COLUMNコラム
ロレックスで価値の下がらないコレクションとは?価値を下げないためのポイントまで解説!

ロレックスは高級時計ブランドとして非常に知名度が高いため、ファッションアイテムとして購入したいという人は多いでしょう。またロレックスは需要が高いため、投資目的として購入する人も多いブランドです。
そこでこの記事では、ロレックスの中でも価値の下がりにくいコレクションについて解説します。また、価値を下げないためのポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
ロレックスはなぜ価値が下がりにくい?
ロレックスは価値の下がりにくいブランドだといわれています。なぜ、ロレックスは価値が下がらないのでしょうか。ロレックスの価値が下がりにくい理由としては、ブランド力の高さ・腕時計の性能の高さ・希少性の高さの3点が挙げられます。
以下でそれぞれ詳しく解説します。
腕時計としての絶大なブランド力
ロレックスといえば高級スイス時計として知名度が非常に高く、知らない人はいないほどの圧倒的なブランド力を誇っています。
ロレックスは、デザイン性の高さや品質の高さを維持することで、ブランド力を高めてきました。最高品質の素材と高い技術によって作られた製品は、長きにわたって愛されています。
また、さまざまなコレクションやシリーズがあり、多様な魅力があることもロレックスの価値を高める要因でしょう。
腕時計の性能が高い
ロレックスといえば、高級時計ブランドの名に恥じない高い技術力も魅力の一つです。
ロレックスでは、厳密な品質管理が行われています。2015年には「Superlative Chronometer」(高精度クロノメーター)認定制度を導入し、製造後に検査を受けて基準値を満たした腕時計でなければ、販売することができません。認定基準は以下の通りです。
- 日差-2/+2秒以内の精度
- 自動巻モジュールの正常な機能
- 所定の水深までの防水性
また、工業分野で一般的にいえることですが、同じ製品や部品を継続的に製造することは品質の安定につながります。ロレックスでは長いものだと10年以上製造されているコレクションもあるため、高い品質が保たれているといえるでしょう。
需要に対して生産量が少ない
ロレックスは非常に人気が高い反面、生産量が少ないという特徴があります。特に現在、需要が高まっているにもかかわらず生産量は少ないままなので、需要に供給が追い付いていない状態です。
ロレックスの一部のコレクションでは、正規代理店でも在庫が切れておりなかなか手に入れられないことも多いです。そのため、ロレックスを手に入れるために正規代理店を何店舗もはしごする「ロレックスマラソン」という言葉も生まれています。
ロレックスでは、品質を保つために人気コレクションであっても一度に大量生産されることはないため、希少性が高くなり価値も下がりにくくなっています。
ロレックスの価値が下がるときはどんなとき?

ロレックスは価値の下がりにくい時計ですが、絶対に価値が下がらないというわけではありません。ロレックスの価値はさまざまな要因から下がることもあるため、どのような場合に価値が低下するかを把握しておくとよいでしょう。
ここでは、ロレックスの価値が下がる要因を解説するので、参考にしてください。
新作が発表された
まずは、新作が発表されたときです。ロレックスは資産価値が上がりやすい時計ですが、新作コレクションが発表されると、旧コレクションが値下がりするケースもあります。
家電製品なども、新作が発表されると旧コレクションは型落ちコレクションとして値下がりする傾向にありますが、ロレックスでもコレクションによっては値下がりすることもあるようです。
ただし、全ての旧コレクションの価値が下がるわけではありません。人気のあるコレクションは、販売終了によって入手する機会がなくなるため、かえって価値が上がって高値になる可能性もあります。
また、前述したようにロレックスは販売数が少ないため、新作の発表で一時的に値下がりしたとしても、再度価値が高まって値上がりするケースが多いようです。
世界的な不況
世界的な不況によって、価値が下がることもあります。不況になると現金が必要になったり負債を抱えたりして、手持ちのロレックスを売却する人が増える可能性があります。中古市場に多くのロレックスが流れることでロレックスの在庫が余り、価値が下がることもあるようです。
例えば、2008年に起こったリーマンショックはロレックスの中古価格に大きな影響を与えました。リーマンショックによって世界的な経済不況に陥ったことで、ロレックスの多くのコレクションが暴落して半額程度まで値下がりするという事態になりました。
このように、世界的な不況や経済が不安定になることで、ロレックスの需要が下がり、価値も下がってしまうことがあります。
円高が進んだとき
為替相場に影響を受け、日本における中古ロレックスの相場が変わることもあります。
ただし、為替変動や円高、社会情勢といった外的要因からロレックスの価値が下がった場合には、一時的なものである可能性が高いでしょう。為替変動は流動的なものであるため、価値が上がる時期もあれば下がる時期もあります。
また、ロレックスは生産数・販売数が少なく、出回っている数が少ないことから、外的要因によって価値が下がったとしても、再度高まる可能性が高いといえます。そのため、円高によって価値が下がったとしてもさほど気にする必要はありません。
ロレックスの価値を下げないためにできること

ロレックスの価値を下げないためにできることは多くあります。まずは、箱や保証書などの付属品は取っておきましょう。主な付属品は以下のようなものが挙げられます。
- 外箱
- 内箱
- 保証書(ギャランティカード)
- カードケース
- タグなど
付属品を購入時のまま保存しておくことで、買取額がアップしやすくなります。また、外箱が傷ついていたりカビが生えていたりする、保証書が折れ曲がっているなどダメージがあると価値が下がる恐れがあるため、保管環境や保管状況にも注意しましょう。
さらに、定期的にメンテナスを行うこともポイントです。ロレックスでは10年に1度程度のオーバーホールを推奨しているため、適切なケアを行いましょう。日常的なお手入れをして、きれいな状態に保っておくことも大切です。マイクロファイバーなどの柔らかい布で時計を拭く、定期的に異常がないか確認するなどしましょう。
ロレックスの価値の下がりにくい人気コレクション4選
ロレックスにはさまざまなコレクションがあります。コレクションによって特徴が異なるため、自分に合った一本を探せるのもロレックスの魅力です。
ロレックスはどのコレクションも人気がありますが、その中でも価値の下がりにくい人気コレクションが存在します。ここでは、ロレックスの中でも価値が下がりにくい人気コレクションの中から4つを紹介します。
コスモグラフデイトナ
まずは、コスモグラフデイトナです。ロレックスの中でも圧倒的人気を誇っているのが、デイトナです。デイトナは、ロレックスでは唯一クロノグラフ機能が搭載されたコレクションとなっています。
ストップウォッチ機能が備わっており、耐久性も高いため日常使いはもちろんのことスポーツシーンなどでも活用できるとして人気があります。
デイトナはロレックスの王様とも呼ばれており、レーシングドライバーからの需要に応えて1963年に開発されました。半世紀以上にわたって展開されているコレクションであり、スタイリッシュかつスポーティーなデザインが魅力です。
さまざまなコレクションが販売されているため、自分好みのデザインを探しやすいコレクションでもあります。
GMTマスターⅡ
GMTマスターⅡは、1982年に登場したコレクションです。発表当時は現在ほどの人気こそありませんでしたが、近年ではデイトナに次ぐ大人気コレクションとなっています。
GMTマスターⅡは、2色のベゼルが特徴的でインパクトのあるデザインです。2つの基準時間を表示できるため、世界的に活躍しているビジネスパーソンや著名人などからも人気があります。
ベゼルの色の組み合わせはさまざまで、赤と青ならペプシ、赤と黒ならコークなどの愛称で親しまれています。
2005年にセラミック素材を用いたベゼルを完成させ、2013年にはセラミック素材において製造が難しいとされていたツートンカラー仕様のベゼルも登場しました。耐久性が向上しているため長く価値を保ちやすいコレクションです。
サブマリーナー/h3>
サブマリーナーとは、1953年に登場したダイバーズウォッチで70年という長い歴史があります。サブマリーナーにはアンティークコレクションやレアコレクションなどが多く、価値の高いコレクションが数多くあるようです。ロレックスを代表するコレクションでもあるため、知名度も高くなっています。
サブマリーナーはダイバーズウォッチであるため、耐水性の高さが特徴です。デザインはシンプルで、普段使いもしやすいでしょう。2020年にはムーブメントが刷新され、精度も向上しています。
サブマリーナーには、映画「007」でジェームズ・ボンドが着用していたコレクションもあります。そのため、サブマリーナーの知名度は高く、さまざまな層に人気です。
エクスプローラーⅡ
エクスプローラーⅡは、1971年に登場したコレクションです。ロレックスの中でも、耐久性に優れたコレクションとして知られています。過酷な登山や極地探検などにも携帯できるタフな腕時計というコンセプトで作られたのがエクスプローラーⅡです。
過酷な環境で使われることを想定されているため、堅牢性に優れているだけでなく機能も充実しています。例えば、一目で日付が分かるカレンダー機能や昼夜が分かりやすい24時間表示のベゼルなどが搭載されています。
また、過酷な環境でも正確な動作を続けるムーブメントが搭載されているため、どのような環境でも正確な時間を把握することが可能です。
シンプルなデザインで視認性が高く、使いやすいコレクションのため価値が下がりにくいコレクションとなっています。
ロレックスの人気コレクションは価値が下がりにくい
ロレックスは価値の下がりにくいブランドとして有名です。時計ブランドとして高い知名度を誇っており、性能の高い腕時計を数多く展開しています。また、需要に供給が追い付いておらず、現在なかなか入手できないことも価値が下がりにくい理由です。
ロデオドライブでは、ロレックスをはじめとしたさまざまなブランドの腕時計を取り扱っています。知識と経験が豊富なスタッフが確かな査定をいたします。店頭買取だけでなく、無料LINE査定や宅配買取にも対応しているため、どうぞお気軽にご利用ください。
ロデオドライブのロレックス買取実績はこちら