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COLUMN

2023.08.14 (最終更新日2024.02.21)

24金とは?特徴や使用用途、刻印の意味など徹底解説!

資産としても人気を集める24金とは、具体的にどのような金を指すのでしょうか。なぜ24という数字が使われているのか、K24や24Kとは何が違うのか、気になる人も多いかもしれません。この記事では24金とは何なのか、24金の特徴や18金・10金など他の金種との違い、金かどうかの判別方法など、金について徹底解説します。

24金とは?

24金とは、純度が99.99%以上であることを表す表記です。美しく輝く金は古くから価値の高いものとして扱われてきました。実際に古代エジプトの遺跡からは、純金製の宝飾品が多く発掘されています。

金は現代でも資産価値の高いものとして扱われている金属です。金の相場は、世界最大の金のマーケットであるロンドンで提示される数字をもとに毎日変動しています。

24金・K24・24Kの違い

24金製品には「24金」「K24」「24K」と、主に3つの表示方法があります。

通常、日本で作られた金製品には、数字の前にKがつく「K24」と表記(刻印)されています。海外で作られたインゴットや金製品は「24K」と、数字の後ろにKを表記される傾向があります。
ただし海外のアイテムの中には、実際は24金より純度が低いにもかかわらず「24K」と表記されているものもあるため注意が必要です。「24金」は、日本において店舗で金の純度を紹介するときや、証明書に用いられています。

なお「K」は「Karat(カラット)」の略で、ダイヤモンドの質量を表す「carat(カラット)」とは異なる単位です。金の純度を示す言葉がカラットになったのは、古代ギリシャで金を計る際に使用していたイナゴ豆を意味する言葉が「Karat」だからです。「○金」と呼ぶのは、ダイヤモンドのカラットと混同しないためともいわれています。

24金の定義

金の純度が99.99%以上のものが24金、もしくは純金とされています。この24という数字は、金の純度が24分率で表示されることに由来しています。24金は「24分の24」という意味なので、100%の金ということになります。

24金の純度が100%ではなく99.99%以上と解説したのは、表面に不純物が混ざる可能性があり、純粋に100%金だけとは言い切れないからです。とはいえほぼ100%の金なので、最高品位であることは間違いありません。

先ほど紹介した「24金」「K24」「24K」の他に、「99.9」「999」「999.9」など数字が表記されているケースもあります。これらも純金製のアイテムに表記されており、「999」や「999.9」は海外製のアイテムによく記されています。

18金

金は純度によって「18金」「14金」「10金」「9金」など、いくつかの種類に分けられています。

18金は金の純度が約75%で、流通量の多い種類です。残りの約25%は銀や銅、パラジウムなどが使用されており、中にはニッケルを含むものもあります。金に他の素材を混ぜるのは、強度や耐久性をアップさせるためです。

18金は金の純度が高いため金本来の色合いに近く、加工もしやすいことが特徴です。アクセサリーに使われることが多い他、時計などの小物にも使われています。割金が使用されている18金や14金、10金などは、金以外に配合する材料によってホワイトゴールド・イエローゴールド・ピンクゴールドといったカラーを楽しめます。

14金

14金は全体の約58%が金でできています。割金の配合量が多いため、24金や18金と比較すると耐久性がアップします。

金本来の色合いよりも優しい印象で、18金同様アクセサリーや時計、眼鏡のフレーム、文房具など日常的に使用するアイテムに加工されることもある種類です。

比較的リーズナブルで硬度が高く丈夫な14金は、模様を直接刻むこともできるなど使い勝手がよく、アメリカではポピュラーです。ただしニッケルが使われている場合もあるので、金属アレルギーがある人は注意が必要です。

10金

10金は金の純度が約42%と、割金の方が多く含まれています。変色や錆びなどが発生する可能性は高まるものの、購入しやすい価格であることや18金よりも軽くて丈夫なことから人気を集めています。

金らしい輝きは控えめですが、優しい色味をしているのでさりげなく金を取り入れたい人にもぴったりです。ピンクゴールドの場合は、18金よりもピンクの色味が強めに出るので、キュートな色味を楽しみたい人にもおすすめです。

9金

日本ではあまり見かけない9金は、金の純度が37.5%の種類です。イギリス王室が古くから好んで使用していることから、イギリスでは親しみを込めて「ロイヤルゴールド」や「ブリティッシュゴールド」と呼んでいます。イギリス王室が愛用している9金には、金の他にプラチナが使われていることも特徴です。

9金は10金以上に丈夫で優しい色合いとなっており、イギリスで9金がオーソドックスになったのは、そうした美しさと実用性のバランスが人々に好まれたためともいわれています。
イギリスでは腕の良い金細工職人により19世紀頃に繊細な宝飾品が多く作られました。現在でも9金を使用したデザイン性の高いアンティークジュエリーが出回っています。

24金の特徴

金は先述したとおり純度によってそれぞれ特徴が異なります。24金の特徴は、美しいカラーと安定した品質、柔らかさです。ここからは24金の特徴を一つずつ確認してみましょう。

美しいゴールドカラー

24金の特徴は、その美しいゴールドカラーです。純度が99.99%以上と、ほぼ100%金なので、金本来の色味を楽しめます。パッと目に入る華やかな輝きは、24金でなければ表現できません。

錆びない・劣化しない

金はもともと安定した物質です。他の物質をほとんど含まない純度99.99%以上の24金は酸化しづらいため、錆びたり劣化したりする心配がありません。

とはいえより美しい状態を保つためにも、宝飾品であれば使用後は専用の布や柔らかい布で優しく拭くなどの手入れは怠らないようにしましょう。
インゴットの場合は、触れた後に皮脂汚れなどが付いている場合、中性洗剤を使用して洗っても構いません。ただし、傷がつかないよう汚れを浮かせて水で流すイメージで洗ってみましょう。

柔らかく単純加工に向いている

金は硬度が低く柔らかい金属です。純度が高くなるほど硬度は低くなり、変形したり傷が付きやすかったりします。そのため24金は、日常的に身に着ける宝飾品や強度が必要な金属製品などにはほとんど使用されず、単純加工に向いています。

もしも24金の宝飾品を購入した場合は、他の宝飾品と擦れることのないよう区切りのあるジュエリーボックスなどに収納しましょう。すでに傷が付いたものは、プロに対応してもらうのがおすすめです。

24金の判別方法

家に金製品があるものの純度がわからない、本物の金製品なのかわからないなどのケースもあるかもしれません。ここからは、その場合の判別方法を3つ紹介します。ただし、どの方法も、完全にわかる方法ではない点に注意してください。

刻印を確認

24金かどうかを判別するには、まず刻印を確認してみましょう。
「K24」や海外の金製品であれば「24K」、インゴットなら「999.9」や「FINE GOLD」と刻印されています。

K24に「GP」「GF」などのアルファベットが続いているものは24金ではありません。「GP」「GEP」「HGE」は金メッキが施されているアイテムです。「GF」「GR」「RGP」は金張りが施されているアイテムです。金メッキも金張りも、中身は金以外の素材が使われています。

アクセサリーの場合、一般的に刻印はネックレスなら留め具の部分に、指輪なら内側に記載されています。

色味を確認する

金は純度が高くなるほど、オレンジがかった金ならではの色味があります。反対に純度が低くなるほど黄色がかった色味になります。24金かどうかを確かめたいアイテムに刻印が見当たらない場合は、色味を確認してみるのも一つの方法です。

24金や18金などをすでに別に持っている人は、自分が持っている金製品と並べて色味を比較してみましょう。本物の24金ではなかった場合、比べてみると色味が異なることに気が付くはずです。なお10金など金の割合が低く銅の配合が多い製品は、暗めの色味である場合があります。

水を使って比重を調べる

水を使って比重を調べる方法も古くから活用されてきました。計量カップなど目盛りが付いている容器に水を入れておき、調べたい金製品を水の中に沈めたときに増えた目盛り分が体積です。

次に金製品の重さを計り、「重さ÷体積」を計算すると比重がわかります。24金の比重は19.13~19.51なので、比重が一致しているかどうかを確認します。

ただし、異なる素材同士を組み合わせて作られたアイテムの場合は、こちらの方法で確認することはできません。

24金の使用用途

24金はインゴットやコイン、アクセサリーの他、仏具などさまざまなアイテムに使用されています。ここからは、24金の使用用途を解説します。

インゴットやコイン

インゴットやコインは、資産運用や投機目的で使用される傾向にあります。インゴットは流通・保管がしやすいように金を型に流して固めたもので、延べ棒やゴールドバーもインゴットとされています。

24金のコインは通貨として利用されることはないものの、資産価値があり人気が高い金製品です。例えば世界にはカエデの葉を浮き彫りにしたメイプルリーフ金貨や、猫が描かれたマン島キャット金貨などがあります。

アクセサリー

先述のとおり24金は柔らかく、傷が付きやすく変形しやすいため、アクセサリーとして販売されている数はそれほど多くありません。24金のアクセサリーにはネックレスやピアス、ブローチなどがありますが、地金をたっぷり使った肉厚のデザインが多い傾向があります。

量が限られており希少性の高い金のアクセサリーは資産としての価値も高いため、お気に入りのデザインのものが見つかった場合は、手に入れておくのもよいかもしれません。

仏具

24金を使った線香さし、おりん、ろうそく立て、水入れ、香炉などの仏具も少なくありません。有名な作者が作った仏具や骨董品として価値のある仏具の場合は、24金製であれば売却できる可能性もあります。ただし金メッキ加工などが施されているものは対象外です。

24金はピュアな美しい輝き

24金は金の純度が99.99%以上のものを指します。柔らかい素材のためアクセサリーとして販売されているものはあまり多くないものの、その美しいカラーや錆び ・劣化の心配がないことが特徴です。

近年、金の相場が上昇しているため、お手持ちの24金の売却を検討している人もいるのではないでしょうか。
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