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COLUMN

2021.01.16 (最終更新日2022.02.22)

オメガの時計はなぜ人気?愛される理由や人気モデルを解説

オメガと聞くと、腕時計にあまり詳しくない人でもすぐにスイスの高級時計ブランドを思い浮かべる人も多いでしょう。それぐらい日本でもなじみのある高級腕時計ブランドとして有名なオメガですが、世界的にみても抜群の知名度と人気を誇っています。

それほど有名なブランドとしての地位を築き上げたオメガですが、歴史や人気の理由についてまでは理解していない人もいるのではないでしょうか。そこで、この記事ではオメガの歴史や人気の理由について解説していきます。また、人気モデルも紹介していくので、高級腕時計の購入や売却を検討している人は参考にしてください。

オメガの人気を歴史から振り返る

まずは、オメガの歴史から人気の秘訣を振り返ります。オメガの歴史について「ブランド名が確立するまで」と「数々の人気モデルを輩出する20世紀以降」に分けて説明します。オメガというブランドが世界中のユーザーに認知されるようになった背景を知りたい人はしっかりチェックしておきましょう。

23歳の時計師 ルイ・ブランが創業

オメガの歴史は1848年に時計士のルイ・ブランが時計産業の盛んなスイスのジュラ山脈にあるラ・ショー=ド=フォンに時計の組み立て工房を設立したことから始まります。設立当初に用いられていた会社名は『ルイ・ブラン兄弟会社』で、オメガではありませんでした。

創業当時ルイ・ブランは23歳という若さでしたが、スキルはすでに確立されており、順調に経営を拡大していきます。創業からおよそ30年後の1880年には、現在でも本社が置かれているビエンヌに工場を建てるほどになりました。この工場設立を機に時計の組み立てを主体とする事業からの脱却を図り、本格的な時計製造への転換を成し遂げます。

時計製造の転換は大成功を遂げ、1889年には年間で10万個もの製品を製造するまでに規模が拡大し、スイスの時計業界で最大手の存在になりました。

そうしたオメガの躍進を支えたのは、生産ラインの改善です。それまで時計製造は職人の手作業によって成り立っている部分が多かったのですが、オメガは積極的に機械化や自動化を推し進めます。また、現代では当たり前のように行われている、部品ごとの製造の分業化を世界で初めて取り入れたともいわれています。

そうした改革に取り組んで技術力を上げていった結果、1894年には新しい高性能ムーブメントを開発しました。そのムーブメントはあまりに出来が良かったため、「究極」を表す名前が付けられることになり、ギリシャ語のアルファベットの最後の文字にあたる『Ω(オメガ)』が採用されます。
オメガはその後、ブランドの代名詞的な機構になり、1903年には正式に社名として採用されたというわけです。

人気モデルが次々と生み出される

新しい高性能ムーブメントを生み出したオメガは、ここからさらに躍進を遂げていきます。

20世紀前半には数々の有名ブランドが参加している天文台の精度コンクールで多くの新記録を樹立したほか、1932年に開催されたロサンゼルス大会以降はオリンピックの公式計時を務めるほどになりました。このような出来事から、世間的に名声を確立したオメガは「精密時計のオメガ」と呼ばれるようになったのです。

オメガの成長はその後も続きますが、特に1940年代から1950年代にかけては現代でも世界中で愛用されるコレクションの数々が発売されています。
たとえば、腕時計としては驚異的な防水性能を誇る『シーマスター』や回転ベゼルを備えさらに進化した『シーマスター300』、天文台コンクールで数々の優秀な成績を修め、「精密時計のオメガ」を象徴するモデルの『コンステレーション』です。そして、クロノグラフが搭載され、世界で初めて月に行った時計としても有名な『スピードマスター』も1957年に発売が開始されています。

それぞれ魅力の異なるコレクションを次々に生み出したオメガは、高級腕時計ブランドとしての地位を確立し、現代にいたります。

オメガが人気の理由

オメガは自らが生み出したムーブメントが企業名になっている珍しいブランドです。しかし、人気の秘訣はそのムーブメントだけではありません。そこで、オメガが現代でも幅広い人からの支持を得ている理由を3つ紹介します。

理由その1:卓越した技術と耐久性

オメガは卓越した技術力が世界的に高い評価を得ています。その高い評価を支えているのは、『マスター クロノメーター』に認定されていることが大きな要因です。
マスタークロノメーターとは機械式時計の品質を認定する規格で、『スイス公式クロノメーター検定協会』の基準に適合したムーブメントを搭載したうえで、『スイス連邦計量・認定局』が行う全部で8種類にも及ぶテストに合格しなければ認められません。

その審査内容は厳しいことで知られ、精度はもちろん耐磁性や防水性、パワーリザーブなど、細かい部分までチェックが行われます。オメガは高い技術力を証明する担保として、それらの審査に合格した商品を販売しているのが特徴です。

また、オメガの時計は業界として唯一『コーアクシャル脱進機』を採用していることもユーザーから愛されている理由になっています。
コーアクシャル脱進機とは、簡単にいうと時計の部品同士の摩擦を軽減する機構のことです。摩擦が軽減されることで損傷や経年による劣化を抑え、部品の寿命を大幅に引き延ばすことに成功しました。オメガは技術力に支えられた高い精度と耐久性を両立させているブランドとして継続した人気を集めています。

理由その2:コストパフォーマンスの高さ

オメガは抜群の知名度を誇る名門ブランドであるうえ、素材にも徹底的なこだわりを見せる腕時計を製造していることから高級感があります。そのため、高い価格帯の商品しかないと思い込んでいる人もいるかもしれませんが、実際には購入しやすい価格帯の商品もそろっているのが特徴です。

初めて高級時計を買う20~30代の若者にとって、いきなり数百万円もするモデルを購入するのは勇気がいるでしょう。しかし、オメガならデザインによっては20~30万円程度で手に入る商品もあるので、初めて高級時計を購入する人にもおすすめできるブランドです。

また、オメガは一部の限定モデルを除いて市場に流通している量が多いため、比較的購入しやすい点も魅力です。国内正規品と並行輸入品の間でアフターメンテナンスに差がないので、どの店舗で購入するかを気にする必要もありません。高級ブランドでありながら手に入れやすい庶民的なモデルまで販売しているからこそ、世代を問わず多くの人からの支持を得ています。

理由その3:華やかな歴史

オメガはその長い歴史のなかで、世界的に見ても重要な出来事のワンシーンに数多く登場しています。オメガというブランドを語るうえで欠かせないのは、なんといってもオメガの定番モデルのひとつである『スピードマスター』がNASAに採用されたことでしょう。1969年にはアポロ11号が人類史上初めてとなる月面着陸を成し遂げた快挙を陰ながら支えました。

さらに、1970年にアポロ13号の飛行中に酸素タンクが爆発するというショッキングな出来事が起きた際にも、オメガ製の時計が乗組員の生存に大きく貢献しています。乗組員が生還する方法は正しいタイミングで14秒間だけエンジンを噴射して宇宙船の軌道を変えることでしたが、爆発によって電源を喪失していたため手動で時間を測るしかありませんでした。

もしもエンジンを噴射する時間が1秒でも異なれば、最終的な軌道は地球から大きく外れてしまい生還は難しくなります。しかし、スピードマスターを見ながら操作した乗組員たちは困難なミッションを成し遂げ、オメガはさらに名声を高めたのです。

そのほかにも、スパイ映画として世界的な人気を誇る『007シリーズ』でもオメガのシーマスターが使われており、1995年以降の全作中で主人公のジェームズ・ボンドが愛用しています。オメガの時計はインパクトのあるシーンで使われることが多く、その華やかな歴史に魅力を感じている人も多くいます。

人気の高いオメガのモデル4選

オメガの人気の秘訣についてご理解いただけたでしょうか。時計には正確な時間を刻むという本来の役割がありますが、オメガが生み出すコレクションはそれに加えて耐久性やコストパフォーマンスまで優れています。

そんなオメガの腕時計に興味を抱いた人に向けて、ここからは特に人気の高いモデルを4つ紹介していきます。

オメガの代表モデル 『スピードマスター』

スピードマスターは1957年に発売が開始され、50年以上経過した現在でもたくさんの人から愛され続けている、オメガを代表するロングセラーモデルです。今でこそアポロ11号の月面着陸やアポロ13号の爆発事故からの生還に貢献したことから「ムーンウォッチ」として認識される機会の多いモデルですが、発売当初はカーレース用の腕時計として販売が開始されています。

スピードマスターがオメガを代表する人気モデルになったのは、たしかにNASAでの出来事が大きく貢献しているでしょう。
しかし、忘れてはいけないのはNASAがスピードマスターを採用した理由です。当時、NASAに採用されればブランド価値の向上に貢献すると考えた多くの企業がテストプログラムに参加していました。しかし、実際に合格したのはオメガのスピードマスターただ1つです。

スピードマスターは決して人気先行ではなく、その裏には確かな技術力に支えられた優れた機能と高い耐久性を実現した商品となっています。

007シリーズで有名 『シーマスター』

シーマスターは1948年に発売が開始され、スピードマスターと同様にオメガの長い歴史のなかで多様なモデル展開を続けていることから人気を分けあうほどの代表的なコレクションです。映画『007シリーズ』のジェームズ・ボンドが愛用していることでも有名なモデルになっています。

シーマスター最大の特徴といえるのが、高い防水性です。発売当初は現在ほど防水性能が高くなく、日常生活で使用できるレベルでしたが、その後の技術革新によって優れたダイバーズウォッチとして現代でも屈指の性能を誇ります。

後発モデルの『シーマスター300』は、名前のとおり水深300メートル以上の海中でも問題なく使用できるレベルの耐水性を保持しているほか、操作性や視認性に優れているのが特徴です。実用性に優れたコレクションを探している人にはピッタリの一品になっています。

星座がモチーフ 『コンステレーション』

コンステレーションは1952年に発売が開始され、当時から数々の精度コンクールで素晴らしい成績を修めて話題になりました。
そのなかでも特に大きな意味を持ったのが、スイス天文台クロノメーター・コンクールです。名前の由来は英語で星座を表す「constellation(コンステレーション)」で、性能の高さを表現するためにクロノメーター・コンクールを思わせるデザインが採用されています。たとえば、ダイアルにある星をモチーフにしたマークやケースバックに採用された天文台のレリーフなどです。

コンステレーションはオメガのなかでもバリエーションの豊富さが魅力のモデルとなっており、フォーマルからカジュアルまでどのようなシーンでも合わせられます。また、ブレスレット部分に色鮮やかなストラップが付く商品もあるので、選ぶ人のセンスを表現しやすいモデルです。

初めてコーアクシャル機構を搭載した『デ・ヴィル(デ・ビル)』

デ・ヴィルはシーマスターのコレクションの一種として1963年に発売が開始されました。名前の由来はフランス語の「街角」を意味する言葉で、シンプルなのに華やかさを感じさせるデザインは発売当初から人気を博し、1967年に独立したコレクションとなります。

デ・ヴィルはシンプルな三針スタイルを用いた文字盤のデザイン性が高く評価されていますが、実用面でも優れたモデルになっています。その理由として挙げられるのがオメガとして初めてコーアクシャル機構を搭載したモデルであるという点です。

コーアクシャル機構が搭載されたことによって所有者のメンテナンスにおける負担が軽減されています。維持費が大きく抑えられたことによって、高級腕時計のデメリットをひとつ解消したデ・ヴィルは幅広い人たちから人気を集め、市場価格もオールシーズン安定した高値をキープしています。

世界で愛されるオメガ

オメガは日本でもなじみの深い高級腕時計ブランドのひとつです。スピードマスターがNASAに採用されたことで世界的に認知されるきっかけになり、人気ブランドとしての地位を築きあげました。そんなオメガの腕時計は市場でも高値で売れる傾向にあります。

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