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COLUMN

2023.07.24 (最終更新日2024.02.21)

パテックフィリップの代表格、ノーチラス。特徴や歴史、高い理由も紹介!

世界的に有名な高級時計ブランド、パテックフィリップのノーチラスが気になっている人は少なくないはずです。この記事では、ノーチラスの特徴や歴史をはじめ、価格が高い理由を紹介します。おすすめのモデルも紹介するので、ノーチラスを手に入れたい人や、気になっている人はぜひチェックしてみてください。

パテックフィリップのノーチラスとは?

ノーチラスは、世界三大時計ブランドといわれるパテックフィリップの、ラグジュアリースポーツウォッチです。パテックフィリップ初のスポーツウォッチとして発表され、多くのファンの支持を集めてきました。

スポーツウォッチだけあって実用性に優れているだけでなく、デザイン性の高さも魅力です。スポーツシーンではもちろん、フォーマルなスタイルにもマッチする独特なデザインをしています。

特徴的なデザインを生み出したのは、多くのブランドの人気モデルを手掛けるジェラルド・ジェンダです。
ジェラルド・ジェンダは「時計界のピカソ」とも呼ばれるデザイナーで、23歳でデビューして以来、画期的なデザインの時計を発表し続けています。実際にノーチラスには、当時としては珍しいステンレススティールを採用し、注目を集めました。

パテックフィリップのノーチラスの歴史

1839年に創立したパテックフィリップは、独自的な発想で100以上もの技術特許を取得してきました。機能性の高さもさることながら、高級時計ブランドらしさが光る美しいデザインで、世界中の著名人からも愛されています。

ノーチラスが誕生したのは1976年のことで、「ウェットスーツにもタキシードにもマッチする時計」をコンセプトに、パテックフィリップ初のスポーツウォッチとして設計されました。

初代ノーチラスは42mmとボリュームのあるサイズ感で、「ジャンボ」とも呼ばれていました。初代は3時位置に日付表示が施されたシンプルなデザインでしたが、のちにムーンフェイズを配置したモデルやクロノグラフタイプ、レディースモデルなどが誕生しています。2004年にはシースルーバックのモデルも登場しました。

なお、ノーチラスという名称の由来は、フランスの小説家ジュール・ヴェルヌによるSF小説「神秘の島」や「海底二万里」でネモ船長が乗っている潜水艦の名前「ノーチラス号」に由来しています。

パテックフィリップのノーチラスの特徴

パテックフィリップのノーチラスの特徴は「ケースの形状」「文字盤」「左右の耳」です。ここからはそれぞれの特徴を詳しく確認してみましょう。

八角形(オクタゴン型)のケースの形

ノーチラスの大きな特徴は、八角形(オクタゴン型)のケースです。特徴的な形状は、名前の由来にもなっているノーチラス号の船窓をイメージしたとされています。
八角形ケースというと、オーデマピゲのロイヤルオークを思い浮かべる人もいるかもしれません。両者は同じ雲上ブランドのラグジュアリースポーツウォッチとしてよく比較されますが、ロイヤルオークがシャープで角ばったデザインであるのに対して、ノーチラスは丸みを帯びたデザインです。

ノーチラスがフォーマルシーンでも違和感がないのは、エレガントな印象にするためにベゼルの表面をサテン仕上げにしているからでしょう。さらにケースの立体感を出すために、八角形の縁を鏡面仕上げにしていることも特徴です。

水平エンボス文字盤

ノーチラスの文字盤は水平エンボス加工が施されており、横縞が入ったデザインです。ノーチラスはステンレススティールやゴールド、ダイヤモンドを贅沢に使用したモデルなど、さまざまなタイプが展開されていますが、水平エンボス文字盤はどのモデルにも共通しています。
例えばダイヤモンドで文字盤を埋め尽くしたモデルであっても、ダイヤモンドが横縞を描いています。

文字盤のカラーによって雰囲気は異なるものの、横縞が入っていることによりどれも知的な印象です。

左右の「耳」部分

ケースの左右に「耳」が付いている点も特徴的です。この耳はノーチラスを印象付ける大きな特徴ですが、単なるデザインではなく優れた防水性を備えながら薄型にするために欠かせない仕組みです。

本来時計の防水性を高めるためには、ケースに隙間ができない構造にする必要があります。一般的に防水性の高いケースはベゼルとケース本体、裏蓋を組み合わせる3ピース構造となっています。

しかしノーチラスは本体と裏蓋を一体化させた2ピース構造です。この2ピースを組み合わせる部分に耳を設けてビスで固定することで、防水性を高めるとともにメンテナンスもしやすさも実現しています。

パテックフィリップのノーチラスはなぜ高い?

パテックフィリップのノーチラスを検索してみるとどれも高価で、中には驚くような価格のモデルもあることに気が付くのではないでしょうか。ここからはノーチラスはなぜこれほどまでに高いのか、理由を解説します。

最高峰のブランドによる人気モデルだから

まずノーチラスは世界三大時計として知られている最高峰のブランド、パテックフィリップの人気モデルという点で価格が高騰しています。

パテックフィリップの時計はもともと高価な時計ですが、なかでも人気のノーチラスは中古買取の相場も高く、資産価値の高いコレクションです。また、人気モデルが廃番になったことで、中古市場の価格の高騰に拍車がかかるということも起こります。

さらに、近年発展した国々の富裕層からの需要が増え、さらに人気が高まったことも理由の一つです。

新品で購入することが困難だから

ノーチラスは人気で品薄状態が続いているため、直営店でも手に入れるのが難しくなっています。職人の手作りで製作されているパテックフィリップの時計は大量生産できないため、もともと品薄になりやすい傾向がありました。

近年は世界情勢の影響を受けて、時計を製造する際にかかるコスト面で採算がとれなくなり、製造できる数はさらに限られる傾向があります。そのためパテックフィリップでは2020年以降、ノーチラスを含む人気のモデルには購入制限がかけられています。
そのため何としても時計を買いたい人は、中古市場で購入するようになり、このような要因が中古市場の高騰につながっています。

ティファニーとのコラボモデルは7億円超!

ノーチラスは全体的に高額ですが、2021年に発表したティファニーとのコラボモデルRef.5711/1A-018は7億円以上と驚くほど高額になったことがあります。
Ref.5711/1A-018はパテックフィリップとティファニーのパートナーシップ締結170周年を記念して作られました。文字盤は水平エンボス加工を施した華やかなティファニーカラーです。

Ref.5711/1A-018は170本限定で販売されており、そのうちの1本はフィリップスという世界的に有名なオークションハウスが2021年に実施したチャリティーオークションに出品されました。このオークションでの落札額は7億円以上の高値でした。このように話題性や希少性のある限定モデルは、驚くほどの高値が付くことがわかります。

ノーチラスのおすすめモデル5選

パテックフィリップのノーチラスは人気が高く、入手が困難になりがちです。ノーチラスがこれほどまでに人気を集める理由は、おすすめモデルを見れば納得できるのではないでしょうか。ここからは、ノーチラスのおすすめモデルを5本紹介します。

ノーチラス(Ref.5980/1R)

Ref.5980/1Rは現行品で、自動巻ムーブメントCal.CH 28‑520 Cを搭載したフライバック・クロノグラフタイプのモデルです。

ブラック・グラデーションの文字盤に、ゴールドのインデックスを組み合わせた華やかなデザインとなっています。ケースやブレスレッドも高級感のあるゴールドですが、赤みを帯びたローズゴールド仕様なので肌馴染みがよいカラーです。

特許を取得している調整システム付き折り畳み式バックルを採用しており、実用性の高さも魅力といえるでしょう。ケースサイズは40.5mm、厚さは12.2mmです。

ノーチラス(Ref.5726A-001)

Ref.5726A-001も現行品で、自動巻ムーブメントCal.324 S QA LU 24H/303を搭載しています。日付表示が6時位置に、そのすぐ上には24時間表示サブダイヤルとムーンフェイズが施されています。さらに12時位置には月と曜日が表示されているなど、さまざまな機能が搭載されているモデルです。

これだけの情報量がありながら文字盤はすっきりしており、視認性にも優れています。ブラック・グラデーションの文字盤にステンレススティールのケースがクールな印象で、ビジネスシーンにもぴったりです。ケースサイズは40.5mm、厚さは11.3mmです。

ノーチラス(Ref.5990/1A-001)

Ref.5990/1A-001は、自動巻ムーブメントCal.CH 28-520 C FUSを搭載しているクロノグラフタイプのモデルです。ブラック・グラデーションの文字盤にステンレススティール仕様のケース&ブレスレッドの組み合わせがシンプルで上品な印象です。

海外旅行や出張にも便利なデュアルタイムゾーン機構が搭載されていて、出発地と現地の時刻を両方確認できます。さらにそれぞれの場所の昼夜が窓に表示されているので、一目で昼夜を確認できるのも特徴です。

こちらも折り畳みバックルを採用しており、ケースサイズは40.5mm、ケースの厚さは12.53mmです。現在は生産が終了しています。

ノーチラス(Ref.3710/1A-001)

Ref.3710/1A-001は、Cal.330.SCを搭載したパワーリザーブモデルです。1998年から2005年までの7年間製造されていました。3時位置には日付表示、12時位置にはパワーリザーブが表示されているのが大きな特徴です。12時位置にブランド名を刻印するケースが多い中、こちらのモデルはブランド名を6時位置に配置しています。

ちなみにノーチラスならではの特徴ともいえる、文字盤の水平エンボス加工が施されていません。ノーチラスの中では特殊なデザインなので、誰とも被りたくないという人はチェックしてみるといいのではないでしょうか。現在は生産が終了しています。

ノーチラス(Ref.5712GR-001)

Ref.5712GR-001は、自動巻ムーブメントCal. 240 PS IRM C LUを搭載したモデルです。ピンクゴールドのケースにグレーの文字盤、ブラウンのクロコダイルレザーの組み合わせが何とも上品です。

6時と8時の中間位置に日付表示とムーンフェイズ表示がデザインされているほか、パワーリザーブとスモール・セコンド表示も施されています。個性的なカラーの組み合わせと文字盤のデザインが魅力で、ビジネスシーンにもフォーマルなシーンにもよく馴染むでしょう。現在は生産が終了しています。

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美しく気高いパテックフィリップのノーチラス

世界的に有名な高級時計ブランド、パテックフィリップのノーチラスは、ブランド初のスポーツウォッチとして誕生したコレクションです。八角形のケースや文字盤の横縞、ケースの左右に付いている耳が特徴的で、SF小説の船から着想を得ました。

希少性の高いパテックフィリップの時計は、中古市場でも価格が高騰しており、驚くほどの高値がついているケースもあります。

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