COLUMNコラム
金を売るには? 売却方法、売却場所、注意点までとことん解説!
近年、金相場が上がり続けており、売却するのに適した時期といえます。「金製品を持っているけれど、どこで売却すればいいのか分からない」という人も多いのではないでしょうか。また損をしたり不当に低い金額で売却したりしないよう、注意すべき点もいくつかあります。
この記事では金の売却方法や売却場所、売却時の注意点などを徹底解説します。ぜひ、お手持ちの金製品を売却する際の参考にしてください。
目次
手持ちの金を売却するには?
一口に金といっても、インゴットや金貨、ジュエリーなどさまざまなアイテムがあります。金を売却できる場所は複数あり、基本的にはどのアイテムでも売却は可能です。
とはいえ、アイテムによって最適な売却先は変わります。手持ちの金はどこで売却するのが向いているのか、事前にしっかり確認しておきましょう。まずは売却できる場所や売却の流れ、必要な書類を解説します。
売却する場所
金を売却できる場所には、ブランド品買取会社や金の専門会社、銀行などがあり、それぞれ買い取りを実施しているアイテムや、特徴などが異なります。同じアイテムでも売却する場所によって金額が変わる可能性もゼロではありません。ここでは金を売却する場所と、それぞれの特徴などを解説します。
ブランド品買取会社
ブランド品買取会社ではインゴットやコインのほか、ジュエリーも取り扱っています。金のシンプルなアクセサリーはもちろん、宝石が付いたジュエリーも買い取りしてくれるなど、幅広いアイテムに対応していることが特徴です。
特に宝石が付いたジュエリーの場合、ブランド品買取会社なら宝石の価格まで加味して査定してくれるというメリットもあります。また、使わなくなったブランド品なども一緒に売却できたり、なぜその査定額になったのかを説明してもらえたりします。また、宅配買取を行っているところであれば、自宅の近くに買取会社がない人も利用できます。
ただし、査定額は買取会社によって差があります。ブランド品買取会社で売却する場合は、老舗や実績のある店舗を利用するのがおすすめです。
金の専門会社
田中貴金属や三菱マテリアルなど、専門的に金を取り扱っている金の専門会社に売却する方法もあります。
金を専門的に取り扱っているため安心感はありますが、買取価格に反映されるのは基本的に金の価値のみです。そのため希少価値の高い金貨や高価な宝石が付いたジュエリーでも、付加価値は反映されない可能性があります。ジュエリーの場合、金の価格によっては購入した金額よりも低い価格となってしまう可能性もあります。
インゴットのように金のみの売却には向いている売却先といえるでしょう。
銀行
一部の大手銀行では金を売却できるところもあります。銀行なので信頼感はあるものの、どの金製品でも買い取りしてもらえるわけではありません。銀行が買い取りしてくれるのはインゴット(金の延べ棒)のみです。金貨は両替であれば額面通りの金額を手に入れられる可能性がありますが、ジュエリーは交換・買取不可となっています。
金貨やジュエリーの売却を検討している場合は、ブランド品買取会社を利用するのがおすすめです。インゴットを売却する場合でも、銀行は手数料が高めの設定となっているため、注意が必要です。
売却に必要な書類
金を売却する際は、本人確認ができる身分証や本人確認書類を提出する必要があります。書類によって1点でよいものと、2点必要なものがあるため注意が必要です。
本人確認書類には「運転免許証」「マイナンバーカード」「パスポート」「健康保険証」などがあります。1点だけでは取引ができないものもありますので事前に店舗に問い合わせしてみることをおすすめします。
金を売却するときの注意点は?
金を売却する際は、自分が持っている金や売却にかかる手数料について確認しておく他、税金が発生するかどうかも確認しておく必要があります。ここからは金を売却するときに注意すべき点を解説します。
持っている金の純度や重量、そのときの相場を把握しておく
金を売却する前に、自分が持っている金の「純度」「重量」「相場」を把握しておきましょう。
金製品は金の純度によって価格が大きく変わります。純金とも呼ばれる24金(K24)が最も純度が高く、10金(K10)や9金(K9)など数字が低くなるほど純度も低くなります。ただし数字が大きくても「GP」「GF」がついている場合は金メッキや金張りで、価格がつかないケースもあるため注意が必要です。
また1gあたりの価格で売却額が決定するので、重量も確認しておきます。実際に使用するはかりは高精度なものを使うため若干差が出る可能性はありますが、自宅で計量する場合は0.1g単位で計れるキッチンスケールで確認するとよいでしょう。
さらに金の相場を把握しておくことも大切です。これら3つの要素を把握しておけば、だいたいの買取価格が予測でき、不当に低い金額を提示された場合もすぐに気がつくことができます。具体的な金の相場の確認方法は、以下で解説します。
相場を把握して、よいタイミングで売却しよう
金の相場は田中貴金属や三菱マテリアルなど金の専門会社のWebサイト、新聞などで確認できます。ただ新聞の場合は1日前の情報となるため、売却する日の金額は分かりません。金の専門会社のWebサイトでは当日の買取価格はもちろん、数カ月単位や年単位での買取価格の推移が確認可能です。
毎日の相場のほかこれまでの金相場の推移をチェックして、どの時期に売却するべきか、よいタイミングを見計らって売却しましょう。
金の相場は、世界的に経済不安が大きくなったときや世界情勢が悪化したときに上がるのが一般的です。また、日本円で金を購入するときは、為替相場も確認する必要があります。
税金がかかることがある
一般の会社員など個人が金のインゴットや金貨を売却する際、売却したお金は譲渡所得として扱われます。譲渡所得は給与などの所得と同じように課税対象となるため、注意しましょう。譲渡所得の計算方法は、金の所有期間によって異なります。
所有期間が5年以内の計算方法は「売却価額-(取得価額+売却費用)-特別控除50万円=課税譲渡所得金額」です。5年を超えている場合は「{売却価額-(取得価額+売却費用)-特別控除50万円}×1/2=課税譲渡所得金額」で計算します。事業として金の売買を行っている場合は、事業所得となります。
また売却額が200万円を超えた場合は、マイナンバーの提出が必要です。これは買取会社が税務署に支払調書を提出しなければならないからです。支払調書には売却した人の住所や名前、マイナンバーの他、取引をした日付や金額、商品などが記載されます。
確定申告が必要ないことも
金の売却により利益を得た場合でも、確定申告をする必要がないケースもあります。それは給与額が2,000万円以下の給与所得者で、売却した際の利益やそれ以外の所得の合計が20万円以下だった場合です。
自分の状況は確定申告が必要なのかどうか迷う場合や、気になることがある場合は、所轄の税務署や税理士に相談しましょう。
金の売却は慎重に
金を売却する場所は、「ブランド買取会社」「金の専門会社」「銀行」があります。それぞれメリットがありますが、買い取りをしている金製品の種類が限られていたり、付加価値が考慮されなかったりする売却先もあるので注意が必要です。
また、不当に低い金額で買い取りされないよう、金を売却する前に持っている金製品の「純度」「重量」「相場」を確認しておきましょう。さらに売却手数料や税金について確認しておくことも大切です。
金製品の売却に迷った場合は、1954年創業のブランド買取会社ロデオドライブにぜひお任せください。ロデオドライブでは、金に精通したバイヤーが丁寧に金製品を査定します。デザイン性の高いジュエリーの場合、デザインも加味されるため高価買取が期待できます。
ロデオドライブでは以下のようなケースでも買取可能です。
汚れや破損個所のあるジュエリー
ロデオドライブでは、金の重量や純度などの価値から買取価格を算出しています。そのためどのような形状のアイテムでも買取が可能です。汚れていたり、チェーンが切れていたり、傷が付いていたり、破損個所のあるジュエリーも問題ありません。汚れていても破損していても、1gから買取します。
本物の金・プラチナか分からない
持っているジュエリーや金製品が本物の金か分からないため、売却を躊躇している人もいるかもしれません。ロデオドライブでは金の知識を持つスタッフが査定します。査定のみのご依頼も受けつけており、査定料や査定に関する手数料はかかりません。迷っている場合は、ぜひ一度お持ち寄りください。
金の売却ならロデオドライブにお任せ
金を売却するならぜひ業界トップクラスの実績を持つロデオドライブにお任せください。ロデオドライブは横浜・新宿・渋谷・銀座に店舗を展開しており、店舗への持ち込みはもちろん、宅配買取も実施しています。宅配買取なら自宅にいながら金の売却が可能です。
金製品以外にも腕時計やブランドバッグ、ブランド小物などの買い取りもしているので、自宅に眠っているブランド品があれば一緒に査定することも可能です。
ロデオドライブの金・貴金属買取実績はこちら