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COLUMN

2021.05.12 (最終更新日2021.09.14)

世界三大時計ブランドはどこ?どうして選ばれた?人気の理由や有名モデルまで解説!

2021年5月現在、日本国内で有名な腕時計ブランドというと、ロレックスやオメガを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。たしかにロレックスのデイトナやサブマリーナ、オメガのスピードマスターなどは人気があり、身につけている人も多いアイテムです。

しかし、世界的に最も格式の高い「世界三大時計ブランド」と呼ばれているのは別のブランドです。そこで、この記事では世界三大ブランドの概要からおすすめ最新モデルまで紹介していきます。

世界三大時計とは?

世界三大時計ブランドとして世界的に認知されているのは「パテックフィリップ」「オーデマピゲ」「ヴァシュロン・コンスタンタン」です。これらのブランドは時計業界における存在感が他のブランドと一線を画すことから、「雲上ブランド」と呼ばれることもあります。腕時計にあまり興味がない人は聞いたことのないブランドもあるかもしれませんが、いずれも腕時計の本場であるスイスの超名門ブランドです。

価格こそ雲上ブランドの名にふさわしく決して安くはないものの、それを補ってあまりある魅力をもつゆえに、時計業界のトップに君臨し続けています。

この3ブランドである理由

世界三大時計にパテックフィリップ、オーデマピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタンの3つが選ばれているのは、それぞれに長い歴史と高い格式を備えているからです。

たとえば、三大ブランドのなかで最も長い歴史を有しているのはヴァシュロン・コンスタンタンで、創業が1755年です。それほど長期にわたって高級腕時計を作り続けるのは簡単なことではありません。高級腕時計は価格が高いからこそ、デザイン性と実用性の両方を高い次元で両立させていないと顧客はすぐに離れてしまいます。それぞれに長い歴史があるということ自体が、信頼のおけるブランドであることの証明でもあります。

また、デザイン性と実用性を実現するためには、優れた技術力も欠かせません。スイスにはジュネーブシールと呼ばれる時計の品質を保証する規格があり、三大ブランドが採用するほとんどのムーブメントは取得済みです。ときには、三大ブランドにA.ランゲ&ゾーネとブレゲを加えて世界五大時計と呼ぶケースもありますが、いずれにしても長い伝統と高い格式、優れた技術力に支えられた超一流ブランドのみが得られる称号となっています。

雲上ブランド筆頭格:パテックフィリップ

世界三大ブランドのなかでもトップの存在としてよく語られるのが、パテックフィリップです。1839年にアントニ・パテックとフランチシェック・チャペックという2人のポーランド人によって設立されました。

パテックフィリップは世界最高の時計ブランドと呼ばれており、その愛用者にも非常に豪華な名前が並んでいます。これまでの顧客にはローマ教皇やアインシュタイン、ヴィクトリア女王など、歴史の教科書に登場するような人物も多くいます。

パテックフィリップが人気の理由

パテックフィリップの魅力は「普遍的な格式の高さ」にあります。時計業界に限らずファッション関連のアイテムにはその当時の流行があり、どうしてもそれに乗ったブランドに人気が偏りがちです。しかし、パテックフィリップは、そのようなトレンドの変化に左右されない格式の高さがあります。

そうした格式の高さを担保しているのが、現代でも「職人の手作業」にこだわり続けている作業工程です。パテックフィリップの腕時計は文字盤だけで200もの製作工程があるといわれていますが、そのすべてを手作業で行っています。機械製造では決して味わえない、オンリーワンの時計という魅力がパテックフィリップにはあります。

パテックフィリップの有名コレクション

パテックフィリップの有名コレクションとして挙げられるのが「カラトラバ」や「ノーチラス」です。カラトラバは「永遠のクラシック」と呼ばれることもある、ドレスウォッチの最高峰として名高いアイテムです。名前の由来になっている「カラトラバ十字」はパテックフィリップの伝統的エンブレムでもあり、名実ともにフラグシップコレクションといえるでしょう。

一方、ノーチラスはパテックフィリップとして初めて発表したスポーツウォッチで、フランスのSF小説に登場することで有名な潜水艦の「ノーチラス号」をモチーフに製作されました。天才時計デザイナーとして名高いジェラルド・ジェンタが手掛けたデザイン性が高く評価され、人気を保ち続けています。

パテックフィリップの有名コレクションには、そのほかにも「ゴンドーロ」や「アクアノート」「Twenty~4(トゥエンティーフォー)」などがありますが、なかでも特に高値で取引されるのが「コンプリケーションウォッチ」です。コンプリケーションウォッチとは特定のコレクションではなく、複雑機構が組み込まれたウォッチの総称になります。

パテックフィリップでは「トゥールビヨン」「スプリットセコンドクロノグラフ」「ミニッツリピーター」「パーペチュアルカレンダー」の4つの機能をコンプリケーションと分類しており、このうちの1つが採用されたものを「コンプリケーションウォッチ」、複数採用しているものを「グランドコンプリケーションウォッチ」としています。

おすすめ最新モデル カラトラバ Ref.6007A-001

パテックフィリップのおすすめ最新モデルは「カラトラバ Ref.6007A-001」です。パテックフィリップとしては珍しいポリッシュ仕上げを採用したステンレススチール製のケースが話題となったアイテムで、1,000個限定で製作されました。

ふくらみをもたせた幅広のベゼルやホワイトのステッチがアクセントとなっているカーフ・スキンバンドなど、一目でそれとわかるコレクション性の高さも魅力の逸品です。限定モデルであることから希少性が極めて高く、パテックフィリップユーザーの注目の的となっています。

世界最古の時計メーカー:ヴァシュロン・コンスタンタン

世界三大時計ブランドは、いずれも長い歴史と高い格式を誇っていますが、そのなかで最も創業が古いのはヴァシュロン・コンスタンタンです。創業者はジャン=マルク・ヴァシュロンで、1755年にスイスのジュネーブにブランドを設立してから、すでに260年以上の時間が流れています。

単に歴史が長いだけでなく、創業以来一度も時計製造をやめたことがないブランドとしても有名です。創業時の理念が脈々と受け継がれてきたことによる伝統的な時計製造の技法はほかのブランドにはない魅力であり、製作する時計は芸術品に例えられることもあります。

ヴァシュロン・コンスタンタンが人気の理由

ヴァシュロン・コンスタンタンの人気の理由は、やはり「最も歴史ある高級腕時計ブランド」である点です。時計ブランドのなかにはマニュファクチュールブランドとして古くから存在するところもありますが、経営が苦しくなって一時的に時計製造を中止したり、経営権を譲渡したりしたところも多くあります。しかし、ヴァシュロン・コンスタンタンはずっと自社経営で時計を製造してきており、時計愛好家から一目置かれる存在です。

また、長い歴史のなかで数多くの王侯貴族に愛されてきたのも人気の理由のひとつで、ブランドとしてのステータスにより深みをもたらしてきました。そんな歴史の重みをより強調してくれるのが、ヴァシュロン・コンスタンタンの生み出すアイテムに採用されているクラシカルなデザインです。ブランドのシンボルマークのマルタクロスに代表されるシンプルで普遍性の高いデザインは多くのファンから愛されており、顧客を魅了し続けています。

ヴァシュロン・コンスタンタンの有名コレクション

ヴァシュロン・コンスタンタンの有名コレクションとしては、唯一のスポーツウォッチである「オーヴァーシーズ」が挙げられます。オーヴァーシーズは1996年に発表されたコレクションで、ケース素材のバリエーションの豊富さが人気です。たとえば、普段使いしやすいステンレススチール製から、エレガントなピンクゴールド製のアイテムまで多種多様に展開しています。

そのほかにも「パトリモニー」や「フィフティーシックス」などのコレクションが有名です。前者はラインナップの幅が広いこと、後者は1956年に発表されたRef.6073のリバイバルモデルとして人気があります。

おすすめ最新モデル

ヴァシュロン・コンスタンタンのおすすめ最新モデルは「オーヴァーシーズ・エクストラフラット・パーペチュアルカレンダー・スケルトン 4300V/120R-B547」です。パーペチュアルカレンダーやムーンフェイズといった複雑機構が搭載された、市場価値も高いグランドコンプリケーションモデルになります。

文字盤がスケルトン仕様になっていることから、美しい複雑機構をいつでも眺められる点も魅力です。個性的でオシャレな腕時計を探している人はチェックしておきましょう。

高い技術力で時計の常識を塗り替える:オーデマピゲ

オーデマピゲの特徴は、有名ブランドのなかでは珍しく、創業時と同じ場所で創業者一家による経営が続いていることです。有名ブランドはその地位を築き上げる過程で、本社を移転するケースもよくあります。しかし、オーデマピゲは1875年にスイスのジュウ渓谷にあるル・ブラッシュに工房を構えたときから変わらず同じ場所で経営を続けており、伝統という付加価値を生み出しています。

オーデマピゲの躍進を語るには、ジュール・オーデマとエドワール・ピゲという2人の人物が欠かせません。ジュール・オーデマはオーデマピゲの前身である小さな時計工房の創業者で、エドワール・ピゲはオーデマが引き抜いた技術者です。

時計を販売するには複雑な機構を説明できる技術者の存在が不可欠だと考えたオーデマはピゲと話し合った結果、オーデマが開発担当、ピゲは営業担当として役割を分担します。結果的にその役割分担は上手くいき、1882年にはブランド名を正式にオーデマピゲに変更して、現在まで残る人気ブランドへと成長しました。

オーデマピゲが人気の理由

オーデマピゲは、現代の腕時計に使われている機構の数々を発明したブランドとしても有名です。

たとえば1882年には「グランドコンプリカシオン懐中時計」、1892年には「ミニッツリピーター搭載の腕時計」をいずれも世界で初めて開発しました。また、1986年には重力の影響をできるだけ小さくする機構である、「トゥールビヨン」の自動巻を世界で初めて発表しています。それまで、トゥールビヨンは機構の複雑さから手巻き式しかありませんでしたが、オーデマピゲはその高い技術力によって自動巻を実現したのです。

他のブランドが実現できなかった常識をいくつも塗り替えてきた実績によって、現代では世界三大時計ブランドのひとつとして数えられるようになっています。

オーデマピゲの有名コレクション

オーデマピゲの有名コレクションとして外せないのは、なんといっても「ロイヤルオーク」です。

ロイヤルオークは1972年に発表された高級スポーツウォッチで、前述のパテックフィリップやIWC、オメガのデザインなども手掛けた巨匠ジェラルド・ジェンタがデザインを担当したことでも有名なコレクションになります。それまでになかった斬新なデザインが話題になり、発表されてすぐに人気コレクションとなったことから、現代ではラグジュアリースポーツの元祖として紹介される機会も多いアイテムです。

そのほかにも、イタリアのコロッセオをモチーフにしたケースが印象的な「ミレネリー」や、ジュール=ルイ・オーデマの名が冠された「ジュール・オーデマ」も人気コレクションになります。さらに、2019年に久しぶりのニューモデルとして発表された「CODE11.59 バイ オーデマ ピゲ」もすでに多くの人から注目を集めており、有名コレクションの仲間入りを果たしています。

おすすめ最新モデル

オーデマピゲの最新モデルとして紹介するのは「ロイヤル オーク クロノグラフ26331BC.GG.1224BC.03」です。こちらは2020年モデルであり、ジャパンブティックで111本限定商品として発売されました。ロイヤルオークらしい力強さを感じられる八角形のベゼルと、エレガントなグランドタペストリーがデザインされた文字盤の調和が美しいアイテムです。

ケースサイズが41mmとそれほど大きくないのに加えて全体的にシルバーとブラック、ブルーを基調としており、普段使いもしやすいのが魅力になります。

世界が憧れる三大ブランド

世界的に人気のある三大ブランドを紹介しました。いずれも雲上ブランドと呼ばれることがあるように、デザイン性と実用性の両方に優れた格式高いブランドとして有名です。

価格が高いコレクションも多いですが、それに見合うだけの価値がある腕時計だからこそ、世界中のユーザーから愛されています。そうした世界三大ブランドの腕時計は市場でも高く評価されているので、もし今回紹介したブランドのアイテムを所有していて売却を考えている方がおられましたら、是非ロデオドライブで査定してみてください。

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