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COLUMNコラム

金・貴金属

2023.12.12 (最終更新日2024.03.18)

家の金を売りたい。金売却で絶対に気をつけるべきポイントを徹底解説！

金の価格が高騰している現在、家にある金のジュエリーや金貨などを売りたいと考えている方もいるでしょう。しかし、どのように売ればよいのか分からないという方も少なくありません。この記事では、金を売る方法や売る際に注意したいポイントなどを詳しく解説します。金の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

1 家にある金を売りたい！金の売却方法にはどんなものがある？
2 金買取の流れとは？
3 買取できない金製品もあるので注意！
4 金を売却したら税金がかかる？
5 少しでも高く金を売却しよう

家にある金を売りたい！金の売却方法にはどんなものがある？

家にある金を売りたいと思った場合には、以下のような売却方法があります。

店頭買取
宅配買取
出張買取　など

それぞれの買取方法ごとに、特徴が異なるため、しっかりと把握して自分に合った買取方法を選ぶとよいでしょう。ここでは、各買取方法の特徴からメリット・デメリットまで詳しく解説します。

基本の店頭買取

まずは、店頭買取です。金を売る方法としては、もっとも基本的な方法といえるでしょう。金の買取を行っている買取会社に直接金製品を持ち込んで査定をしてもらい、金額に納得できれば取引をするという方法になります。査定の際には、金の重量や純度、刻印などが詳しく評価されます。

査定が難しい製品の場合は数日かかるケースもありますが、基本的にはその日の内に査定は完了します。

店頭買取は、店舗が空いている時間帯であれば、現金化までスピーディーなのがメリットです。また自分の都合の良いタイミングで店舗に行くことができます。ただし、店舗まで足を運ばなければならない、混んでいる場合には待ち時間が長くなるといったデメリットもあります。

手軽で便利！宅配買取

宅配買取は、宅配便を利用して金製品を買取会社に送って査定をしてもらう方法です。一般的に、宅配買取を申し込むと自宅に無料の宅配キットが送られてくるケースが多いです。会社によっては送料や手数料などがかかる場合もあるため、事前にチェックしておきましょう。

金製品が買取会社に届いたら、店頭買取と同様に査定が行われ、査定額が通知されます。査定額に納得できたら取引を進め、指定した口座に振り込んでもらうという形になります。

宅配買取のメリットは、店舗に足を運ぶ必要がないことです。忙しくて店舗に行けない、近くに買取している店舗がないという場合でも利用しやすくなっています。ただし、梱包に手間がかかる、どのような鑑定士が査定しているのか分からない、査定まで時間がかかるといったデメリットもあります。

梱包も持ち歩きもいらない！出張買取

出張買取とは、鑑定士に直接自宅まで訪問してもらって査定を依頼する方法です。鑑定士が来てくれるため、基本的にはその場で査定額を知ることができます。査定額に納得できたら、その場で現金化できる場合もあります。

出張買取のメリットは、店舗まで足を運ぶ必要がないことです。金製品を梱包する手間や時間もかかりませんし、金製品を持ち運ぶ必要もありません。

ただし、鑑定士が来る時間帯は自宅で待機している必要があります。仕事や急用などで時間の都合が付けられない場合もあるでしょう。また、査定価格によっては即金に対応できない場合もあります。
査定する金製品の数が多すぎる場合には、査定を断られる可能性もあるため、事前に数を伝えて、出張買取が可能かどうか確認しておくとよいでしょう。

金・プラチナの買取実績はこちら

金買取の流れとは？

ここからは、金買取の一般的な流れを解説します。ただし、買取会社や店舗によっても買取方法や流れは異なるため、あくまで一般的な流れとなります。

また、ここでは店頭買取の場合の流れを解説しますが、他の買取方法も基本的には店頭買取に準じているので、店頭買取以外の買取方法を希望している方もぜひ参考にしてください。

金製品の品位をチェック

まずは、金製品の品位をチェックします。品位とは金製品にどの程度純金が含まれているのかを表したものです。金の品位は24分率で表されており、もっとも品位の高いものが24金（純金）となります。18金、14金というように数字が低くなるごとに品位も低くなります。

金製品には品位を表す刻印が彫られているため、一般的には刻印を目視で確認するケースが多いでしょう。刻印での判断が難しい場合は、専門機器を用いて品位をチェックします。

買取金額の目安を提示

金の品位を確認した後は、重量を計測します。後述しますが、正式に売却が決定してから精密な重量計測をするので、この段階での重量計測はあくまで買取金額の目安を算出するための計測だと覚えておきましょう。

金には取引相場があり、金の相場価格は毎日変動しています。そのため、査定した日の金の相場価格を確認した上で、重量を掛け合わせ、買取金額の目安を提示します。

本人確認と買取申し込み

上記で出た査定価格に納得できたら、本人確認をして買取の申し込みをします。もし買取価格に納得がいかなければ、この時点で売却を断ることもできます。

金の買取の際には、必ず本人確認書類の提出が必要です。本人確認書類は顔写真付きのものを用意するとスムーズです。本人確認書類がない場合は、買取をしてもらえないため、忘れないように注意しましょう。

買取申込書類に必要事項を記入して、本人確認書類と一緒に提出します。

必要な本人確認書類

基本的には、運転免許証などの顔写真付きの本人確認書類が望ましいとされています。顔写真付きの本人確認書類がない場合には、健康保険証などでも構いませんが2点提示する必要があります。200万円を超える取引の場合はマイナンバーが必要となるため、金を多く売る場合は持参しておくと安心でしょう。

金の正確な重量を確認

金の重量によって買取価格は異なるため、重量の確認は慎重に行われます。金の重量を確認した上で、最終的な買取価格が決定されますが、もし納得できない場合にはこの時点で売却をキャンセルすることも可能です。

正式な買取金額を受領する

正式な買取価格は、金の正確な重量を確認した上で決定されます。この際、品位や重量などの内訳を記載した計算書などが発行されるケースが多いです。しっかりと確認した上で、内容に問題がないようなら売却金を受領します。

買取できない金製品もあるので注意！

金だからといって、全ての製品が買取対象というわけではありません。中には買取してもらえない金製品もあるため注意しましょう。一般的には、法定通貨や工業製品、金メッキ製品や危険物などは買取できないと定めている買取会社が多いので、一度確認してみると安心です。
買取会社によって買取できない製品は異なるため、諦める前にまずは連絡してみましょう。

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金を売却したら税金がかかる？

基本的に、金を売却したら税金がかかります。金やプラチナなどを売却した際に発生した利益は、譲渡所得として扱われます。譲渡所得は給与などの所得と合わせて課税対象となるため、税金が発生するという仕組みです。
ただし、譲渡所得には年間で50万円の特別控除があるため、地金の売却益とその他の譲渡益を合わせた金額が50万円を超えていない場合には、税金はかかりません。ただし、50万円を超えていた場合は、50万を超えた分が他の給与などと合算して総合課税の対象となります。

また、以下のように保有期間によって課税対象となる譲渡所得の算出方法は異なります。