COLUMNコラム
特徴のあるロレックス文字盤!交換方法も解説
ロレックスは文字盤の交換が可能なことをご存じでしょうか。同じモデルでも文字盤を変えるだけで、印象を大きく変えられます。より自分の好みにあうロレックスに変身させることも可能です。
手持ちのロレックスに飽きてきたと感じたら、ぜひ文字盤の交換を検討してみてください。文字盤を交換すれば、それまでと違うロレックスの新たな一面を引き出せること間違いなしです。 ロレックスの文字盤にはどのような種類があり、どうやって交換するのでしょうか。文字盤の交換には費用がかかるため、事前によく確認しておくと安心です。
今回は、ロレックスの文字盤の種類や交換の方法などについて詳しくご紹介します。文字盤の交換に興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
(本記事は2020年11月現在のものです)
ロレックスの文字盤について
ロレックスの文字盤を交換するには、一定の条件を満たしている必要があります。具体的には、時計のリファレンス番号がカタログに掲載されていなければなりません。現在までに同一の型番がカタログに掲載されていたことがあれば、好きな文字盤に変更できます。ただし、自由にすべてをカスタマイズできるわけでなく、あくまでもカタログの仕様にあわせる必要があるので注意しましょう。
なお、なかには文字盤の変更ができないモデルも一部存在しています。文字盤の交換を希望する際は、どのような文字盤に変えられるのかあらかじめ確認しておくとよいでしょう。
また、文字盤を交換すると、取り外した文字盤は返却してもらえます。今後、以前と同じ文字盤に戻したいと思ったときには、返却されたパーツをそのまま戻すことが可能です。気分が変わる可能性もあるので、返却されたパーツは大切に保管しておきましょう。パーツが劣化しないよう、ロレックスの本体とともに環境に気をつけて保管しておくことをおすすめします。 以下では、ステンレス文字盤やゴールド文字盤をはじめとする、文字盤の種類ごとの詳細を紹介します。新しく交換する文字盤の特徴もきちんと理解しておきましょう。
文字盤の交換
購入時に装着されている文字盤は、さまざまな文字盤へ交換できます。 もともとがシンプルな文字盤であれば、文字盤を他のものに交換するだけで一気に華やかになります。所有しているロレックスの価値や魅力をさらに高めたいと思っているなら、購入時に装着されている文字盤から他の文字盤へ交換するのがおすすめです。
ただし、文字盤の価格はそれぞれ異なるため、どのような文字盤を選ぶかによって交換にかかる総額は変化します。工費としては、文字盤の価格だけでなく、オーバーホールにかかる基本費用も含まれます。 価格を考慮して文字盤を選べば一定金額内に総額を収めることも可能です。 なお、購入時に装着されている文字盤をよりグレードの高い文字盤へ交換した場合、ロレックスの価値そのものを高められる可能性もあります。文字盤の種類や時計の状態にもよりますが、数十万円も価格が上がるケースもあるほどです。
購入時に装着されている文字盤に飽きを感じてきたら、文字盤を別のものに交換してみるとよいでしょう。文字盤を変更すれば、ロレックスの新たな魅力に気付くきっかけとなるかもしれません。モデルによってはさまざまな文字盤へ交換できるので、より好みに合う文字盤を選んでみましょう。
ゴールド文字盤
ゴールドの文字盤は華やかで人気があります。ゴールドの文字盤と一口にいっても、イエローゴールド、ピンクゴールド、ゴールド無垢などの種類があります。ゴールドの色味によっても時計の雰囲気が大きく変化するため、さまざまな楽しみ方が可能です。
シンプルな文字盤も素敵ですが、ゴールドの文字盤に交換すればよりロレックスの高級感を強められるでしょう。ゴールドの文字盤はいずれも品のある落ち着いた色味なので派手になりすぎず、それまでどおりさまざまなシーンで身につけられます。日常使いだけでなく、社交的な場面でも存在感を放つでしょう。
キラキラと輝く時計は女性向きのイメージがあるかもしれません。しかし、ロレックスのゴールドの文字盤は男性にも人気があります。男性はアクセサリーをつけない分、時計が目立つので、思い切ってゴールドを取り入れてみるのも選択肢のひとつです。特にロレックスを複数もっている場合は、1つだけ文字盤をゴールドに変えて楽しんでみるのもよいでしょう。
なお、基本の素材からゴールドの文字盤に変更すれば、ロレックスとしての価値を高められる可能性もあります。そういった点からもゴールドの文字盤への変更はおすすめです。
ダイヤモンド文字盤
文字盤のなかにはダイヤモンドがあしらわれているデザインもあります。より存在感のある美しい時計にしたいなら、ダイヤモンドがついている文字盤もおすすめです。
たとえば、レディース デイトジャスト Ref.79173のゴールドの文字盤は、10ポイントダイヤがついている文字盤にできます。文字盤の価格は、25万円程度です。ダイヤがついている文字盤に交換すると、時計の輝きがより一層増すので素敵です。身に着けていると、腕を動かすたびに時計がきらめきます。アクセサリーのような感覚で時計を身に着けられるため、あまりアクセサリーを着けない人にもおすすめです。手元をすっきりとさせながらも、存在感のある時計がおしゃれな印象を与えます。
ただし、ダイヤを加えた文字盤に変更するときは、もともとついていた文字盤の種類によっては針も交換が必要になることもあります。文字盤のみの変更をする場合よりも費用が高くなるため、事前に確認しておくと安心です。
ダイヤがついているとそれまで以上に時計が目立つので、時計を身に着けるシーンを想定した上で選びましょう。たとえば、おしゃれをして出かける際に身に着けたいなら、ダイヤモンド文字盤のロレックスはぴったりです。ファッションの一部としても楽しめるようになります。
その他の特徴の文字盤
ロレックスには、他にもさまざまな文字盤があります。なかにはレアなものもあるので、より価値のあるロレックスを手に入れたいと考えているなら選んでみるのもおすすめです。
たとえば、隕石素材を使用したメテオライトの文字盤に交換すると、高級感を演出できます。石に似た風合いがあり、天然の美しい色味が特徴的です。メテオライトの文字盤にダイヤモンドを配置することもできます。メテオライトの文字盤が採用されているロレックスとしては、デイトナが有名です。
また、自然の美しさを活かした文字盤としては、MOPも人気があります。MOPとはマザー・オブ・パールのことであり、貝殻を加工して作られた素材です。俗に「シェル文字盤」と呼ばれたりもします。MOPはパワーストーンとしても知られていますが、正確にいうと石ではありません。真珠に近い輝きを放つのが大きな特徴で、加工しやすい点も評価される理由のひとつとなっています。ホワイトシェルの文字盤なら、高級感をさらに増しながらも品のある印象を演出できるので、とてもおすすめです。
強い光沢が特徴的なシェル文字盤は、ホワイトだけでなくブルーやブラックなどさまざまな色味があります。天然の素材であり、同じものが存在しないという点も人気を集める理由のひとつです。
ブラックシェル文字盤が採用されたロレックス デイトジャストRef.116243NGは、デイデイトに比べると価格が低く設定されていることもあり人気です。ブラックなので、派手すぎない落ち着いた印象があります。「華やかなジュエリーウォッチに挑戦してみたいけれど、使いこなせるか不安」と思っている人は、まずはブラックシェルに挑戦してみるのがおすすめです。
さらに、色味にグラデーションがかかっている文字盤もあります。グラデーションがかかっている文字盤が採用されているロレックスの代表格は、デイトジャストです。グラデーションをかけることで、文字盤の中央が輝いているような印象を与えています。単に華やかな印象が出るだけでなく、どこか不思議で神秘的なイメージももちあわせているのが魅力的です。晴れやかなシーンで身に着けるのに適した文字盤として、人気を誇っています。
たとえば、ロレックス デイトジャストのなかには、レッドに近しい、ブラウンの文字盤にグラデーションがかかっているタイプがあります。中央が最も明るく、縁に近づくほど色味が暗くなっているのが特徴的です。ダイヤモンドをあしらったものであれば、大人の落ち着いた雰囲気があります。嫌味のない色気があるデザインなので、女性におすすめです。
さらに、ブルーのグラデーションが美しい文字盤を採用しているタイプも存在します。レッドの文字盤と同様にダイヤモンドが配置されており、高級な雰囲気を身にまとうことが可能です。冷静なイメージを大切にしたい場合は、ブルーを選ぶといいでしょう。
「パワーストーン」としても人気のある天然石は、ロレックスの文字盤にも採用されています。ロレックスの文字盤にはたくさんの種類の天然石が採用されているので、ここでは一例を紹介します。
たとえば、ロレックス デイデイト の文字盤には「オニキス」が採用されているモデルがあります。オニキスは漆黒の色味が大きな特徴であり、文字盤にすることでロレックスをシックにまとめ上げています。もともと魔除けのために利用されてきた石であるため、身につけておけば自分自身を守ってもらえるかもしれませんね。
天然石の文字盤としては、ターコイズもあります。トルコ石ともよばれており、青と緑の中間に当たる色味が特徴的です。不透明な石であり、明るいエネルギーを秘めているといわれています。ロレックス デイトナ Ref.116519に採用されていて、このモデルは「ブルービーチ」ともよばれています。希少価値が高く、なかなか手に入らないモデルとして有名です。
その他にも夜空のような瑠璃色をした、美しい輝きをもつラピスラズリも人気です。文字盤にラピスラズリを採用しているモデルとしては、ロレックス デイデイト Ref.118399G(画像)や、Ref.118296Gがあります。流通量がとても少ないため、レアなモデルとして人気です。ロレックスをコレクションしている場合やリセールを考えている場合は、狙ってみるのもおすすめです。
ここで紹介した以外にも、ロレックスの文字盤にはさまざまな種類があります。なかには希少価値の高い文字盤もあるので、手元のロレックスと照らし合わせながらどの文字盤と交換するか検討してみるとよいでしょう。好みやファッション性はもちろん、ロレックスとしての価値を考慮して選ぶのも大切です。
文字盤の交換方法
文字盤の交換を希望するときは、日本ロレックスのサービスセンターに連絡しましょう。ロレックスブティックに対して相談し、文字盤の交換を依頼することも可能です。
すでに触れたとおり、文字盤の交換ができるのはリファレンス番号がカタログに掲載されているロレックスだけです。実際に依頼をする前に、リファレンス番号をきちんと確認しておくとスムーズです。
依頼をした上でロレックスの時計を持ち込み、交換したい文字盤を指定します。指定した内容に基づいて見積もりが作成されるので、よく確認しましょう。見積もりには、交換する文字盤の価格とともに工費が記載されています。疑問点がある場合は、必ず納得がいくまで確認してください。文字盤の交換にかかる費用は決して安くはないため、費用が正しく計上されているか入念にチェックする必要があります。
提示された見積もりの内容に納得がいく場合は、実際に文字盤の交換を依頼してください。正式に契約すると、文字盤の交換のための作業を開始してもらえます。
取り外した文字盤は返却されるのが基本ですが、修理のために同じ文字盤へ交換するために取り外した文字盤は回収されてしまいます。なぜなら、ロレックスはパーツのみの販売を行っていないからです。いまの文字盤に思い入れがあり、手元に残したいと考えている場合は注意しましょう。
ロレックスの文字盤の交換にかかる期間は、2~3週間程度です。ただし、オーバーホールも含めて作業を依頼する場合は、1ヶ月~程度かかります。交換を希望する文字盤の在庫がないと、納期はさらに伸びてしまいます。ロレックスの文字盤の交換を依頼する際は、あらかじめ納期の目安を確認しておくと安心できるでしょう。
まとめ
ロレックスの文字盤にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる特徴を備えています。モデルによって交換できる文字盤の種類には制限があるものの、文字盤を交換すれば雰囲気を大きく変えることが可能です。
文字盤を変えれば時計の雰囲気を変えられるだけでなく、ロレックスとしての価値を高められる場合もあります。せっかく文字盤を交換するのであれば、そういった部分についても検討しておくといいでしょう。取り外した文字盤は返却されるため、万が一、新しい文字盤に納得がいかなくても元の状態に戻すことが可能です。とはいえ、文字盤の交換にはまとまった費用がかかるので、自分にとっても最適な文字盤を選んで交換できるようにしてください。
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