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2024.06.25 (最終更新日2024.06.25)

金の資産価値とは?資産価値が下がりにくい理由と下がるタイミングを解説!

金は資産価値が高い貴金属といわれている理由はなぜなのでしょう。

金の資産価値は下がりにくいといわれていますが、さまざまな事情により価値が下がることもあります。金を購入する場合や売却する場合は、価値が上がるタイミングや下がるタイミングを知り、最適な時期を選ぶことが損失を出さないポイントです。

この記事では金の売買を考えている人に向けて、金の資産価値が下がりにくい理由、下がるタイミングを紹介します。

金の資産価値とは?

金にはどのような資産価値があるのでしょうか。金は、歴史を動かしてきた貴金属といっても過言ではありません。また、現代にいたるまで人々に長きにわたって愛されてきました。そこで、金の資産価値とはどのようなものなのか、さまざまな観点から解説します。

古来より貴重なものとされてきた

金ははるか昔から特別な価値を持つ金属として珍重されてきました。シュメール文明、トラキア文明、古代エジプト文明の頃には金が活用されていたことが記録されています。
シュメール文明は紀元前6000年にメソポタミア地方の南部にあるチグリス川・ユーフラテス川の流域でシュメール人によって構築された文明です。シュメール人は金を生活の中で活用していたといわれています。

トラキア文明は紀元前5000~3000年頃にブルガリア周辺の地方で生まれた文明です。トラキア文明の頃には錬金術や加工技術が発達しており、黄金の戦闘服や馬に金の装飾を施していました。トラキア文明は金製品が多く生み出されたことから「黄金文明」と呼ばれています。

紀元前5000年頃に誕生し、エジプト王朝が統一したエジプト文明では、紀元前3000年頃に多くの金製品が作られていました。1992年に発見された「ツタンカーメン王の黄金のマスク」をはじめとして、古代エジプト遺跡からは数多くの金製品が発見されています。

人類の歴史において、金は権力や富の象徴として考えられてきました。大航海時代には金をめぐる争いが起こり、文明の存亡など歴史を大きく動かす要因となりました。現代でも金の人気は世界中で根強く、多くの人を魅了し続けています。

安定した物質で保管リスクも少ない

金は他の物質と比べると年数が経っても輝きが変わることはほぼありません。一般的な状況では、金は酸素や水と反応することがなく安定した化学的特性を持っており、錆びにくいことが特徴です。金に強い衝撃を与えて変形したとしても、金自体に高い価値があるため、変形したこと自体が価値に影響することはありません。

金の融点は1064.4度といわれており、仮に火災などで高温にさらされたことが原因で溶けることがあったとしても、常温に戻れば固体に戻ります。そのため、金の価値が損なわれることはないでしょう。

盗難に遭わない限り、金は保管リスクもありません。盗難が心配な場合は、金庫などに保管することを検討しましょう。

投資として定番の商品

金は投資先として定番商品です。通貨や株式・債権は、国家や企業などが破産した場合、価値が大幅に下落します。しかし、金は資産として一定の価値が担保されていると見られているため、ある日突然価値がまったくなくなるリスクはかなり低いと言えます。

金は貴金属店や地金商などでゴールドバーや金貨として気軽に購入することが可能です。様々なサイズや種類があるため、予算に合わせて少額から購入することができます。また、金は世界的にも投資の対象として定番であるため、換金性に優れていることも特徴です。

金の資産価値が下がりにくい理由

金の資産価値は下がりにくいといわれていますが、金は投資商品の一つなので、価値が絶対に下がることがないとは言い切れません。状況によっては資産価値が下がってしまうということもあり得ます。

ここからは、なぜ金は資産価値が下がりにくいといわれているのか、理由を解説していきます。

金は地球上の埋蔵量が決まっている

金は、地球上に埋蔵されている量が決まっています。人類が金を手にした6000万年前から現代までに採掘された金の量はごくわずかです。

また、現在地球上に埋蔵されている金の量はもっと少なく、地下数千メートルの採掘不能な場所にある鉱脈、活動中のマグマ、海水中に溶けているものを除外すると、さらにわずかな量となります。
金は、毎年採掘が続けられているため、近い将来枯渇する可能性が指摘されている一方、需要は高まりを見せています。金は希少性が高い金属であるが故に、価値も高くなるのです。

不景気やインフレに強い

金は不景気になると価値が上がるのが一般的です。不景気になると安定資産である金の人気が高まり、金価格が高騰するからです。先述したように株式であれば不景気のあおりを受けて企業が倒産し価値を失ってしまうこともあり得ますが、金はそれ自体に価値があるので価値がゼロになる可能性は非常に低いです。

また、物価が急激に上昇すると、同じものを購入するのにより多くの通貨を必要とするようになり、その結果通貨の価値が下がるインフレーション(インフレ)が起こります。このとき金は現物資産なのでインフレの影響を受けません。そのため投資としてだけではなく、蓄財テクニックとして金を購入する人もいます。

人工的に作り出せない

中世より、金を他の物質から作ることを夢見て錬金術が盛んにおこなわれてきました。金を人工的に作り出す方法はまったくないわけではありません。近年、水銀のある種の同位体に放射線の一種の中性子線を長時間照射することで、金が得られることが分かってきました。
ただし、自然界にわずかに存在する同位体だけしか金を作ることができる水銀はありません。

また、中性子線を長時間照射するためには、原子炉の中に長期間にわたって保管しなければなりません。この方法で金を作り出すコストは1gあたり100万円ほどといわれています。2024年2月現在、本物の金の価格は1gあたり1万円程度ですので、人工的に金を作ることはコスト面から見ても現実的ではありません。

現在市場で取引されている金は、人工的に作られたものではなく、すべて自然界から採掘されたものです。安価で人工的に作れないからこそ、金には希少価値があるといえます。

保有しやすい現物資産

金は保有しやすい現物資産であることも投資商品として人気の理由の一つです。金は小さくても価値があり、変質もしにくいことから盗難に気をつけさえすれば保管も簡単です。同じ現物資産には土地や建物などの不動産がありますが、不動産の場合は保有していることで固定資産税がかかります。しかし、金を保有していることでかかる税金はありません。

また、不動産は売却時に希望の金額で売ることができなかったり、なかなか買い手がつかずに売却に時間がかかってしまったりすることもあり得ます。しかし金であれば、大まかの相場があるうえ、金の買取会社が多くあるなど換金性に優れている点も魅力の一つです。

金の資産価値が下がるタイミングとは?

金の資産価値は高いですが、投資商品でもあるため価値が下がる可能性がゼロではないことは前述しました。それでは、金の資産価値が下がるタイミングとはどのようなときなのでしょうか。ここからは、金の資産価値が下がるタイミングについて解説します。

好景気で金利が高いとき

金は「有事の金」とよくいわれます。不景気のときに金の価値が上がることは既に述べましたが、逆に好景気になると金の価値は下がる傾向です。好景気のときは金利が高くなるため、有価証券の配当や利子も高くなります。
一方、金は保有しているだけでは利子を得ることができません。好景気になると利子や配当が期待できる株式や債券への投資に需要が高まるわけです。逆に、金の需要が低下することにより、金の価値が低下します。

円高ドル安のタイミング

世界中で取引されている金は、為替相場の影響を受けます。日本はドル建てで取引されている金を輸入しているため、円からドル、ドルから円に換算する際に為替相場の影響を受けてしまいます。金に投資するなら、円高ドル安のときが金の買い時、円安ドル高のときは金の売り時といわれます。

円高になると、円の価値が他の通貨の価値より高くなり、金を安く購入できるので、日本国内で販売されている金の価格も安くなり、価値が下がります。逆に、円安のときは同じ金額で購入できる金の量が減ってしまうため、日本国内での供給量が減り、価値が高くなるのです。

中国やインドなどの需要

世界で人口の多いことで知られる中国とインドは、ともに金文化を持ち、金の需要が特に高いことで知られています。

2022年の世界の年間ゴールドジュエリー消費量は2,088.9トンでしたが、その内インドが1位の600.6トン、中国(本土)が2位の570.8トンを占めました。
2023年は世界全体の年間ゴールドジュエリー消費量は2,092.6トンでしたが、インドで需要が減少し562.3トンで2位に後退した一方で、中国での需要が630.2トンと大きく増加し、中国が世界で一番の金の宝飾品消費国となりました。

この二国の金需要は世界全体の金相場に大きな影響を与えています。この二国で金の消費量が増えれば、その分だけ金価格が高騰することが考えられるからです。逆にこの二国での消費量が激減したとき、金価格が下落する可能性があります。

※出典:World Gold Council.「Gold Demand Trends Full Year 2023」.https://www.gold.org/goldhub/research/gold-demand-trends/gold-demand-trends-full-year-2023/jewellery ,(2024-3-13).

地政学リスクの減少

テロや戦争などによる軍事的・政治的・社会的緊張の高まりを原因とする地政学的リスクによって、金相場が大きく変動することが多々あります。世界情勢が不安定になると、リスクヘッジのために金を購入する動きが活発になるため、金相場は高騰します。
逆に、緊張が緩和したり世界経済が安定したりすると、金を購入する人が減少し、金の価値は下落します。

金の資産価値は高い

金はその美しい輝きから、古来より権力や富の象徴として装飾品としても用いられ、人々を魅了してきました。現代においてもその人気は絶えることがありません。

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