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2024.08.15 (最終更新日2024.08.15)

ダイヤモンドとルビー、価値があるのはどっち? 2つの宝石の違いを解説します

美しい輝きを持つダイヤモンドと、情熱的な赤色が美しいルビー、どちらも人気のある宝石です。ダイヤモンドとルビーでは、価値が高いのはどちらなのでしょうか。

本記事では、ダイヤモンドとルビー、それぞれの見た目や特徴、お手入れ方法などについて解説します。記事後半では、どちらの価値が高いのかもご紹介するので、ダイヤモンドやルビーの購入・売却を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

ダイヤモンドとは

ダイヤモンドは世界四大宝石(ダイヤモンド・ルビー・サファイア・エメラルド)として知られており、美しい輝きを持つ宝石として非常に人気があります。
ダイヤモンドは昔から人々に愛されており、ローマ時代の文献にも記述があるほど古くから人気を集めていました。現在判明している中でも特に古いダイヤモンドは、約45億年前にできたといわれています。

ダイヤモンドは、炭素に高温・高圧が加わることで作られるものです。地下深くで生成され、マグマの噴出とともに人が見つけやすい地表近くに出てくることで、人の手で採掘されるようになります。

またダイヤモンドという名称は、ギリシア語の「アダマス(無敵)」が由来だとされています。その硬さから無敵という言葉が由来となり、魔よけやお守りとして身につけられてきたようです。

ダイヤモンドの見た目

ダイヤモンドは、キラキラと美しい輝きを放つ見た目をしています。しかし原石の状態では輝きがなく、透明な石と見間違えてしまうような見た目です。

ダイヤモンドの美しさを生み出すのは、人の手による「カット」です。繊細な技術により原石がカットされて磨かれることで、ダイヤモンドは宝石としての輝きを放ちます。

ダイヤモンドの美しさを引き出すカット方法が「ブリリアンカット」です。ブリリアンカットとは、全部で58面という多くの面を生み出すカット方法です。このように多くの面があることで、ダイヤモンドの中で光が全反射するため、美しい輝きを放つとされています。

ダイヤモンドの特徴

ダイヤモンドの大きな特徴は、その硬さです。ダイヤモンドは、宝石の硬度を表すモース硬度の中で、唯一硬度10に分類されており、天然に存在する鉱物の中で最も硬い鉱物だとされています。

ダイヤモンドを燃やすには、摂氏700~900度で加熱する必要があり、ダイヤモンドをカットできるのは同じ硬度のダイヤモンドのみです。一方でダイヤモンドは非常に硬い鉱物ですが、衝撃には弱くハンマーなどで叩くと割れてしまいます。

屈折率の高さも、ダイヤモンドの大きな特徴でしょう。屈折率とは、光が物体の中を通る際の速度を表したもので、屈折率が高いほどキラキラと輝いて見えます。ダイヤモンドの屈折率は約2.42と高く、水晶が1.54~1.55、エメラルドが1.57~1.58程度なので、比較するとその屈折率の高さが分かるでしょう。

なお、ダイヤモンドはその硬さと美しさから、ブライダルジュエリーとしても人気です。永遠に美しく輝き丈夫なダイヤモンドは、婚約指輪などの大切な人への贈り物としてよく選ばれています。

ダイヤモンドのお手入れ・保管方法

ダイヤモンドの輝きを長く保つためには、お手入れが重要です。皮脂や汚れなどが蓄積してしまうと、輝きが失われてしまうため定期的にお手入れをしましょう。

ダイヤモンドは、週に1~2回程度簡単なお手入れをすることで、汚れの蓄積を防げます。刺激の少ない中性洗剤(食器用洗剤など)を水に数滴入れて、ダイヤモンドを浸しましょう。その後ダイヤモンドを取り出して、柔らかく清潔な歯ブラシでやさしく汚れを取り除きます。

ダイヤモンドを保管する際には、他の宝石とは分けて保管しましょう。ダイヤモンドは硬いため他の宝石にぶつかることで、他の宝石を傷つけてしまう可能性があるからです。
また長期間しまっておく場合には、専用ケースに収めてください。ダイヤモンドは脂分を引き寄せる性質があるため、専用クロスで汚れを拭き取ってから保管しましょう。

価値のあるダイヤモンドとは

ダイヤモンドの価値を決める国際基準として「4C」という指標があります。4Cを考案したのは、米国宝石学会を創設したロバート・M・シプリー氏で、ダイヤモンドの4つの特徴を覚えやすくするために考案されたといわれています。4Cは、以下の4つのCからなる基準です。

  • カラット(Carrat):重量
  • カラー(Color):色
  • クラリティ(Clarity):透明度
  • カット(Cut):輝き

カラットは重さのことで「1.0ct=0.2g」と定義されています。カラット数が大きくなればなるほど、ダイヤモンドも大きく重くなります。

カラーとはダイヤモンドの色です。ダイヤモンド自体の色を表すもので、DからZまでに分類され、Dが無色透明で品質が良いとされています。

クラリティはダイヤモンドに含まれる内包物や傷を表すもので、それらが少ないほど透明度は高まり、宝石としての価値が高くなります。

カットはダイヤモンドの美しさを左右する大きな要素です。ExcellentからPoorまでの段階があり、Excellentが最も良いとされます。

※出典:GIA.「ダイヤモンドの品質を表す4C」. https://4cs.gia.edu/ja-jp/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AE%E5%93%81%E8%B3%AA%E3%82%92%E8%A1%A8%E3%81%99-4c/ ,(参照 2024-04-12).

ルビーとは

ルビーとは、サファイアと同じコランダムに属する宝石です。ルビーとサファイアは全く同じ鉱物ですが微量元素によって色合いが変わり、そのうち赤色のものがルビー、それ以外がサファイアと呼ばれます。

ルビーは赤い色が特徴的で、7月の誕生石としても知られています。また、結婚40周年が「ルビー婚式」と呼ばれていることから、40年目を記念してルビーを贈る夫婦も多いようです。

また古代インド人では「宝石の王」とも呼ばれたり、東洋では「太陽の宝石」と呼ばれたりするなど、ルビーはさまざまな呼び名を持ちます。ルビーは非常に希少性が高く、世界中でも限られた鉱山からしか採掘できません。そのため、ダイヤモンドよりも希少性の高い宝石として知られています。

ルビーの見た目

ルビーは、情熱的な赤色の宝石です。純粋なコランダムは元々無色ですが、微量元素が混じることで赤色や青色、黄色などのさまざまな色に変化し、赤色のものをルビーと呼びます。

ルビーの赤い色は、クロムという微量元素によって生み出されます。同じ赤色でも含まれるクロムの量によって色調が変わり、クロムの量が多ければ多いほど鮮やかな赤色になるのが特徴です。

ルビーの原石は六角柱状の結晶形状なのが一般的ですが、産地や環境によっても多少形は異なります。原石をカットして美しい形状にしたものも人気ですが、原石のままのルビーも人気があります。

ルビーの特徴

ルビーはダイヤモンドに次いで、モース硬度が高い鉱物として知られています。ルビーは硬度9と非常に硬く丈夫な宝石です。しかしダイヤモンド同様にルビーは衝撃に弱いため、ハンマーなどで叩きつければ割れてしまいます。
とはいえ、ルビーは硬度が非常に高いためダイヤモンド以外の宝石やナイフ、爪などで引っかいたとしても傷つくことはありません。

またルビーの宝石言葉は、以下のようにポジティブな言葉が並びます。

  • 熱情
  • 情熱
  • 勝利
  • 威厳

そのため「愛の象徴」「物事を成し遂げる際にパワーを贈る」「勝利を呼び込む」といった意味合いを込めて、プレゼントされることもあるようです。

非加熱処理のルビーも人気があります。加熱処理はルビーの一般的な加工方法で、紫色を取り除き赤色を際立たせることが可能です。非加熱ならではの色合いやスター効果を楽しむことができるでしょう。

ルビーのお手入れ・保管方法

ルビーは硬く丈夫な宝石ですが、つけっぱなしにするのはおすすめしません。汗や皮脂などが付着したままの状態だと、汚れが蓄積して美しさが損なわれる恐れがあります。使った後は柔らかいクロスで汚れを拭うようにしましょう。

ルビーの汚れが気になる場合は、ダイヤモンドのお手入れと同じように、ぬるま湯に中性洗剤を数滴溶かしてルビーを入れて、柔らかい歯ブラシなどで優しくこすりましょう。その後、真水でよくすすいで水気を拭き取ってください。

また他の宝石とまとめて保管すると、ルビーの硬さで他の宝石を傷つけてしまう可能性があります。そのため、仕切りのあるボックスで保管をするのがよいでしょう。直射日光を浴び続けると退色する可能性があるため、保管場所は日の当たらない場所にしてください。

価値のあるルビーとは

ルビーの価値を決める国際基準はありません。しかし価値を決めるために重要だとされているポイントは4つあります。具体的には以下の通りです。

  • インクルージョン
  • 重さ
  • カット

まずは色です。ルビーの色は価格に大きな影響を及ぼす要素で、鮮やかで美しい赤色であればあるほど価値は高くなります。品質の高いルビーとされているのは、ビジョンブラッド(鳩の血)と呼ばれる鮮やかな赤色です。

インクルージョンの少なさも、価値を決める大切なポイントです。インクルージョンとは内包物のことで、インクルージョンが少なければ透明度が高く透き通ったルビーとなります。

ルビーの重量も価値を測る基準です。大きくて重量のあるルビーの方が、価値は高くなります。また、より美しく見せるために、カットも重要な要素です。幾何学的な形のファセットカットの他、非加熱ルビーには丸いドームのような形のカボションカットも施されていることが多いでしょう。

ダイヤモンドとルビー、価値があるのは?

ルビーは採掘量が少なく、採掘できる鉱山にも限りがあります。そのため、ダイヤモンドよりも希少価値が高いといえるでしょう。しかし先述した通り、ルビーにはダイヤモンドの4Cのように国際的な評価基準が定められていません。そのため流通量や流行、国際為替相場などさまざまな要素によって、相場が左右されてしまいます。

またルビーを売却する場合、買取会社によっても買取価格が異なる可能性があります。カラーストーンを鑑定したことがない、カラーストーンへの知見がないというような買取会社だと、買取査定額が極端に低くなってしまうケースもゼロではありません。

ルビーの買取依頼をする際は、カラーストーンの買取実績が豊富な業者を見つけることも重要です。

ダイヤモンドとルビーどちらも魅力的

ダイヤモンドとルビーは、どちらも魅力的で人気のある宝石です。色やカット、透明度などによって価値は異なるため、それぞれの価値を決める基準やポイントを押さえておくとよいでしょう。

「ロデオドライブ」では、ダイヤモンドやルビーをはじめとした宝石や貴金属の買い取りを行っています。幅広い宝石に精通したスタッフによる査定で、高価買取を目指します。店頭買取はもちろん自宅にいながら査定もできる宅配買取にも対応しているため、お気軽にご利用ください。

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