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COLUMN

2024.06.25 (最終更新日2024.06.25)

18金ネックレスが錆びてしまったら?洗浄方法と注意点を解説!

18金はとてもポピュラーなジュエリー素材なので、18金ネックレスを保有している人も多いのではないでしょうか。しかし、18金ネックレスは大切に使っていたとしても、錆びてしまうことがあります。

では18金ネックレスが錆びた場合にはどうすればよいのでしょうか。本記事では、18金ネックレスが錆びた場合の対処方法と注意点を解説します。あわせて、錆びの原因も解説するのでぜひ参考にしてください。

18金とは?

18金とは金の含有率が75%の金製品です。金は24金や18金、14金というように金の含有率によって呼び方が異なります。24金なら純度が99.9%以上、18金なら75%、14金なら58.5%というように、数値が下がるごとに金の含有率も少なくなります。

18金には、銀や銅、亜鉛などの割金と呼ばれる金属が混ぜ込まれることが一般的です。割金を混ぜることで強度が高まり、ジュエリーなどへの加工がしやすくなる特長があります。割金の種類や割合によってイエローやピンク、ホワイトなどの異なる色合いを出すことができます。

金は安定性が高く錆びにくいという特徴がありますが、18金は錆びてしまうケースもあるようです。これは、金だけではなく割金が含まれているためです。割金の種類によって錆びやすいものと錆びにくいものがあるので注意しましょう。

18金が錆びてしまう理由①酸化

18金が錆びてしまう理由の一つに「酸化」があります。酸化とは金属の成分が空気中の酸素と結びつく現象のことです。酸化することで赤錆が発生したり黒っぽく変色したりします。

酸化は18金の中に銅が含まれている場合に起こる可能性があります。銅は空気に触れるだけでも酸化しやすく、これにより錆が発生し変色につながるという仕組みです。ただし、酸化は空気に触れたからとってすぐに起こるわけではありません。毎日18金ネックレスを使用していく中で、徐々に酸化が進んでいきます。

酸化への対処法「酢・レモンで反応させる」

酸化した18金ネックレスを洗浄するには、酢やレモンが効果的です。詳しい手順は以下のとおりです。

【用意するもの】

  • お酢またはレモン

【手順】

  • お酢を18金ネックレスが浸る程度の分量を用意する。レモンの場合は絞って容器に入れておく
  • 酸化した18金ネックレスを、1に5分ほど浸す
  • 水ですすいで柔らかい布で水気を拭う

酸化したネックレスを酢やレモンなどの酸性の液体に浸すことで、酸化還元反応が起こります。これによって、赤錆などが落ちていき元の状態に戻るという仕組みです。

また、お酢やレモン汁に塩を加えるとさらに効果が高まるとされています。ただし、宝石がついているネックレスの場合には、お酢やレモンによって宝石が変色する可能性があるためおすすめできません。赤錆が気になる場合はジュエリー専門店に相談しましょう。

18金が錆びてしまう理由②硫化

18金が錆びてしまう要因としては「硫化」も考えられます。硫化とは空気中などに含まれる硫黄成分と金属が結びつくことです。18金に銀が含まれている場合に、硫化が起こる可能性があります。汗や皮脂などに含まれる硫黄成分が18金に含まれている銀と結びつくことで硫化が起こってしまい、18金ネックレスが黒ずんでしまうのです。

また、硫黄成分が含まれている天然温泉に18金ネックレスを着けたまま入ってしまうと、硫化が起こることもあります。せっかくの美しいネックレスが変色しないよう、温泉に入る際には必ず18金製品を外すようにしてください。

硫化への対処法「重曹を使用する」

18金が硫化して黒ずんでしまった場合には、重曹を使った洗浄方法がおすすめです。詳しい手順は以下のとおりです。

【用意するもの】

  • 重曹
  • お湯
  • アルミホイル

【手順】

  • お湯と重曹を3:1の割合で溶かす
  • 耐熱容器にアルミホイルを敷いて、硫化した18金ネックレスを置く
  • 耐熱容器に1の液体に入れて5分ほど浸す
  • 18金ネックレスを取り出してよくすすぎ、柔らかい布で水気を拭う

重曹は弱アルカリ性のため、油や錆びといった酸性の汚れを落とすのに効果的です。重曹は100円ショップなどでも手に入れやすく、気軽に試せる洗浄方法となっているため黒ずみが気になる場合は試してみてください。お湯に浸すことになるため18金ネックレスを置く容器は耐熱性のものを用意しましょう。

18金ネックレスに宝石が使用されているときの対処法

ネックレスが18金のみであれば上述した方法で酸化や硫化の錆びを対処できますが、宝石などが付いている場合はこれらの方法は避けましょう。お酢やレモンを使うことで宝石が変色してしまったり、水や洗剤によって傷ついてしまったりする弱い宝石もあります。

クロスで拭いてみる

水や洗剤に弱い宝石がついている18金ネックレスは、まず研磨剤を含まない柔らかいクロスで拭いてみましょう。特にネックレスや指輪などのジュエリー類は使い終わった後に、クロスなどで拭いて汚れや皮脂、汗などを拭っておくことが大切です。
汗や皮脂などが付着した状態のまま放置してしまうと、変色しやすくなるため注意しましょう。

軽度の変色であればクロスで拭くことで解決するケースもあります。ジュエリー専用のクロスは、ジュエリーショップで取り扱っているため簡単に手に入れられるでしょう。

ただし、ジュエリー用クロスの中には研磨剤が入っているものもあります。デリケートな宝石がついている18金ネックレスを研磨剤入りのクロスで拭くのは傷の原因に繋がりかねません。また18金メッキを施したネックレスの場合はメッキがはがれてしまう可能性もあるため、研磨剤入りのクロスは使用しないようにしましょう。

プロに相談してみる

宝石がついていてどのように洗浄すればよいかわからない、宝石はついていないが高価なものだから自分で対処するのが不安、思い入れが強くしっかりとお手入れしたいという場合には、ジュエリーショップなどの専門店に相談するとよいでしょう。

専門店であれば貴金属や宝石に関する知識があり、経験豊富なプロが適切な対応をしてくれます。軽度の錆びや変色であれば自分で対処することも可能ですが、メンテナンス方法を間違ってしまうと逆に傷がついたり変形したりする可能性もあるため、不安がある場合にはプロに相談した方が安心です。

18金ネックレスをメンテナンスするときの注意点

18金ネックレスを自宅でメンテナンスしたいという人も多いでしょう。しかし、自分でメンテナンスをする際には注意したいポイントがいくつかあります。メンテナンス方法によってはネックレスに傷がつくリスクもあるため、注意点をしっかり把握しておくことが重要です。

ここでは、18金ネックレスをメンテナンスする際の注意点を2つ紹介します。

塩化への対処はプロに任せよう

18金ネックレスが錆びたり変色したりする要因としては、「塩化」も考えられます。塩化とは18金ネックレスに塩素系漂白剤が付着してしまった場合に起こる反応で、18金の中に銅が含まれている場合に起こります。銅は塩素に弱く、塩素系漂白剤が付着することで化学反応が起こって黒ずんでしまうのです。
塩化による黒ずみは頑固で落としにくいケースが多いため、塩素系漂白剤を使用する際には必ず18金ネックレスを外すようにすることが大切です。

塩化による黒ずみの場合、自宅でできる解決策はありません。万が一塩化によって変色が起こってしまった場合には、専門店に相談しましょう。無理に自分で磨いてしまうと傷がつく可能性があるため、プロに相談してクリーニングしてもらうのがおすすめです。

研磨剤に注意

自宅で18金ネックレスをメンテナンスする際には、研磨剤に注意しましょう。研磨剤を使った方がピカピカになるのではないかと考えている人もいるでしょう。しかし、金は繊細な金属です。18金は割金が混ぜられており純金よりは耐久性に優れていますが、研磨剤を使用すると傷がついてしまう可能性もあります。

特にシルバーアクセサリー用のジュエリー用研磨剤を18金ネックレスに使ってしまうと、傷がついて金本来の輝きが損なわれる可能性があるため注意しましょう。

18金ネックレスが錆びるのを防ぐ方法

18金ネックレスは普段から錆びないようにお手入れをすることや適切な方法で保管することも重要です。

では18金ネックレスが錆びるのを防ぐには、具体的にどうすればよいのでしょうか。ここでは日常のお手入れ方法や保管方法などについて詳しく解説します。

外したら皮脂や汗を拭き取る

先述したとおり18金ネックレスの錆びを予防するために、外したら皮脂や汗を拭き取ることを意識しましょう。
ネックレスは肌に触れるため、使用後には汗や皮脂、化粧品などが付着しています。そのままの状態で放置すると変色しやすくなってしまうため、使用した後は必ずジュエリー専用のクロスや柔らかい布などで汗や皮脂を拭きましょう。

また、18金ネックレスをつけっぱなしにするのもやめましょう。つけっぱなしにしていると、皮脂や汗がそのままになってしまうため変色や劣化しやすくなります。帰宅後は外して適切なお手入れをすることが大切です。

できるだけ空気に触れないように保管

できるだけ空気に触れないように保管することも重要です。18金に銅が含まれている場合には銅と空気中の酸素が結びつくことで酸化が起こります。

使用せずに保管していただけでも18金ネックレスが黒ずんでしまうこともありますが、これは、酸化によって黒ずみが起こっているためです。
例えば、アクセサリー専用のボックスを用意して保管する、ジュエリー専用のジッパー付き収納袋などに入れるなどして、空気に触れないように保管するとよいでしょう。

保管は温度と湿度の低いところに

保管する際には、温度と湿度の低いところを選びましょう。空気中の水分と反応して黒ずみや変色が起こる可能性があるため、湿度が低い場所の方が保管場所としては適しています。

また高い湿度は化学反応が進みやすいという特徴があります。18金ネックレスの錆びや変色は化学反応によって引き起こされるため、温度が高くなる場所は避けて保管することが大切です。また、宝石がついている18金ネックレスの場合、紫外線によって宝石が色あせることもあるため、直射日光を避けて保管しましょう。

18金ネックレスの錆びを洗浄しよう

18金のネックレスは酸化や硫化によって錆びや黒ずみなどの変色が起こる可能性があります。錆びの原因が酸化や硫化の場合には、お酢やレモン、重曹などを使うことで錆びを取り除く方法があります。

しかしネックレスに宝石などが付いている場合は、専門店に相談したほうが良いでしょう。日頃から錆びや変色を防ぐためにお手入れを行ったり、適切な保管方法を行ったりすることも大切です。長くきれいな状態で保つために、適切なお手入れや保管をしましょう。

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