COLUMNコラム
カルティエのロードスターは廃番後もなお人気!その理由やおすすめモデルを紹介します
世界中で愛されている老舗ブランドに「カルティエ」があります。カルティエはジュエリーとともに腕時計も人気です。カルティエはこれまでにさまざまなモデルを発表していますが、この記事ではその中でも個性的なメンズ用腕時計「ロードスター」に注目します。
ロードスターの特徴や人気の理由、おすすめモデルなどを紹介するので、参考にしてみてください。(※この記事の内容は2023年2月時点のものです)
目次
カルティエ ロードスターとは?
カルティエのロードスターとは、スポーツカーからインスピレーションを得て誕生した、カルティエ腕時計のスポーツラインです。
カルティエの腕時計といえばフォーマルシーン向きのイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。ロードスターはエレガントな腕時計がそろうカルティエの中では珍しく、スポーティな雰囲気が漂うコレクションです。
スポーティといっても洗練されたカルティエならではのデザインセンスで、カジュアルになり過ぎず、シックで知的な雰囲気をまとっています。もちろんプライベートだけでなく、フォーマルなシーンで身に着けていても違和感がありません。
ロードスターは男らしい力強さと独特な美しさのあるデザインを兼ね備えており、幅広い年代の男性から支持されているコレクションです。
カルティエ ロードスターの歴史
ロードスターの生みの親であるブランド「カルティエ」が誕生したのは1847年のことです。カルティエは1904年に世界初となる男性用実用腕時計「サントス・ウォッチ」を発表し、そこから次々と新しい腕時計コレクションを発表し続けてきました。
この記事で注目しているロードスターが誕生したのは、2002年になってからです。カルティエの歴史から見てみると、比較的新しいコレクションといえるでしょう。
ロードスターは、カメの甲羅をイメージして1912年に発表された「トーチュ」がベースとなっています。実際にロードスターのフォルムを見ると、カメの甲羅のような形状をしているのが分かります。
ロードスターは、「男性のための腕時計」を意識して開発された腕時計です。誕生当時はメンズモデルのみ展開していましたが、ミニサイズやレディースサイズも登場しています。なお2023年2月時点でロードスターは生産されておらず、生産終了となったのは2007年頃とされています。
カルティエ ロードスターの特徴と人気の理由
カルティエ ロードスターはデザイン性の高さや使いやすさ、豊富なバリエーションに人気の理由があります。ここからはロードスターの特徴を詳しく解説するとともに、幅広い年代から人気を集める理由を解説します。
個性的なデザイン
ロードスターはスポーツカーからインスピレーションを受けて誕生しただけあり、まさにスポーツカーのようにエレガントな流線形のケースが特徴的です。男性らしい力強さと、しなやかなイメージを兼ね備えています。
腕時計といえばラウンド型やトノー型、レクタン型が一般的ですが、ロードスターはどの型にも属しません。堅苦しくなり過ぎず、かといって柔らかすぎない絶妙なラインの亀甲型は、カルティエならではの美しさです。
また文字盤のデザインも個性的です。中央に位置するインダイヤルは亀甲型のケースになじむ楕円形デザイン、日付表示部分にはドーム型のレンズが施されています。ロードスターはシンプルでありながら、随所に遊び心のある個性をちりばめた腕時計です。
モデルとなったトーチュとの違い
先述したとおり、ロードスターはトーチュをベースとしてつくられたモデルです。2つを並べてみるとケースのフォルムはよく似ているものの、雰囲気は異なります。
例えばロードスターはペンシル針を採用している上に、ドーム型レンズ付きの日付表示がデザインされており、全体的に力強い印象です。
一方トーチュは、シンプルな文字盤に柔和な印象のブレゲ針を採用しているデザインで、どこか女性的な雰囲気の漂うすっきりとした印象です。ケースのラインもトーチュの方がより丸みを帯びています。
ロードスターの方が男性的でカジュアルシーンにもなじみやすいデザイン、トーチュは柔和でフォーマルなシーンに向いているデザインです。
そもそも「ロードスター」とは?
ロードスターという名前を聞くと、車好きな人ならマツダのスポーツカーを思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、「ロードスター(Roadster)」とは、元々スピード重視の馬車や、乗馬競技のための馬を指す言葉でした。今では主にスポーツ要素の高い、2シーターのオープンカーを意味します。
スポーティなロードスターのフォルムやデザインを見ると、確かにこのようなスポーツカーから着想を得たことが見て取れるでしょう。
ワンタッチで交換できるブレスレット
ロードスターは、ワンタッチで簡単にブレスレットを交換できる点も特徴です。一般的に、腕時計のベルトを交換する際は、交換するための工具や十分な技術を必要とします。そのため購入店などで交換してもらうケースが多いです。
しかしロードスターはベルトを交換する際に工具を使用する必要がなく、裏蓋側にあるレバーを操作するだけで簡単に外したり取り付けたりできます。そのため気分や服装に合わせて簡単にブレスレットとストラップを交換して、雰囲気を変えられます。
ベルトをワンタッチで交換できる仕組みは、もともと女性用の腕時計のために考案されたものでした。その日のファッションに合わせてベルトの色を変えたいと考える女性が多かったからです。
このワンタッチで交換できる仕組みをメンズ用の腕時計に採用したことも、ロードスターが人気を集めるようになった理由です。
バリエーション豊富で自分に合ったものを見つけやすい
バリエーションが豊富な点もロードスターの特徴です。「ロードスター=男性的」との印象がありますが、レディースのミニサイズも展開しており、女性も着用できます。
レディースサイズのモデルは通常のロードスターよりもコンパクトで繊細な印象です。中にはシルバーの文字盤にインデックスがピンクのキュートな組み合わせのモデルも展開されています。ダイヤモンドが施されているモデルも女性が使いやすいでしょう。
また男性用のロードスターも種類が豊富です。機能的なクロノグラフモデル、アラビアンインデックスがよりカジュアルでスポーティな発売初期のモデルなど、それぞれ異なる魅力を持っています。
カルティエ ロードスターは廃番?
カルティエのロードスターはすでに廃番になっており、購入する場合は中古市場で探さなければなりません。とはいえ中古市場にはさまざまなモデルが出回っているため、豊富な種類の中から好みのモデルを選べるはずです。
さらにロードスターは他のカルティエの腕時計と比較すると、リーズナブルなモデルも少なくありません。比較的手に入れやすい価格帯が多いいため、セカンドウォッチとして入手しておくのもおすすめです。
高額になりがちなダイヤモンドが施されたモデルも、中古市場であれば購入しやすいでしょう。
おすすめのカルティエ ロードスター5選
カルティエのロードスターは中古市場でも種類が豊富なので、どれを選べば良いのか迷ってしまう人も多いでしょう。ここからは、複数展開されているカルティエ ロードスターの中から、おすすめのモデルを5種類紹介します。
ロードスター クロノグラフ(Ref.W62020X6)
ロードスター クロノグラフ(Ref.W62020X6)は、クロノグラフタイプのロードスターです。ステンレススティールのケースにブラックの文字盤が映える、男性らしいデザインです。
ケースサイズは縦 48.0mm × 横 43.0mmです。程良い存在感のあるサイズとスポーティでありながらシックなデザインのモデルは、フォーマルなシーンで着用しても違和感がありません。クロノグラフタイプの腕時計に興味のある人は、ぜひチェックしてみましょう。
ロードスター(Ref.W62000V3)
ロードスター(Ref.W62000V3)は、ステンレススティールのケースにシルバーの文字盤、縁がブルーのペンシル針が特徴のモデルです。インダイヤルの内側は濃いシルバー外側は淡いシルバーとなっており、文字盤に立体感があります。
ケースは縦 45mm × 横 38.8mmと、比較的コンパクトなサイズ感です。ブルーで縁取った針が知的な印象で、ビジネスシーンで着用するのもおすすめです。よりシンプルなデザインを好む人にもおすすめです。
ロードスター(Ref.W62002V3)
ロードスター(Ref.W62002V3)の文字盤は、ロードスターが発売された当初のデザインです。ステンレススティールのケースにブラックの文字盤、アラビアンインデックスには淡いグリーンとレッドの2色を採用しています。
カジュアルでどこかレトロな雰囲気が漂うデザインは、個性的な腕時計を探している人にぴったりです。ケースサイズは縦37mm ×横 45mmで、スーツスタイルと組み合わせてもなじみますが、カジュアルなスタイルとも組み合わせやすいデザインです。
ロードスター(Ref.W62017V3)
ロードスター(Ref.W62017V3)は、レディースサイズのモデルです。都会の知的な女性をイメージしてデザインされました。ステンレススティールのケースにピンクの文字盤、ムーブメントにクォーツ式を採用しています。
ステンレススティールのシルバーとピンクの組み合わせがまさに知的かつフェミニンな印象で、さまざまなシーンに活用できるでしょう。大人かわいい雰囲気を楽しみたい人におすすめです。ケースサイズは縦 37mm × 横 32.0mmです。
ロードスター(Ref. W62019X6)
ロードスター(Ref. W62019X6)は、ステンレススティールのケースにホワイトの文字盤を組み合わせたクロノグラフタイプです。クールでエレガントな雰囲気が特徴です。
クロノグラフタイプのケースは縦48.0mm×横42.0mmと、通常の3針モデルよりも一回り程度大きなサイズとなっており存在感も抜群です。ビジネスシーンにはもちろん、パーティーシーンにもぴったりです。シンプルなカラーなのであわせるスーツの色を選びません。
カルティエ ロードスターの人気は未だ衰えず
カルティエのロードスターは、スポーツカーからインスピレーションを受けて誕生した腕時計です。美しく個性的なラインのケースが特徴的で、バリエーションも豊富にあります。すでに生産終了となっているため、手に入れたい場合は中古市場で探してみましょう。
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