COLUMNコラム
シャネルの腕時計J12は男性にこそおすすめ!その魅力を解説
シャネラーという言葉が誕生するほどブランドを愛し、アイテムをコレクションする人が多いシャネル。シャネルというとバッグやドレス、化粧品などのイメージが強く、女性向けのブランドと思っている人がいるのではないでしょうか。
しかし実はシャネルは腕時計も製造しており、なかには男性向けのアイテムもあります。この記事では、おしゃれな男性こそ注目したいシャネルの腕時計の魅力やおすすめアイテムを紹介します。
シャネルの時計アイコン J12
シャネルの腕時計には、1987年発表のプルミエールをはじめ、マドモアゼルやマトラッセなど女性向け定番シリーズがありました。ところが、2000年に「J12(ジェイトゥエルブ)」が発表されると瞬く間に人気を集め、いまではシャネルのアイコン・ウォッチとなっています。
J12はなぜここまで多くの支持を集めるのか、歴史や魅力をチェックしてみましょう。
J12の歴史
1910年に創業者ココ・シャネルが帽子の専門店を出店したことで、シャネルというブランドが誕生しました。腕時計が発表されたのは、それから80年近く経ってからのことで、1987年にプルミエールという女性用の腕時計を発表しました。繊細で美しいラインが特徴のプルミエールは、現代でも人気のあるシリーズです。
その後しばらく発表される腕時計は女性用のみでした。2000年になると、シャネルは初めて男性も使える腕時計を発表しました。それが「J12」です。J12はレーシングカーとセーリングからインスピレーションを受け、7年以上もの歳月をかけて誕生しました。
J12は、それまでの高級腕時計の概念を覆します。シャネルがJ12を発表するまでは、高級腕時計といえばゴールドやシルバーが一般的でしたが、J12はクールなブラックやホワイトのセラミック製だったからです。
いまでこそ「クールな質感やシックなブラック、ホワイトのアイテムはかっこいい」というイメージですが、当時は衝撃的でした。
しかしJ12は、デザイン性や実用性の高さから多くの注目を集めます。多くのメーカーが、傷が付きにくく劣化もしにくいという特性を持つセラミックを採用するようになりました。
2019年になるとJ12は旧モデルが持つ要素の70%以上をアップデートする、という大幅リニューアルを果たします。創業当時からファッション界に革命を起こしてきたシャネルの腕時計は、いまも進化し続けています。
J12を男性におすすめする理由
女性向けのアパレルブランドというイメージがあるシャネルのJ12ですが、男性におすすめするのには3つの大きな理由があります。それぞれチェックしてみましょう。
理由その1:ネームバリューの高さ
腕時計の選び方は「実用的だから」「デザインが好きだから」など人それぞれでしょう。確かに、とりあえず腕時計がほしいという場合は、機能やデザインだけを優先してもよいでしょう。しかし、腕時計をステイタスシンボルと考えている場合は、ブランドの知名度も重要です。
ある程度知られているブランドなら多数ありますが、世界中に知らない人はいないといっても過言ではないブランドは多くありません。絶大な知名度があり、多くの人が憧れるシャネルの腕時計はステイタスシンボルにはうってつけです。
また、J12はリニューアルしているものの、誕生当時から外観のデザイン自体は大きく変わりません。シャネルの腕時計というデザインのイメージが定着しており、着けていてシャネルと気付いてもらえるシーンも多いことでしょう。
気付いてもらえれば時計についての会話が盛り上がりやすく、相手の記憶にも残りやすくなります。ビジネスでもプライベートでも会話を盛り上げるためにはきっかけが必要です。絶大な知名度を誇るシャネルの腕時計だからこそ、J12は強力なコミュニケーションツールにもなります。
理由その2:確かな技術力
シャネルはファッション性にこだわっているブランドというイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。時代の先を行く斬新なデザインやアイディアは、シャネルならではの魅力です。しかしシャネルは外観だけでなく、見えない部分にまで注力し、内外共に最高の品質を追求しています。
たとえば、シャネルはグレードの高いエボージュを無条件でETA(エタ)社から購入できるにもかかわらず、自社ムーブメントの開発にも取り組んでいます。
エボージュとは時計の心臓ともいえるムーブメントの、半完成状態の製品のことです。ETA社はエボージュを作っているスイスの業界最大手企業で、多くのメーカーに製品を提供しています。
実際にJ12に搭載されている「キャリバー12.1」というムーブメントは、シャネルが資本参加している企業が開発したものです。自社で最高品質の時計を作るべくさまざまな試みをしてきた結果、自社工房での一貫製造が可能になりました。
シャネルにはデザイン性の高い外観だけでなく、ハイブランドの名に恥じない確かな技術力があります。
理由その3:ユニセックスなデザイン
多くの腕時計はメンズ・レディースというカテゴリーに分かれています。男性と女性では手首や腕の太さが違うので着用時に違和感が出ないよう、それぞれに合ったサイズ感が必要です。
ところがシャネルのJ12は一部のモデル以外、メンズとレディースという分類はされていません。J12は29mm~42mmまでのサイズで区別されており、サイズ展開は「29mm」「33mm」「36.5mm」「38mm」「41mm」「42mm」となっています。デザインはどれも中性的で、男性・女性問わず着用できます。
男性に人気なのは、大きな手やスーツに合わせても存在感がある38mm以上のサイズです。デザインがユニセックスでサイズ展開も幅広いため、パートナーとペアで着用したり、同じものを共有したりもできます。
シンプルなデザインからダイヤモンドを施した華やかなデザインまであり、着用したいシーンに合うものが見つかるでしょう。
シャネル J12のおすすめモデル6選
シャネルの時計は海外での需要が高まっており、中古市場でも活発に売買されています。需要が高まるにつれて手が届きにくくなる可能性もあるため、気になるモデルはしっかりチェックしておきましょう。ここからはおすすめモデル6つを紹介していきます。
J12 38mm ブラックセラミック H5697
H5697は、シャネルが追求した自社製ムーブメント「キャリバー12.1」を搭載しています。素材はなめらかな質感のブラックセラミックスティール、ケースは高耐性ブラックセラミックを採用し耐久性にもこだわっています。
また70時間のパワーリザーブと視認性の高い文字盤のアラビア数字で実用性も抜群です。旧モデルと比べると広がりを増したダイヤルや、ねじ込み式のリュウズで全体的にスタイリッシュな印象になっています。
着用するとしっかりとした存在感がありますが、シンプルなので主張しすぎません。ビジネスシーンでもさりげなくアピールできるでしょう。高級感のある深いブラックはコーディネートを引き締め、男性らしさを強調してくれそうです。
J12 スーパーレッジェーラ 41mm ブラックセラミック H3409
スーパーレッジェーラ H3409。スーパーレッジェーラとはイタリア語で「超軽量」という意味です。J12シリーズのなかでも特にスポーティーなモデルで、クロノグラフ機能もしっかり搭載されています。回転ベゼルではないため、シルエットがすっきりしている印象です。
(※現在は生産されておりません。)
マットなブラックとシルバーのシックな色使いのなかに、秒針とスーパーレッジェーラのロゴのレッドが際立ちます。印象的な色使いとクラシカルな2カウンターは、まるでスタイリッシュなスポーツカーのようです。
J12 38mm ブラックセラミック H0685
現行モデルが発表されるまで、J12といえばH0685とされるほど人気でした。生産が終了したいまでも多くの人気を集めているのがブラックセラミックH0685です。
傷が付きにくいセラミックケースは実用性が高く、ブラックの文字盤にホワイトの針とアラビア数字でデザイン性も高いモデルです。男性と女性どちらが着用しても違和感がない独特なケースとベルトのデザインが魅力的で、性別を問わないデザインと38mmという絶妙なサイズ感はペアでも着用しやすいでしょう。
J12 42mm ホワイトセラミック H2981
42mmケースのJ12は限定品やダイヤモンドを施した華美なモデルを展開していましたが、H2981はシンプルな3針モデルになっています。華美な装飾がなくても、適度なボリュームとクリアなホワイトで存在感は抜群です。
傷付きにくいホワイトセラミックをケースだけでなく、ブレスレット全体にも使用している贅沢な1本になっています。ホワイトの文字盤と針と数字のブラックのコントラストで視認性もよいのが特徴です。
一見女性的なデザインですが、男性が着用すると中性的で不思議な魅力を醸し出します。42mmというしっかりしたサイズなので、男性の腕にも馴染みます。
J12 38mm ホワイトセラミック H5705
ホワイトセラミックH5705。全体的なデザインはシンプルながら、インデックスには贅沢にダイヤモンドを使用しています。約0.09カラットのダイヤモンド12粒は文字盤のホワイトに馴染み、さりげなく輝くため嫌味になりません。
もちろん、ムーブメントにはシャネルが誇る自社開発「キャリバー12.1」を搭載しています。70時間のパワーリザーブと精度のよさを体感してください。ラグジュアリーなシャネルの腕時計をさらに豪華に仕上げた、まさにステイタスシンボルです。
J12 ファントム 38mm H6186
ファントムH6186は、世界1200本限定の貴重な1本です。レギュラーモデルとの違いはケースや文字盤など、全体がホワイトで統一されている特別なデザインで、高級感と清潔感に満ちた外観は、着用した人を格上げしてくれそうです。
パワーリザーブ約72時間の自社開発ムーブメント「キャリバー12.1」を掲載しており実用性も高いモデルです。限られた人のみが持てるファントムなので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
シャネルは腕時計も一流
女性用のアパレルブランドというイメージの強いシャネルは、男性にも合う腕時計を多数発表しています。高級ブランドであるシャネルの腕時計は認知度が高く、着用しているだけでステイタスシンボルになるでしょう。
また、どのモデルも独特で美しいフォルムなのでファッション性はもちろん、大きな存在感があります。限定品も発表されているので、腕時計コレクターは要チェックです。
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