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COLUMN

2022.10.26 (最終更新日2022.10.26)

ストールもエルメスで決まり!特徴や使い方、おすすめストールを紹介!

エルメスといえば華やかにプリントされたスカーフが有名ですが、上品で質の良いストールも豊富に用意されています。

この記事では、ストールやスカーフ、マフラーの違いをはじめ、エルメスのストールの特徴や使い方、おすすめのストールを紹介します。

エルメスのストール・スカーフ・マフラーの違いは?

エルメスでは「ストール」の他に、「スカーフ」や「マフラー」がラインナップされています。どれも用途が似ているアイテムなので、何が違うのかはっきり分からない人もいるのではないでしょうか。

まずはエルメスのストールやスカーフ、マフラーの特徴や違いを確認してみましょう。

スカーフ

スカーフは生地が薄く、ストールやマフラーと比較すると面積の小さいのが特徴です。もともとは北方民族が防寒用として襟に巻いていた布が、いつしかファッション性のあるアイテムに変化したといわれています。

首や頭に巻いたり、バッグなどの小物に結んだりして使うことの多いアイテムです。基本的にはおしゃれを楽しむためのアイテムなので、防寒効果は高くありません。

ストール・ショール

ストールは長方形の薄めの生地で、主に肩掛けとして使用します。コットンやウールなどの素材が一般的ですが、エルメスではカシミヤとシルクが主に採用されています。防寒用として首に巻いて使用することも可能で、性別問わず取り入れられます。

ショールはストールよりも生地が厚手で大判です。基本的には女性用のアイテムで、ストールのように首に巻くのではなく、三角形に折って肩にかける他、ひざかけとしても使用できます。

マフラー

マフラーは細長く厚手の生地で、首に巻いて防寒用として使用されるアイテムです。同じく首に巻いて使用することもあるストールよりも、厚手で暖かい素材が使われているのが特徴です。

素材にはカシミヤやウール、アクリルなどが使われることが多く、男女問わず広く使用されています。

エルメスのストールの特徴

エルメスではさまざまなストールを発表しており、デザインやカラーが美しいだけでなく、質の良い素材を使用しているのが特徴です。ここでは、エルメスのストールの特徴を詳しく紹介します。

美しく、コーディネートしやすいデザイン

エルメスは絵画のような芸術的なスカーフが有名ですが、ストールも魅力的です。スカーフほどの装飾性はありませんが、だからこそコーディネートしやすいのが特徴です。

どのようなスタイルにも合わせやすく、1枚あるだけでコーディネートの幅も広がるでしょう。美しい色合いや絶妙な色の組み合わせ、主張しすぎないデザインでエレガントな雰囲気があります。

快適で肌あたりが良い素材

先述のとおり、ストールにはコットンやウールなど、さまざまな素材が使われています。しかし、エルメスのストールはほとんどが上質なカシミヤやシルクを使用しています。

このような高級素材を使用することで、エルメスのストールは美しさだけではなく、快適性も兼ね備えているのです。

カシミヤは軽く温かい

カシミヤはインドやネパール、中国などに生息するカシミヤヤギの毛を使用した素材のことです。軽くて保温性・吸湿性に優れています。繊維が非常に細かいため、触ってもチクチクしません。

ふんわり柔らかく、首に巻いても刺激を感じづらい点が特徴です。またカシミヤが持つ油脂が生地の表面を覆っていることで、独特のなめらかさもあります。

シルクは肌あたりが良い

高級素材として知られるシルクは、人と同じようにたんぱく質でできているため肌との相性が良く、肌あたりの良さが特徴です。

しっとりとした触り心地で、カシミヤと同様に刺激を感じづらく、着け心地が抜群です。シルクならではの光沢があり、発色も良いので首元に使用すると顔まわりがパッと明るい印象になります。

カシミヤ・シルク混

エルメスのストールには、カシミヤ・シルク混のものもあります。保温性・吸湿性に優れたカシミヤと人間の肌と相性の良いシルクがひとつになった、まさにワンランク上の素材です。

なめらかなカシミヤにしっとり感のあるシルクの質感が混ざり合った生地は、上質な肌触りと光沢感を楽しめます。

ワンランク上のコーディネートへ

エルメスのストールには、高級素材を使用しているからこそにじみ出ている高級感があります。化学繊維でも高級感を演出できるものはありますが、本物の高級素材の質感にはかないません。エルメスのストールをコーディネートに取り入れるだけで、ファッションがワンランク格上げされます。

フォーマルなスタイルにはもちろん、カジュアルなスタイルに合わせてエレガントな大人カジュアルを楽しむのも良いでしょう。

エルメス ストールの巻き方3選

長方形のストールは、マフラーのように防寒用として首に巻く使い方も可能です。しかし、せっかく上質なエルメスのストールを使用するのなら、おしゃれに使いこなしましょう。

ここでは、簡単でありながらおしゃれ度がアップするストールの巻き方を紹介します。

定番!ループ巻き

ループ巻きは、シンプルでビジネスシーンでも活用できる巻き方です。まず縦に折りたたんだり、軽く握ってクシュっと細くまとめたりしたストールを半分に折ります。カジュアルなスタイルに取り入れる際は、両端の長さをそろえる必要はありません。

次に半分に折ったストールを首にかけ、輪になっている方にもう片方の端を通して形を整えれば完成です。

首元を大きめに開ければすっきりした印象になりますし、風が入らないように隙間をつくらなければ防寒性が高まります。シンプルなのでコーディネートの邪魔にならず、さりげなくストールの色や柄をアピールできます。

オールマイティなエディター巻き

エディター巻きもシンプルな巻き方です。ストールを一周首に巻いたら、両端を前面に垂らして完成です。厚手のストールをタイトに巻けば首元を暖められ、ゆるく巻けばラフな印象になります。

ストールを縦に折りたたんでから巻いても、あえて折りたたまずに巻くのもおすすめです。春夏に薄い生地のストールを取り入れる場合は、首に巻いた後で首元の布を少し引っ張り、ふんわり感を出すと涼し気に仕上がります。

薄い生地を使用したストールの場合は、前面に垂らしたストールの両端を首元で結んでもよいでしょう。結び目をサイドにずらしたり首の後ろにずらしたりすれば、よりおしゃれな印象になるので気分に合わせてアレンジできます。

一ひねり加えてニューヨーク巻き

ニューヨーク巻きは知的で品のある印象になる巻き方です。まずはストールの片側が長めになるように首からかけます。長くした方の端を首に一周巻き、首の前で結び目をつくり、両端を下の方に引っ張りながら形を整えれば完成です。

シンプルなストールでも柄物のストールでもきれいにまとまりますし、首元にボリュームが出るので小顔効果も期待できます。ストールが首元にまとまっているので、ビビッドカラーなど目立つ色合いのストールをアクセントとして取り入れやすい巻き方でもあります。

エルメス ストールのおすすめ5選

エルメスのストールは、雰囲気の異なるデザインが豊富にそろっているため、どれを選べば良いのか迷ってしまいがちです。

最後に、エルメスのおすすめストール5選を紹介します。

パレット

「パレット」は2022春夏コレクションで登場したストールです。オレンジの布の上に絵の具のパレットを並べたようなデザインで、見ているだけでも気持ちが明るくなります。

製織の前に染めた糸を1本1本織機にかけてモチーフを描く、イカット染織により作成されています。薄手の生地なので、春夏ファッションの差し色にもぴったりです。

素材:カシミヤ80%、シルク・プリュム20%
サイズ:112×143cm
デザイナー:ジャンパオロ・パニ

ダブルフェイス

「ダブルフェイス」は、裏と表のカラーが異なるシンプルなストールです。カラーは「ブルー・ヴィフ/グリ・フランネル」「グリ・フランネル/イヴォワール」「黒/オークル・ドレ」「コライユ/マンダリン」「マリン/カーキ」の5色展開です。

「コライユ/マンダリン」はエルメスらしい鮮やかなオレンジ系の組み合わせで、それ以外はまったく印象の異なる色を組み合わせています。特にエディター巻きは2色のストールを使用しているようなおしゃれな雰囲気に仕上がります。

素材:カシミヤ100%
サイズ:70×175cm

24番地のサーキット

ユニークな名前の「24番地のサーキット」は、1938年に誕生したエンブレム「シェーヌ・ダンクル」が革新的に生まれ変わったモチーフが描かれています。いくつもつながった鎖が自動車レースのサーキットコースのようにも見えることから、この名前がつけられました。

カラーは「マゼンタ/ナチュラル/フューシャ・フォンセ」と「アズール/グリ・シネ/マリン」の2色展開です。モチーフが描かれているのは片側のみなので、エディター巻きにすると変化を楽しめます。

素材:カシミヤ70%、シルク30%
サイズ:90×180cm
デザイナー:ブノワ=ピエール・エムリー

ジグザグのサングル

「ジグザグのサングル」は、ストールの中にたくさんのジグザクが描かれた個性的なデザインです。落ち着いたエトゥープの生地に、ポティロンや黒でジグザクが描かれています。

ループ巻きで柄を見せるのもおしゃれですし、動きや立体感をつけたいときにはニューヨーク巻きにするのもおすすめです。両端がフリンジになっている点もポイントです。

素材:カシミヤ70%、シルク30%
サイズ:90×180cm
デザイナー:ヴィルジニー・ジャマン

ネオ・ロカバール

「ネオ・ロカバール」は、馬術と馬用ブランケットからインスピレーションを得て誕生したストールです。もともとは馬具工房から歴史が始まった、エルメスの伝統を受け継いでいます。

カラーは「グリ・シネ/ヴェール・ロデン/エクリュ」「サフラン/ブルー・エレクトリック/レッド」「ノワゼット/ブルー・エレクトリック/レッド」「オレンジ/エクリュ/黒」の4色展開です。全体的にはシンプルですが、効果的にアクセントカラーが入っています。

素材:カシミヤ100%
サイズ:70×190cm

美しく快適なエルメスのストール

エルメスには色やデザインが美しく、質の良いストールが多数そろっています。またどれも肌あたりの良い素材が使われているので、快適に使えるはずです。デザインとともに素材もチェックして、季節ごとに使い分けをするのも良いのではないでしょうか。

もし、お手持ちのエルメス製品を売却したいと考えている場合は、ぜひロデオドライブにお任せください。

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