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COLUMN

2024.03.14 (最終更新日2024.03.14)

10金は錆びる可能性あり。その理由や予防方法などを解説!

金は錆びたり変色したりしないはずなのに、10金は錆びるとの話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。せっかく購入したジュエリーや、プレゼントされたジュエリーが錆びてしまっては大変です。

本記事では、10金はなぜ錆びるのか、錆びるのを予防する方法はあるのかなどを詳しく解説します。

10金とは?

近年は金の価格が高騰を続けており、比較的手に入れやすい価格帯の10金を使用したジュエリーが増えました。10金のアイテムは気軽に購入しやすいため、自分用としてはもちろん、プレゼント用としてもおすすめです。

金の価格が高騰しているにもかかわらず、10金が手に入れやすい価格帯なのは、金の純度が関係しています。まずは10金の純度や特徴を、金製品として一般的な18金と比較しながら確認してみましょう。

金の純度が18金より低く割金が多い

10金や18金のなどの数字は金の純度を示しており、24分率で表されています。24分率とは、24を100%とする計算の方法のことです。例えば10金は「10/24=0.416……」で約42%の金が含まれています。18金なら「18/24=0.75」で全体の75%が金ということです。

24金は金の純度が99.99%以上とほぼ100%が金ですが、それ以外の金には銀や銅などの割金(わりがね)が含まれています。割金を加えるのは、柔らかく加工が難しい金の耐久性と加工のしやすさをアップさせるためです。

10金が18金よりも手に入れやすい価格帯なのは、金の純度が低いからです。とはいえ、10金は18金よりも硬度が高いため、傷が付きにくいというメリットがあります。

18金よりもカジュアルな輝き

金の純度が低い10金を使用したジュエリーは、18金よりもカジュアルな輝きのジュエリーになります。18金は金ならではの華やかな輝きを放つのが魅力ですが、シーンやスタイルによってはジュエリーだけが目立ってしまうこともあります。

しかし10金の場合は、ほどよい金の輝きを楽しめるため、さまざまなシーンやスタイルに合わせやすい点も魅力です。Tシャツやジーンズなどのラフなスタイルにも、フォーマルなスタイルにも馴染みます。

比較的リーズナブルなので複数手に入れておけば、その日の気分や雰囲気に合わせてコーディネートを楽しめます。

10金が錆びる理由

金は非常に安定した金属で、濃塩酸と濃硝酸を混ぜ合わせた王水にしか溶けません。そのため基本的には、長期間空気に触れていたり、水につけたりしても錆びない素材といえます。とはいえ「10金は錆びる」と見聞きしたことがある人もいるのではないでしょうか。

10金が錆びる理由は、10金は割金の比率が多いからです。そもそも金属の錆びは、空気中の酸素が金属の表面についている水分に吸収され、金属に含まれるイオンが溶け出すことで発生します。このように物質と酸素が化合する現象が、さまざまな場面で耳にする「酸化」です。

10金は他の金と比べて酸化する性質を持つ割金が多く使われているため、錆びることがあります。10金に含まれる割金の種類はいくつかありますが、そのなかでも酸化しやすいとされている金属は、銀やパラジウムです。

10金が錆びるのを防ぐ方法

10金は割金が含まれていることで錆びる可能性がありますが、扱い方に気を付ければ錆びるのを防げます。日常使いしやすい10金だからこそ、錆びるのを防ぐために意識したいポイントは4つです。

  • 定期的に身に着ける
  • 入浴や薬品を使用するときには外す
  • 就寝時には身に着けない
  • 使用後は必ずケアをする

ここでは10金が錆びるのを防ぐ方法を一つずつ解説します。

定期的に身に着ける

大事にしたいジュエリーをしまっておく人は少なくありません。気に入って購入したものや大切な人からの贈り物なら、なおさら傷を付けたりなくしたりしないように保管しておきたくなるでしょう。

しかしあまりにも長い間しまいっぱなしにしていると、酸化して黒ずみや錆が発生する可能性があります。割金が多めに含まれている10金は、純度の高い金と比べれば傷がつきにくいため、定期的に身に着けるのがおすすめです。
定期的に身に着けることで、ジュエリーの状態がチェックできますし、少しでも変化があったらその時点でメンテナンスに回せるからです。

1週間以上保管する際は、ジュエリーを入れられる小さめのチャックつき袋などに入れて密封しましょう。できるだけ空気に触れないような形で保管すると、酸化を多少は予防できます。

入浴や薬品を使用するときには外す

10金のジュエリーを頻繁に身に着ける場合、入浴など水に浸かるシーンや薬品を使用するシーンでは外すようにしましょう。水がついたまま放置したり、薬品がついたりすると、10金に含まれる割金が反応して変色することがあるからです。

例えば入浴するときはネックレスを外す、炊事や洗い物、漂白剤などの薬品を使用するときは指輪・ブレスレットを外すなどです。入浴時は普段使用しているシャンプーや石鹸、入浴剤の成分が割金と反応し、錆びてしまう可能性があります。

また洗い物や薬品を使用する作業時はゴム手袋などをする人でも、気が付かないうちに飛び散った洗剤や薬品が付着してしまう可能性もあるでしょう。温泉に入るときも、入浴前に10金のジュエリーを外すことをおすすめします。

就寝時には身に着けない

10金のジュエリーは、就寝時に外すようにしましょう。人は寝ている間も汗をかくため、汗と割金が反応して錆びる可能性があるからです。

また、10金が錆びる以外にも、ネックレスを着けたまま眠ってしまうと髪の毛や寝具の繊維に引っかかるリスクもあります。ネックレスのデザインやチェーンの長さによっては、ジュエリーが傷付く可能性も考えられます。

入浴前に外したらケアをしてそのままジュエリーボックスにしまうなど、就寝時は着けないようにしましょう。

使用後は必ずケアをする

10金のジュエリーは、使用したら必ずケアすることが大切です。10金のケアは基本的に、柔らかい布で優しく汚れを拭き取るだけで構いません。

汚れを拭き取る布はアクセサリー専用のクロスがおすすめです。眼鏡用のクロスでもお手入れできますが、ウエットタイプのものは金のお手入れには向かない成分が入っている可能性もあるため、避けたほうがよいでしょう。

なお繊維の多いタオルやティッシュペーパー、キッチンタオルなどで拭くと、ジュエリーに傷が付くことがあります。専用のクリーナーを使用する場合も、10金に対応しているか、事前に確認してから使用します。

ジュエリーボックスに入れて保管する際は、他のジュエリーとぶつかって傷がつかないように注意しましょう。

10金が酸化・変色したときの対処法は?

これまで解説したような対策で日頃から10金のジュエリー大切に扱っていても、酸化・変色してしまうことがあるかもしれません。空気に触れないように保管していたのに、久しぶりに身に着けようとしたら変色していたケースもあるでしょう。

10金が酸化・変色したときは、自分で対処する方法があります。酸化や変色をする前でも、定期的なお手入れ方法として取り入れられるので、参考にしてみてください。

中性洗剤で洗う

酸化・変色した10金のジュエリーは、薄めた中性洗剤で洗浄するとケアできます。石鹸を使用すると変色の恐れがあるため、中性洗剤を選びましょう。

また中性洗剤はそのままつけて洗うのではなく、薄めて使用するのがポイントです。水で薄めても良いですが、人肌くらいのぬるま湯を使うとより効果的です。

細かいデザインが施されたジュエリーの場合は、柔らかい歯ブラシを使うと細部の汚れも落とせます。ただし力を入れると傷付くことがあるため、力を入れずに優しく撫でる程度にします。

ジュエリーの変化が大きい場合は、薄めた中性洗剤の中に5分程度つけておきましょう。汚れが落ちたら、洗剤が残らないようにすすぎをしっかり行います。ピアスや指輪などの小さなジュエリーをすすぐときは、茶こしやザルに入れて上から水を流すと紛失を防げます。

しっかりすすいだら、水気が残らないように柔らかい布で拭き取ることも大切です。最後に水分が残っていると、錆びの原因になるため注意しましょう。

プロにケアをお願いする

高価なジュエリーやプレゼントされたものなど、特に大切にしたいジュエリーが汚れてしまったら、プロにケアをお願いするのがおすすめです。

また激しく変色してしまったものも、ジュエリーのクリーニングやリペアを行っている会社に一度相談してみましょう。プロが洗浄や磨き直しをすることで、10金本来の輝きを取り戻せる可能性があります。

購入したお店でクリーニングやリペアに対応している場合は、無料で対応してくれることもあるため確認してみましょう。専門の会社で数千円で対応してもらえるケースも多いので、気になったら相談するのも一つの手です。
酸化や変色をそのまま放置してより深刻な状態になるよりも、しっかりきれいにしてもらったほうが気持ち良く身に着けられます。

10金をメンテナンスするときの注意点

10金は薄めた中性洗剤を使用すれば家庭でもケアできますが、宝石がついている場合はプロに任せた方が安心です。宝石の中には、自宅でケアすると変色したり、破損したりするケースがあるからです。

例えば有機物である真珠やさんご、べっ甲、琥珀、象牙のほか、エメラルドやラピスラズリ、トルコ石、マラカイトは薄めた中性洗剤を使用しても洗えません。また水に弱いムーンストーンやオパール、アマゾナイトも自宅でのケアは避けた方が無難です。

10金のみでできたジュエリーや、ダイヤモンド、サファイアなど水や中性洗剤の影響を受けない宝石がついたジュエリーであれば、薄めた中性洗剤でケアできます。またほとんどのジュエリーは熱湯に弱い性質です。
アクアマリンやアメジストのように人肌程度であれば薄めた中性洗剤で洗えても、熱湯は避けなければならないものもあります。ケアする際は、温度にも注意しましょう。

10金を錆びさせない

10金は金以外の割合が比較的多めに使用されているため、錆びる可能性があります。とはいえ手に入れやすい価格やシーンを選ばず身に着けられるなどのメリットもある魅力的な金属です。10金のジュエリーを使用する際は、この記事で解説したポイントを参考にケアし、錆びさせないように注意しましょう。

お手持ちの10金のジュエリーを使用する機会がない、売却したいけれど汚れているなどの場合は、ぜひロデオドライブにご相談ください。ロデオドライブには金の高価買取で業界トップクラスの実績があり、汚れていても壊れていても買取が可能です。宅配買取出張買取も実施しているので、ぜひチェックしてみてください。

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