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COLUMN

2024.10.16 (最終更新日2024.10.16)

金1オンスは何グラム?常用オンスとの違いや世界の有名金貨をまで解説!

金の重さを示すために使われる単位として、「オンス」があります。しかし、1オンスが何グラムなのかよく分かっていないという人も多いでしょう。また、オンスには金以外で使われる「常用オンス」もあります。

この記事では、金の重さを表すオンスについて詳しく解説します。常用オンスとの違いや世界的に知名度の高い金貨まで解説するので、ぜひ参考にしてください。

金に使われる「オンス(トロイオンス)」とは?

金や貴金属の重さを表すための単位としては一般的に、「トロイオンス」という単位が使われます。日本では、「oz」「toz」などと表記されるもので「オンス」と呼ばれるケースが一般的です。

海外の貴金属地金相場では、オンスが多く使われています。たとえば、金貨などのコインの価格表では「oz」や「オンス」などの表記が使われていますが、これらはトロイオンスを指しているのが一般的です。また、トロイオンスは「金衡オンス」と呼ばれるケースもあります。

ただし、オンスと一口にいっても種類があり、「常用オンス」を表しているケースもあります。常用オンスはトロイオンスと異なるため、混同しないように注意しましょう。

常用オンスとは?

金や貴金属以外に使われる単位として「常用オンス」があります。

常用オンスとは、ヤード・ポンド法の質量を表す単位です。通常オンスという場合には、常用オンスを指すことが多いでしょう。常用オンスはアメリカなどでよく使われている単位で、16常用オンスが1常用ポンドとなります。

詳しくは後述しますが、常用オンスと金などに使われるトロイオンスでは、1オンス当たりのグラム数が異なります。そのため、常用オンスとトロイオンスを混同しないようにすることが重要です。

金1オンスは何グラム?

金や貴金属の重さを表す際に使われるトロイオンスは、1オンスあたり約31.1035グラムです。トロイオンスは金貨のサイズを示す際にもよく使われる単位で、1オンス金貨や1/2オンス金貨、1/4オンス金貨というように、オンスでサイズを表すケースが多く、1オンスが基準となります。

一方、常用オンスは1常用オンスあたり約28.3495グラムとなっており、グラム換算した際の重さが異なります。そのため、オンスといった場合に金や貴金属の重さを表すトロイオンスなのか、それとも金や貴金属以外に使われる常用オンスなのかを確認しておくとよいでしょう。

金貨のサイズと重さ

オンスというとよく使われるのは金貨です。前述したように、金貨のサイズを1オンス金貨や1/2オンス金貨などというように、オンスで表記するケースが多くなっています。ここでは、オンスと金貨のサイズを表にしてまとめたので参考にしてください。

オンス グラム
1オンス金貨 31.1グラム
1/2オンス金貨 15.5グラム
1/4オンス金貨 7.7グラム
1/5オンス金貨 6.2グラム
1/10オンス金貨 3.1グラム
1/20オンス金貨 1.5グラム
1/25オンス金貨 1.2グラム

このように、1オンスを基準としているため1オンス金貨は31.1gとなり、1/2オンス金貨は1オンス金貨の半分、1/4オンス金貨は1オンス金貨の1/4というようにグラム数は減っていきます。

24金の金貨であれば、金貨の重量がそのまま金の含有量となりますが、金貨の中には24金以外のものも存在しています。金の純度が異なる場合には、金の含有量は上記の表と異なるため注意しましょう。

金1オンスの相場は?

金1オンスの価格相場はどの程度なのでしょうか。金の価格相場は常に一定ではなく、毎日変動しています。そのため、金の購入や売却を検討する際には、金の価格相場をしっかりと調べておくとよいでしょう

例えば2024年05月13日時点での金貨の買取価格は以下のとおりです。

メイプルリーフ金貨、ウィーン金貨ハーモニー(税込)

  • 1オンス:39万4,868 円
  • 1/2オンス:19万7,046 円
  • 1/4オンス:9万7,773 円
  • 1/10オンス:3万9,197 円

※参考:田中貴金属工業.「貴金属価格情報」.https://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/ ,(参照 2024-05-13).

世界で人気の地金型金貨

世界には数多くの金貨があり、多くの人が投資用として購入しています。このように投資用として発行されている金貨のことを、地金型金貨といいます。

地金型金貨は、各国の造幣国によって発行されているもので政府によって金の重量などが保証されているため、信頼性が高く人気があります。

ここでは、世界で人気の地金型金貨を8つ紹介します。

メイプルリーフ金貨

発行元:カナダ王室造幣局

発行年:1979年

金品位:K24(純度99.99%)

メイプルリーフ金貨は、カナダ王室造幣局によって鋳造されている地金型金貨です。金貨といえばメイプルリーフ金貨と呼ばれるほど知名度の高い金貨で、流通量は世界一を誇っています。純度も99.99%と高いため、投資目的の金貨として非常に人気ある金貨です。
オーストリアのウィーン金貨、オーストラリアのカンガルー金貨と並んで世界三大金貨とも呼ばれています。

メイプルリーフ金貨の表面にはエリザベス2世の横顔が、裏面にはカナダを代表する植物として有名なサトウカエデ(メイプルシロップの元となる樹液が採れる木)の葉がレリーフされています。エリザベス2世の横顔は年度によってデザインが変わるため、コレクション目的で保有している人も多いようです。

バッファロー金貨

発行元:アメリカ合衆国造幣局

発行年:2006年

金品位:K24(純度99.99%)

バッファロー金貨は、アメリカ合衆国造幣局により鋳造されている地金型金貨です。アメリカ合衆国初の、純金で発行されている金貨としても知られています。
アメリカ合衆国ではK22の金貨が主流でしたが、純金製の金貨よりも信用性に欠けるとして人気がなかったため新しく純金製のバッファロー金貨が発行されたという経緯があります。

表面にはアメリカの先住民族であるインディアンの肖像が、裏面にはコインの名前ともなっているバッファローがレリーフされているのが特徴です。インディアンがバッファローなどを狩って食料にしていたことから、このデザインが採用されたといわれています。

カンガルー金貨

発行元:西オーストラリア州政府公営 パース造幣局

発行年:1982年

金品位:K24(純度99.99%)

カンガルー金貨は、オーストラリアのパース造幣局によって鋳造されている地金型金貨です。発行年も古く、非常に知名度の高い金貨でもあります。カンガルー金貨はナゲット金貨と呼ばれていた時代もあり、海外では現在でもナゲットと呼ばれるケースもあるようです。

表面にはエリザベス2世の肖像が、裏面にはオーストラリアを代表する動物であるカンガルーがレリーフされています。カンガルー金貨は発行年によってデザインや発行枚数が異なるという特徴があり、発行年によってはプレミアム価格がつくものもあります。

ウィーン金貨

発行元:オーストリア造幣局

発行年:1989年

金品位:K24(純度99.99%)

ウィーン金貨は、オーストリア造幣局によって鋳造されている地金型金貨です。世界三大金貨の一つで、知名度や人気の高い金貨でもあります。

ウィーン金貨の表面にはパイプオルガンが、裏面にはバイオリンやビオラ、ファゴットなどの演奏会で使われる管弦楽器がレリーフされています。音楽の都として知られているウィーンらしいデザインとなっており、高い人気を博しているようです。

2004年には1,000オンス、グラム換算して何と31.1キログラムもの金貨を15枚の限定品として販売し、コレクターからも大きな注目を集めました。

パンダ金貨

発行元:中国造幣公司

発行年:1982年

金品位:K24(純度99.99%)

パンダ金貨は、中国造幣公司によって鋳造されている地金型金貨です。

表面には中国を代表する動物であるジャイアントパンダが、裏面には北京のシンボルとして知られている北京天壇がレリーフされています。パンダ金貨の大きな特徴は、表面にレリーフされたジャイアントパンダのデザインが毎年異なることです。そのため、投資目的だけでなく、コレクション目的で収集する人もいるようです。

イーグル金貨

発行元:アメリカ合衆国造幣局

発行年:1986年

金品位:K22(純度91.67%)

イーグル金貨は、アメリカ合衆国造幣局によって鋳造されている地金型金貨です。現在では地金型金貨として発行されていますが、1795~1804年の間は貨幣として発行されていた歴史もあります。

表面にはアメリカを象徴する自由の女神が、裏面にはアメリカ合衆国の国鳥として知られているイーグルがレリーフされています。

イーグル金貨の純度はK22となっており、割金として銅が使われています。そのため、傷つきにくく耐久性が高くなっているのが特徴です。

ブリタニア金貨

発行元:イギリス王立造幣局

発行年:1987年

金品位:K22(純度91.67%)、K24(純度99.99%)

ブリタニア金貨は、イギリス王立造幣局によって鋳造されている地金型金貨です。ブリタニア金貨は発行年によって金品位が異なります。2013年以前のものはK22、2013年以降のものはK24です。

表面にはエリザベス2世の横顔がデザインされており、裏面にはイギリスを擬人化したとされているブリタニア女神がレリーフされています。ブリタニア金貨は毎年デザインが異なることも特徴となっており、投資目的だけではなくコレクション目的で所有する人も多いようです。

クルーガーランド金貨

発行元:南アフリカ共和国造幣局

発行年:1967年

金品位:K22(純度91.67%)

クルーガーランド金貨は、南アフリカ共和国によって発行さている地金型金貨です。1967年発行と現在流通している地金型金貨の中でもっとも長い歴史を誇っています。

表面には南アフリカ共和国の元大統領であるポール・クルーガー氏が、裏面には鹿に似た動物であるスプリングボックがレリーフされています。

クルーガーランド金貨は地金型金貨の先駆けとして知られており、1980年代には日本でも多く流通していました。しかし、南アフリカ共和国政府による人種差別政策などにより世界各国で輸入が自粛されたことで、日本での流通も少なくなっています。

金1オンスは31.1035グラム!

金の重さを表す単位として「トロイオンス」という単位があり、一般的には「オンス」や「oz」と表記されます。ただし、金や貴金属などを含まない「常用オンス」という単位もあるため混同しないようにしましょう。

金1オンスは31.1035グラムとなっており、金貨の単位としてもよく使われています。世界ではさまざまな地金型金貨が発行されており、投資目的での金の保有をお考えなら金貨もおすすめです。

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