COLUMNコラム
腕時計はベルトにまでこだわろう。素材ごとの特徴や着用シーンを解説!
高級腕時計にフィットするベルトを販売しているメーカーは多くあります。腕時計はベルトを替えるだけでさまざまな表情をみせてくれるアイテムです。TPOに合わせてベルトを変えるといった楽しみ方も可能です。毎日違う腕時計を選べるほどの本数を持つことは難しいですが、ベルトを替えるのは気軽にできます。この記事では、腕時計のベルトの素材ごとに特徴や着用シーンを解説しますので参考にしてみてください。
目次
腕時計のベルト交換のすすめ
デザインや色使いが気に入って購入した腕時計でも、毎日着用していると飽きてしまうことがあります。また、ファッションをより楽しむために、シーン別に腕時計を使い分けたいと考える人もいるでしょう。とはいえ、高級ブランドの腕時計を何本もそろえるとなるとその分費用が必要になるので、簡単なことではありません。
そこでおすすめなのが腕時計のベルト交換です。ベルトにはさまざまな素材やデザインがあり、ケースは同じでもベルトを替えるだけで大きく雰囲気が変わります。ファッションを楽しむために替えるのはもちろん、カジュアルやフォーマルなど、シーンに合わせて交換することも可能です。
自分の腕時計でも交換できるのか分からないという人は、ベルトがどのような形でつながれているかチェックしてみてください。一般的な腕時計のほとんどはベルトがケースに対して真っすぐ付いているタイプで、こちらはほぼ交換が可能です。ケースとベルトが直接つながっているタイプはオーダーメイドで製作してもらわなければならない可能性があります。
腕時計のベルトの種類と特徴
腕時計のベルトには金属や革、ラバー素材などがあります。ここからは、腕時計のベルトの種類とそれぞれの特徴についてチェックしてみましょう。
金属(メタル)ベルト
多くの腕時計で採用されている金属(メタル)ベルトは、ステンレスやゴールド、チタンなどが使われています。金属アレルギーのある人は、素材を確認してから購入しましょう。金属なので汗や水に強く、汚れが付きにくいうえにお手入れが簡単なのが特徴です。
また、ブレスレットのコマによっても印象が変わります。例えば3連ならきっちりした印象になり、コマが増えるほどカジュアルな度合いがアップします。素材の異なるコマを組み合わせたブレスレットなら華やかになるなど、ちょっとした違いで印象が大きく変わるところも味わい深いところです。
ただし、金属なので重さがあるうえ傷が付きやすいので、アクティブな趣味のある人には少し難点かもしれません。それから、ブレスレットの長さを変えたい場合は、コマを調整しなければいけないため、自分で工具を使って調整するか、プロへの依頼が必要になります。
革(レザー)ベルト
クラシックな時計にマッチするのが革(レザー)ベルトです。牛革が一般的ですが、ちょっと価格が上がるとリッチな印象のワニ革や上品な馬革(コードバン)、個性的なトカゲ革(リザード)などもあります。なかにはカンガルーやサメ(シャーク)を使ったものまであり、種類も豊富なのが特徴です。
革ベルトは素材の違いだけでなく、カラーバリエーションも数多くあり、使えば使うほど味が出てくる点も魅力でしょう。色違いで何本かそろえてコーディネートするのもおすすめです。また、軽い着け心地で金属アレルギーの心配がありません。
注意点は汗や水に弱い点で、汗をかきやすい人や夏の装着は劣化が早まる可能性もあります。使うほど味が出てくるものの、着用している環境や状況によっては、数年ごとに買い替えが必要です。
ラバーベルト
ラバーベルトは軽くてフィット感があり、汗や水に強くスポーティーな印象です。衝撃にも強いのでアウトドアが趣味の人やアクティブに動きまわる人は1本持っていると便利かもしれません。ほかの素材よりも安価で手に入ることもうれしいポイントです。
ただし、スポーティーな印象になってしまうゆえ、向いている着用シーンは限られてしまいます。また、ゴムの臭いがすることがあったり、保存している環境によってひび割れが発生したりします。
ラバーベルトは基本的にはカジュアルなシーンにぴったりの素材です。しかし、金属のバックルと組み合わせることによって、個性的で少し大人っぽい雰囲気になるなどアイデア次第で自分なりのおしゃれを楽しむこともできます。
シーンに合ったベルトの選び方
素材ごとの特徴が分かったところで、シーンに合ったベルトの選び方をご紹介します。そのシーンに合った素材の腕時計ベルトを着用していると、よりおしゃれな印象を与えることができるため意識してみてください。
ビジネスシーンにおすすめのベルト
ビジネスシーンではフォーマルなレザーベルトがぴったりです。なかでも、馬革はツヤがありスタイリッシュな印象になるためビジネス向きといえるでしょう。統一感を出すために革ベルトやカバンなどの小物と同じ色でコーディネートすると、よりおしゃれになります。
また、メタルベルトもスーツと合わせるときちんと感が出て、ビジネスシーンに向いている素材です。コマが少ないほど重厚感がアップし、3連バンドなら真面目なイメージになります。5連ベルトや7連ベルトもクールな印象でスーツやきれい目カジュアルにも合い、ビジネスでもプライベートでも使えるでしょう。
業種によってはフォーマルな雰囲気を求められることがあります。その場合は革ベルトなら黒を、メタルベルトならシルバーがおすすめです。
パーティーシーンにおすすめのベルト
結婚式や式典、高級な飲食店で会食する場合は革ベルトが基本です。メタルベルトでも問題はありませんが、革ベルトの方がより上品で高級感もあるので、結婚式や式典などにも向いています。特に、高級感のあるワニ革のブラックやブラウンカラーがおすすめです。ブラックやブラウンはさまざまなスーツともコーディネートしやすいため、1本持っていると便利です。
なお、フォーマルな場の基本はドレスウォッチで、スポーツタイプの腕時計は向いていません。白やシルバーの文字盤でケースサイズも小ぶりなものがよりフォーマルな印象になります。
普段使いにおすすめのベルト
普段使いにおすすめできるベルトは、メタルベルトやラバーベルト、ナイロンベルトなどです。
メタルベルトはビジネスにはもちろん、カジュアルにも使えるオールマイティなベルトといえます。また、スポーツタイプの腕時計であれば、ラバーベルトとも合うので使いやすいでしょう。自由に楽しめるプライベートなら使い勝手のよいナイロンやキャンバス素材のベルトもあります。
特に、ナイロンタイプはカジュアルかつスポーティーな印象で、カラーや柄が豊富なため個性を追求できます。軽くて簡単に洗えるのでアウトドアにも向いています。ナイロンベルトといえば、ミリタリーウォッチでもよく使われている「NATOベルト」が代表的です。
NATOベルトはもともとNATO(北大西洋条約機構)軍のために作られました。映画「007」に登場したことから注目が集まり、敢えて高級スポーツウォッチと組み合わせるという楽しみ方もされています。手にしやすい価格帯なので、持っている腕時計や私服の雰囲気に合わせて試してみてはいかがでしょうか。
ベルトがかっこいいモデル
最後に金属、レザー、ラバーでベルトがかっこいいモデルを2本ずつご紹介します。
金属メタルベルトがかっこいい時計
金属ベルトがかっこいい時計1本目は、ブライトリングの「トランスオーシャン クロノグラフ 1461(Ref.A194G50OCA)」です。1958年に誕生した初代モデルから発想を得てデザインされたもので、スポーティーなクロノグラフにメッシュバンドなのでカジュアルにもぴったりです。個性的な文字盤が映える金属ベルトでおしゃれを楽しみましょう。
※現在は生産が終了しております。
2本目はオメガの「シーマスター アクアテラ 150M(Ref.231.10.39.60.06.001)」です。ストライプ模様のスタイリッシュな文字盤に3連バンドの組み合わせは、ビジネスやフォーマルなシーンにぴったりでしょう。全体的にスッキリした印象で、仕事のできる男性を演出してくれます。ケースサイズも38.5mmとコンパクトで腕になじみます。
※現在は生産が終了しております。
レザーベルトがかっこいい時計
レザーベルトがかっこいい腕時計1本目はジャガー・ルクルトの「マスターカレンダー(Q1552520)」です。ブラックのレザーベルトがシルバーのケースに囲まれた文字盤を引き立てています。トリプルカレンダームーンフェイスモデルで実用性の高さも持ち合わせているのも特徴です。
※現在は生産が終了しております。
2本目はゼニスの「キャプテン エリート パワーリザーブ(Ref.03.2122.685/21.C493)」です。ブラックのクラシカルでシンプルな文字盤とレザーベルトが大人の雰囲気をかもし出しています。ブランドのロゴマークである星がほどよくカジュアルな印象を与えるため、プライベートのきれい目スタイルにも合わせやすいでしょう。
※現在は生産が終了しております。
ラバーベルトがかっこいい時計
ラバーベルトがかっこいい腕時計1本目はIWCの「アクアタイマー クロノグラフ チャールズ・ダーウィン リミテッド(Ref. IW379503)」です。IWCが手掛けるダイバーズウォッチ、アクアタイマーのひとつで、ブロンズのケースが特徴的なモデルです。スポーティーになりがちなラバーベルトも、ブロンズと組み合わせると遊びを知り尽くした大人のイメージに仕上がります。カジュアル過ぎずフォーマル過ぎず、個性を楽しみたい人にぴったりです。
※現在は生産が終了しております。
2本目はウブロの「クラシックフュージョンブラックマジック(Ref. 511.CM.1771.RX)」です。ラバーベルト、文字盤、ケースがすべてブラックで統一された男性らしいモデルです。ブラック1色となると堅い印象になりがちですが、ラバーベルトがカジュアルな雰囲気を添えています。45mmという大きめケースで存在感もあり、プライベートでも活躍してくれるでしょう。
※現在は生産が終了しております。
ベルトを替えて気分も新たに
腕時計のベルトは素材の違いで雰囲気も大きく変わることがお分かりいただけたでしょうか。シーンによってもふさわしい素材が異なるため、使い分けをするとワンランク上の楽しみ方ができるでしょう。雰囲気や着用するシーンはもちろん、それぞれのメリットとデメリットも考慮しながら選ぶのがおすすめです。
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