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COLUMN

2020.08.07 (最終更新日2021.09.14)

ロレックスのオーバーホール、修理の頻度と費用を解説

ロレックスのオーバーホールをすると、時計本来の機能を取り戻すことができます。なぜなら、分解した部品を洗浄したうえで、専門家が徹底的な調整を行うからです。
オーバーホールは定期的に実施する必要があり、ムーブメントの種類によっても適切な頻度は異なります。
今回は、ロレックスのオーバーホールについて、頻度や費用について解説します。ロレックスのオーバーホールについて知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

オーバーホールの基本情報を解説

時計を長く愛用するなら、オーバーホールは定期的に実施する必要があります。具体的には、機械式時計なら3~5年に1回、クォーツ時計なら4年に1回の頻度でオーバーホールを行うべきだとされています。ただし、オーバーホールのタイミングは時計の使用状況によっても異なるので、注意が必要です。
まずはオーバーホールの基本についてしっかりと確認しておきましょう。

オーバーホールとは

時計を使用するうえでオーバーホールについて最低限押さえておきたいことは、以下の2つです。
時計のオーバーホールは、内部部品を点検しながら分解し、洗浄や交換や修理を行い
調整・注油・組み立て・点検をすることです。

長く使用するにはオーバーホールが必要不可欠

時計には100以上の部品が組み込まれています。それらを分解して洗浄したり摩擦を防ぐために油をさしたりするのがオーバーホールです。
時計に注入されている油は時間とともに劣化するため、メンテナンスをしないと部品の不具合を引き起こす可能性が高いでしょう。部品が破損すると、修理や交換に高い費用がかかります。古い時計であれば、壊れた部品の修理や交換ができないケースもあるので注意が必要です。

また、部品の微妙な動きの調整をするのもオーバーホールの目的のひとつとなっています。定期的にオーバーホールを行っていれば部品を適切な状態に保てるため、時計が故障するリスクを防げます。
万が一、故障しても、適切な頻度でメンテナンスしていれば、修理できる可能性がグッと高まるでしょう。
時計のムーブメントには主に機械式とクォーツ式の2種類がありますが、いずれも定期的なオーバーホールが必要です。機械式時計なら3~5年ごと、クォーツ時計なら4年ごとにオーバーホールが必要ですが、時計の使用状況によっても異なるため目安として捉えておくといいでしょう。
オーバーホールには費用もかかりますが、時計をなるべく長く愛用したいならしっかりと行うことをおすすめします。

オーバーホールの流れ

オーバーホールをする場合、さまざまな工程があります。日本ロレックスにオーバーホールを依頼した場合の具体的な流れは以下のとおりです。

  • ・分解

  • ・ムーブメントの洗浄

  • ・部品交換

  • ・注油・組み立て

  • ・タイミング調整

  • ・ケース・ブレスレットのライトポリッシング

  • ・ケースの再組み立て

  • ・防水検査

  • ・最終品質検査

  • ・国際サービス保証書の発行(2年間有効)

最初にブレスレットを外し、裏蓋を開けて部品を取り外します。取り出したムーブメントを1つ1つ分解し、超音波洗浄を行います。ここでは専用の溶剤を使うため、部品を傷めずに洗浄することが可能です。
さらに、それぞれの部品について細かい検査をして、交換が必要な箇所がないか確認します。交換すべき部品があれば、実際に交換も行います。

部品に潤滑油をさしたうえで、組み立てを行います。
そして、ロレックスの時計としての機能の真髄である「テンプ」について、タイミング調整をします。テンプは1日あたり69万回以上振動していることから、専用の機器による測定が必要です。細かなタイミング調整を行ったうえで、さらに数日間かけて検査をします。
その後、ケースとブレスレットを磨き上げたうえで、組み立てます。組み立てた後は、規定の防水性能を有しているかどうかチェックします。
最終的な品質検査で基準をクリアしていると判断されれば、オーバーホールは完了です。日本ロレックスでのオーバーホールが完了したロレックスには、2年間有効の国際サービス保証書が発行されます。

オーバーホールはどこでできる?

ロレックスのオーバーホールは日本ロレックスだけでなく、民間の時計修理店や家電量販店に依頼することも可能です。ただし、それぞれにメリット・デメリットの両方があるため、状況に合わせて選ぶ必要があります。
まず、日本ロレックスにオーバーホールを依頼する場合、最も安心して依頼できます。ロレックスに関するプロフェッショナルが注意深く作業を進めるうえに、2年間の保証がつくのも大きなポイントです。時計の売却も視野に入れているなら、保証書がついていると有利に働きます。
ただし、徹底的なメンテナンスを行うため、費用は高めです。また、オーバーホールが完了するまでに長い時間がかかります。

民間の時計修理店にオーバーホールを依頼する場合、依頼先にもよりますが、費用は少し安めになります。完了までの期間も短く、保障がついているところもあるでしょう。ただし、依頼先によって技術力に差が出るため、信頼できる業者を探すのに手間がかかります。資格や実績をしっかりチェックしたうえで業者を選ぶ必要があります。
家電量販店にオーバーホールを依頼する場合、普段利用している店舗を選べば簡単に手続きを進められるでしょう。ただし、家電量販店ではどのようなレベルの人が修理を担当するのか把握するのが難しいです。技術力の高い民間の時計修理店が介入しているケースもありますが、実際の状況は家電量販店によって異なります。少しでも安心して依頼したいなら、細かい部分までしっかり確認しなければなりません。

ロレックスオーバーホールの費用

ロレックスのオーバーホールにかかる費用は、モデルによっても異なります。オーバーホールは定期的に必要なので、時期に合わせて費用を捻出できるようにしましょう。
2020年8月現在、日本ロレックスのオーバーホールのみの基本料金は以下のとおりです。

・デイトナ Ref.116500LN:6万円~
・エクスプローラー1 Ref.214270:4万3000円~
・サブマリーナー Ref.116610LN:4万4000円~
・ヨットマスター Ref.126622:4万5000円~
・GMTマスター:4万7000円~

実際にかかる費用は時計の状態によっても変化しますが、最低でもこの程度の費用がかかります。たとえば、不具合によりパーツの交換が必要になれば、その分、費用は高くなるでしょう。
オーバーホールにかかる詳しい費用については、実際に依頼をする前にきちんと確認したほうがいいでしょう。

ロレックスオーバーホールの修理と費用まとめ

オーバーホールは、ロレックスを使用するうえで重要なものです。数年おきに費用がかかりますが、長く愛用するためには必ず行ったほうがいいでしょう。
日本ロレックスだけでなく、民間の時計修理店や家電量販店などにもオーバーホールの依頼はできます。それぞれメリット・デメリットがあるので、きちんと比較して自分に合う業者を選んでください。
また、ロデオドライブでご購入いただいたロレックスなら、ぜひ当社にオーバーホールをご相談ください。自社内に、国家資格である時計修理技能士が在籍する「修理工房」を設けているため、オーバーホール費用を抑えられるうえ、満足いただける修理品質を提供します。

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