだ「カルティエ=豹」というイメージではありません。豹がカルティエのアイコン的存在になり、本格的に腕時計のコレクションが加わったのは1983年のことです。

ここで発表されたパンテールは、角型のケースとサイドのしなやかなラインで豹のボディラインを表現し、その後も当時の面影を残しつつ新たなデザインやサイズのパンテールが登場しています。

「パンテール」と呼ばれた女性、ジャンヌ・トゥーサン

豹がカルティエのアイコン的存在となったのは、ジャンヌ・トゥーサンという女性がカルティエのデザイナーとなってからです。カルティエのパンテールを語るうえで、ジャンヌの存在は欠かせません。

ジャンヌは1877年、ベルギーで生まれました。10代の頃、地元の男性と情熱的な恋をします。ところが、身分の違いで結婚を反対され、最終的に男性はほかの女性の元へ行ってしまいました。

その後、バッグを作り生活していたジャンヌの才能に気付いたカルティエ創業者の孫、ルイ・カルティエはジャンヌをカルティエで働かせます。カルティエで才能を開花させたジャンヌは、ルイのよきパートナーとして欠かせない存在となっていました。やがて2人は恋人同士になりますが、またも身分の違いで結婚できません。

ルイはほかの女性と結婚することになりますが、ジャンヌはカルティエを離れることなく、カルティエのために生涯を捧げます。人生のパートナーにはなれなかったものの、ビジネスパートナーとしてルイをサポートし続けたのです。

実はカルティエのアイコンとなっているパンテールは、ジャンヌの愛称でもあります。ジャンヌは初めてパリで豹の毛皮を身にまとった一人ともいわれるほど毛皮を愛した女性でした。カルティエにはパンテールをモチーフにしたコレクションは時計やジュエリー、バッグなど多数あり、ジャンヌがブランドに大きな影響を与えたことが分かります。

カルティエ パンテールの特徴

カルティエの数ある時計コレクションのなかでも定番になるほど愛されているパンテールには3つの特徴があります。それは「サイズを選べること」「パンテールのモチーフが多数使われていること」「年齢問わず女性を輝かせてくれる気品があること」です。ひとつずつチェックしてみましょう。

3種類のサイズから自分に合ったものを選べる

パンテールには「ミニパンテール」「パンテールSM」「パンテールMM」という3つのサイズがあります。

最も小さなミニパンテールのケースは21㎜×25㎜です。コンパクトなサイズ感で日本人女性にフィットし、アクセサリー感覚で着用できます。パンテールにはダイヤモンドを贅沢にちりばめたモデルもありますが、ミニサイズなら主張しすぎることがありません。また、ほかのジュエリーとの重ね付けも楽しめるでしょう。

パンテールSMのケースは22㎜×30㎜です。横幅は100円玉と同じくらいでミニパンテールよりもひと回り大きく、絶妙なバランスで華奢な手首を演出します。

パンテールMMのケースは27㎜×37㎜になっています。横幅は500円玉程度で、視認性も優れている大きさです。ミニパンテールと並べると大きさの違いは歴然としていますが、ケースの厚みは変わらず6㎜という薄さで腕によく馴染みます。パンテールのなかではしっかりした大きさなのでリューズ操作もしやすく実用的でしょう。

腕時計はデザインだけでなく、サイズによっても全体の印象が変わります。一般的には手首幅の6~7割程度の大きさがベストとされるサイズ感です。時計を着用するシーンや自分の手首に合ったサイズを考えて選ぶのが重要です。

多数の「パンテール」モチーフ

パンテールのサイドのデザインは少し特徴的です。サイドのしなやかな曲線は、豹が腕を伸ばしたときのラインを表しています。豹柄や豹のモチーフをあしらわなくても、フォルムそのもので表現できるデザイン性の高さがカルティエならではといえるポイントでしょう。

また、カルティエのジュエリーコレクションである「マイヨンパンテールシリーズ」では、パンテールのウォッチコレクションと共通のデザインで作られています。マイヨンパンテールのブレスレットやリングは特徴的なデザインになっており、ひとつひとつのコマが豹の足跡を表現しています。このデザインを一部のパンテールで採用しているのです。

一目で豹と分かるダイナミックなデザインではなくても、パンテールは豹のモチーフを多数取り入れているのです。

年齢を重ねても女性を輝かせる気品

角型のパンテールは力強さがありながら、しなやかな曲線でエレガントな雰囲気を醸し出しており、年齢を重ねても女性を美しく輝かせてくれます。

無機質でスタイリッシュな時計やどこまでも華やかさにこだわった時計など、時計のデザインは幅広く好みも分かれるところです。個性的なデザインは魅力的ですが使用シーンや年齢によっては浮いてしまうこともあります。

特に、年齢を重ねてから個性的なデザインや華美な時計を着用していると、ときに嫌味な雰囲気になってしまうこともあるでしょう。しかし、小ぶりなパンテールは過度に主張することなく、上品な存在感で手元を飾ることができます。

ちなみに、パンテールの文字盤は正方形です。ヨーロッパにおいて正方形は知性を表現する形とされており、年齢を重ねた女性にぴったりなデザインといえます。パンテールは着用する人の年齢を選ばず、一生ものの時計として長く使用し続けることができるでしょう。

カルティエ パンテールは生産終了した?

パンテールのウォッチコレクションは2008年に一旦生産を中止しています。ジュエリーのパンテールシリーズはその後も生産を継続していますが、腕時計の方はその後約10年もの間生産されることはありませんでした。

理由は明らかにされていないものの、「サントス ドゥ モワゼル」というモデルが原因ではないかといわれています。サントス ドゥ モワゼルはカルティエが世界で初めて発表した腕時計サントスをレディース向けにデザインしたモデルです。サントスの誕生100周年を記念して2004年に発表されました。

このサントス ドゥ モワゼルはパンテールと酷似するデザインで、どちらも角型というだけでなく、文字盤やケースのフォルムがよく似ているものでした。並べてみると、カルティエに詳しい人だったり細かい部分まで見比べたりしなければその違いが分からないほどです。

生産中止の憂き目にあったものの、パンテールには根強いファンが多くいたため2017年に生産を再開しました。なお、サントス ドゥ モワゼルは、パンテールが復活してしばらくしてから生産が中止されています。

カルティエ パンテール 新旧モデル比較

パンテールが正式なコレクションとして発表された1983年モデルと、復活した際の2017年モデルに違いはあるのでしょうか。1983年と2017年のモデルで比較してみましょう。

パンテールの特徴だった豹を表す角型ケースのフォルムやブレスレット、ベゼルに施された8つのビスは新旧で変わりありません。また、独特の四角いレールウェイやブルーの針など文字盤にも変更がないような印象です。

しかし、実は変更したポイントが3つあります。それぞれ確認してみましょう。

新パンテールはすべてポリッシュ仕上げに

パンテールの旧モデルはステンレスに細い線状の傷が入ったヘアライン仕上げになっていました。ヘアライン仕上げは、ツヤのないクールな質感が魅力です。一方、新パンテールはすべてポリッシュ仕上げになりました。表面を研磨することでツヤのある質感になっており、キラキラした華やかな印象になっています。

質感は好みですが、旧モデルはより日常使いしやすく、新モデルはジュエリー感覚で楽しむことができるでしょう。

ミニパンテールにもリューズが

ミニパンテールの旧モデルにはリューズがありません。そのため時間を調整するには裏蓋のボタンを押す必要がありました。新モデルになるとリューズが付き、操作が簡単になります。

また、リューズがあるモデルとないモデルでは、印象が大分異なります。旧モデルはもともと華奢なイメージのミニパンテールがより華奢になっている印象です。新モデルは旧モデルよりもリューズがある分若干ボリュームがあるように見えますが、繊細さを残しつつ存在感がアップしています。

ブレスレッドに2重・3重になるものも発売

新モデルはポリッシュ加工になっていることもあり、ジュエリー感がアップしています。ジュエリー感覚で2重、3重で着用できるモデルも発売されました。

2重、3重といっても派手すぎることはありません。ファッションに敏感な女性はチェックしておきたいモデルといえるでしょう。

長い間女性に支持されるパンテール

パンテールはカルティエを代表する定番コレクションです。カルティエに生涯を捧げたジャンヌ・トゥーサンの愛称でもあったパンテールをモチーフとし、力強くしなやかなデザインが魅力です。一度は生産が中止になっても、復活を果たすほど人気を集めるパンテールは、中古市場でも注目を集めています。
ご自宅にパンテールが眠っているという人は、一度査定に出してみてはいかがでしょうか。

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