COLUMNコラム
ロレックスの現行コレクションを紹介! 好みの一本を見つけてみよう
高級時計の中でも、特にトップクラスの知名度を誇るのがロレックスです。ロレックスはどのコレクションも実用性があるのはもちろん、洗練されたデザインにも注目が集まり、世界中に多くのファンがいます。
この記事では、数あるコレクションの中から好みの一本を見つけられるよう、ロレックスが展開している現行全コレクションを紹介します。
目次
ロレックス・コレクション別に特徴を紹介!
ロレックスは発売されてから時間が経過しても人気が衰えないどころか、むしろ価値が上がるコレクションもあります。現行モデルでも魅力が詰まったコレクションがそろっており、どれを購入しようか迷うこともあるでしょう。
ここからは2024年6月時点の現行コレクションについて、それぞれ特徴を紹介しますので、参考にしてみてください。
コスモグラフ デイトナ
世界的に有名なスピードウェイの名を冠したコスモグラフデイトナは、もともとレースドライバーのために生まれました。1963年に発表され、スポーツウォッチの最高峰として象徴的な存在であり続けています。
ロレックスの中で唯一、ストップウォッチ機能を備えた機械式自動巻クロノグラフムーブメントを搭載しているのが大きな特徴です。2023年には技術刷新があり、2024年6月時点での現行モデルではより高精度になったCal.4131、特別モデルにはCal.4132が採用されています。
プロのカーレーサーのニーズも満たす時速計測のためのタキメーターベゼルや、3つの文字盤上のカウンターも、コスモグラフデイトナならではの特徴でしょう。
デイトジャスト(レディ デイトジャスト)
デイトジャストはフォーマルシーンやビジネスシーンに映えるドレスウォッチとして、常に人気の高いモデルです。3時の位置に日付表示の小窓を配した初の自動巻防水クロノメーターとして、1945年に発表されました。
ブレスレットにはラグジュアリーなジュビリーブレスレットや、プレジデントブレスレットもあり、多彩な文字盤の種類やカラーも含めて組み合わせは多岐にわたります。
また、女性用モデルとして1957年に26mm(現行モデルでは28mm)のオイスター パーペチュアル レディ デイトジャストが発売されています。ベゼルはスムースやフルーテッド、ドームに加えて、ダイヤモンドをセットしたものまでバリエーションが豊富です。
サブマリーナー
サブマリーナーはロレックス初のダイバーズウォッチとして、1953年に発表されました。現行モデルでは水深300mまでの防水性能を備え、プロフェッショナルモデルの一つとして人気の高いコレクションです。
逆回転防止ベゼルは、水中でグローブを着用したままでも操作しやすい仕様になっています。暗闇でも視認性の高いクロマライト ディスプレイ、発光素材のアワーマーカーなど、ダイバーズウォッチとしての機能が充実しているのも特徴です。
日付表示なしのノンデイトと日付表示入りのデイトがあり、現行モデルではノンデイトのムーブメントに高い耐衝撃性を備えたCal.3230、デイトにCal.3235を採用しています。
GMTマスターⅡ
GMTマスターはもともとパイロット向けに2カ国の時刻表示ができるモデルとして、1955年に誕生しました。現行モデルでは、1982年に発表されたGMTマスターⅡに進化しています。
GMTマスターⅡは2色の回転ベゼルと24時間針を備え、2つのタイムゾーンを同時に表示することが可能です。ロレックス初のハイテクセラミック製セラクロムベゼルインサートは耐傷性に優れ、特徴的な2色のベゼルを可能にしました。
2色のベゼルは誕生時からある青と赤の他、青と黒や緑と黒など、複数の組み合わせがあります。ブレスレットにはプロフェッショナルモデルとして唯一、ジュビリーブレスレットが採用されています。
デイデイト
デイデイトはロレックスの中でも最上級モデルとして、1956年に発表されました。3時の位置に日付、12時の位置に弧状の小窓でフルスペルの曜日表示があり、現行モデルでは26言語に対応しています。
デイデイトのために作られたプレジデントブレスレットは、アメリカのアイゼンハワー大統領(当時)に贈られたことから名づけられたブレスレッドで、エレガントで高級感のある印象です。
ロレックスの象徴ともいえるフルーテッドベゼルはもちろん、ダイアルのデザイン・カラー・素材・仕上げの多様さまで、どれを取っても技術とエレガンスを兼ね備えた最高級のモデルです。
オイスター パーペチュアル
オイスター パーペチュアルはロレックスの原点ともいえる、1926年発表の初代オイスター(防水ケース)を踏襲したモデルです。ロレックスの3大発明である高い防水性を備えたオイスターと、自動巻機構のパーペチュアルの2つを備えていることから、その名が冠されています。
通常オイスター パーペチュアルといえば、日付表示のないこのモデルを指すのが一般的です。シンプルで普遍的なデザインながら、高精度のCal.3230またはCal.2232を搭載し、他のモデルと比べても劣ることのないハイスペックな機能性を備えています。
ケースサイズは現行モデルでは28mmから41mmまで5サイズの展開があり、文字盤は多彩なカラーがラインナップされています。
シードゥエラー
シードゥエラーはロレックスのコレクションの中で、サブマリーナーと並ぶ人気のダイバーズウォッチです。深海で長時間の任務を行うプロ向けの時計として、1967年に発表されました。
発売当初は水深610mだった防水性能は現在1220mとなっており、サブマリーナーの約4倍の水深まで耐えられるようになっています。加えてロレックス独自のヘリウム排出バルブなど、技術革新が詰め込まれたコレクションです。
ダイバーの安全を守る逆回転防止ベゼル、暗闇で強いブルーの光を放つクロマライト ディスプレイ、視認性を高めるサイクロップレンズなど、ダイバーズウォッチならではの特徴も備えています。
ディープシー
水深3900mという究極の防水性能を備えたダイバーズウォッチとして、2008年に発表されたのがディープシーです。ダイバーズウォッチに不可欠な逆回転防止ベゼルは60分目盛り入りセラクロムベゼルインサートを備え、クロマライト ディスプレイも採用されています。
オイスターブレスレットは技術とデザインが融合し、堅牢性とともにダイビングスーツの上からでも着用できる快適性も備えています。サイズは44mm、素材はオイスタースチールの他、18ct(18金)イエローゴールドもラインナップに加わりました。
サイズ50mm、REXチタン素材のディープシー チャレンジという重厚感のあるモデルも存在します。
エアキング
エアキングは1958年の発表以来、初代ロレックス オイスターの派生モデルとして、伝統を受け継いできたコレクションです。飛行時間の計測がしやすい3・6・9のアワーマーカーと特徴的なミニッツスケールなど、パイロットウォッチとしての機能が充実しています。
ブラックダイアルに発売当初の書体で「Air King」の名前が記され、グリーンの秒針が特徴的です。2022年以降のモデルではケースサイドが直線的でスポーティーなイメージになり、リューズガードも備えられています。現行モデルのムーブメントは高精度のCal.3230が搭載され、オイスターケースの防水性能は水深100mmです。
エクスプローラー
エクスプローラーは探検のための時計として誕生した視認性と耐久性、信頼性に優れたコレクションです。エクスプローラーは1953年に成し遂げられたエベレスト登頂という偉業を受け、オイスター パーペチュアルを進化させたプロフェッショナルウォッチとして発表されました。
エクスプローラーの機能性や堅牢性をさらに高めた上位機種のエクスプローラーⅡは、昼夜を区別できる24時間表示が可能です。ブラックダイアルが特徴的なコレクションですが、エクスプローラーⅡにはホワイトダイアルも存在します。サイズはエクスプローラーが36mmと40mm、エクスプローラーⅡが42mmです。
スカイドゥエラー
スカイドゥエラーは世界を頻繁に飛び回る旅行者のための時計として、2012年に誕生しました。センターの針で示されるローカルタイムとともに、回転ディスク上に配された24時間目盛りの第2タイムゾーンも同時に読み取れます。
スカイドゥエラーのために設計されたサロス年次カレンダー(ロレックス独自の年次カレンダー)や、フルーテッドベゼルとリングコマンドシステムによるデザインも象徴的です。コンプリケーションモデルとして知られ、ムーブメントはテクノロジーを集結したCal.9002を搭載しています。
オイスターブレスレットの他、ジュビリーブレスレットやオイスターフレックスブレッドがあり、ダイアルカラーの展開も多様です。
1908
ロレックスが誕生した1908年にちなんだ名を冠しているように、ロレックスの原点を受け継いでいるクラシックスタイルのコレクションです。それでいて全く新しいムーブメントのCal.7140が搭載されるなど、最先端技術も取り入れています。
18ctゴールドまたは950プラチナの薄型ケースは、ムーブメントの性能を損なうことなく成し遂げられた技術革新の賜物です。初代オイスター パーペチュアルに着想を得たダイアルは、シンプルながら繊細さやエレガンスさを備えています。
基本的なロレックスの特徴が集約されたモデルでありつつ、新たなマイルストーンとして位置づけられており、さらなる進化を期待させてくれるコレクションです。
世界で人気のロレックス
ロレックスは世界初の防水腕時計として初代オイスターが登場した1926年から100年近くたった現在でも、常に進化を続けています。一方で長く愛され続けているコレクションも多く、世界的にも人気が衰えません。
ロデオドライブでは今回紹介した現行ロレックスをはじめ、ディスコン(販売終了品)のロレックスに至るまで、ロレックスの買取強化を行っています。経験豊富なスタッフが確かな査定を行います。
お手持ちのロレックスの売却を検討している人は、ぜひロデオドライブにお任せください。手軽なLINE査定や宅配査定、出張査定などさまざまな査定方法を展開していますので、ぜひご利用ください。
ロデオドライブのロレックス買取実績はこちら