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COLUMN

2023.07.10 (最終更新日2024.02.21)

オメガのデ・ヴィルはレディースモデルも充実!特徴や歴史、種類など解説します

世界中の腕時計ファンから支持されているオメガでは、さまざまなコレクションを展開しています。今回注目する「デ・ヴィル」もそのひとつで、デザイン性や機能性など魅力がたっぷり詰まったコレクションです。またデ・ヴィルはレディースモデルが充実している点も魅力です。

この記事では、オメガのデ・ヴィルの特徴や歴史、おすすめモデルなどを解説します。

オメガのデ・ヴィルとは?

オメガのデ・ヴィルは、1967年の発表以来50年以上多くの人に支持され続けているコレクションです。デ・ヴィルという響きを聞くと、悪魔を連想する人も多いかもしれません。しかしオメガのデ・ヴィルはフランス語で「de ville=都会・町」を意味しています。

デ・ヴィルの特徴は、裏蓋に刻印された都会をイメージする風景や、女性向けのモデルが多い点です。ほとんどがドレスウォッチタイプのデザインで、どれもコレクションの名前のとおり都会的でスタイリッシュです。

なお、日本では「デビル」のほうが言いやすいことから、デ・ヴィルではなくデビルと言ったり記載したりするケースも珍しくありません。

オメガのデ・ヴィルの歴史

オメガのデ・ヴィルコレクションが発表されたのは1967年のことです。とはいえデ・ヴィルは、最初から独立したコレクションとして発売されていたわけではありません。もともとはシーマスターのモデルのひとつとして、1960年に発表されていました。

シーマスターといえば、オメガのスポーツウォッチとして有名なコレクションです。1960年当時のデ・ヴィルはデザインもスポーツウォッチ寄りで、現在のデ・ヴィルとは印象が少々異なる雰囲気でした。
また、当初は文字盤にも「デ・ヴィル」の表記はなく、「シーマスター」のみが刻まれていました。しかし発表から数年後にはしっかり「シーマスター デ・ヴィル」と刻まれるようになります。

その後デ・ヴィルは人気を集めるようになり、1967年ついに独立してオメガの4代目のコレクションとして発売されるようになりました。デ・ヴィルとして発売されるようになってからは、エレガントなデザインが多く発表されています。

オメガのデ・ヴィルの種類

オメガのデ・ヴィルは、2023年4月時点で「レディマティック」「トレゾア」「プレステージ」「トゥールビヨン」の4種類があります。いずれも都会的でスタイリッシュなデザインではありますが、それぞれ特徴が異なります。ここからは、オメガのデ・ヴィルの種類をチェックしてみましょう。

レディマティック

「レディマティック」は1955年に誕生したレディース向けの自動巻き腕時計です。優美でエレガントな女性らしいデザインが特徴で、初めて自動巻きとして女性のために製作されました。2010年に機能と美しさの両方を併せ持つデザインにリニューアルされています。

華奢な女性の手首にマッチする34mmのケースは、ポリッシュ仕上げのベゼルや、ダイヤモンドが施された豪華なベゼルもあります。レディマティックのラインナップは、全部で9種類です。
ケースの種類も、18Kレッドゴールドや18kイエローゴールド、ステンレススティール、ステンレススティール×ゴールドのコンビネーションなどさまざまです。

トレゾア

「トレゾア」は文字盤にデザインされた大きめのローマ数字が特徴的で、シンプルかつ華やかな雰囲気が魅力です。種類が豊富で、ケースサイズは26mm・36mm・39mm・40mmの4種類が展開されています。

例えば控えめな26mmのケースにはストラップに花柄が施されたものやゴールドのブレスレットを採用しているものがあります。40mmのケースもシンプルなデザインのタイプからクロノメーターモデルまでさまざまです。

トレゾアという名前は1949年から使用されており、男性女性問わず着用しやすいデザインが揃っています。カップルや夫婦でお揃いにするのも素敵です。

プレステージ

「プレステージ」は1967年に誕生した最初の「デ・ヴィル」が元となっており、1994年に登場しました。全体的にスリムな印象で品のあるクラシックな雰囲気が特徴です。

ケースサイズは24.4mmから41mmのものまであり、デザインのバリエーションが豊富にあります。アニバーサリーモデルなども含めて全部で100種類以上もあるため、きっとお気に入りの1本が見つかるはずです。

2012年には第2世代、2022年には第3世代のプレステージが発表されていますが、世代が変わっても、プレステージならではのクラシックな雰囲気は変わりません。

トゥールビヨン

デ・ヴィルのトゥールビヨンシリーズは、文字盤の中央にトゥールビヨンを備えた、芸術品といえる美しい腕時計です。トゥールビヨンとは腕時計の三大複雑機構の一つで、どのような姿勢であっても重力の影響を受けずに正確な時を刻むための機構です。1800年ごろに天才時計師アブラアン‐ルイ・ブレゲが発明しました。

2020年に発表されたRef. 529.53.43.22.01.001 は、独立機関であるスイス連邦計量・認定局(METAS)が実施する厳しいテストに合格し、マスター クロノメーター認定を受けた手巻きのセンタートゥールビヨンを搭載しています。

オメガのデ・ヴィルの特徴

4つの種類が展開されているオメガのデ・ヴィルは、機能やデザイン性に優れていることが特徴です。ここでは、デ・ヴィルの特徴を3つ紹介します。

コーアクシャルを搭載

デ・ヴィルの特徴の一つ目は、クォーツ式を除く現行モデルにオメガのみが採用しているムーブメント、コーアクシャルを搭載している点です。コーアクシャルは、正式名称を「コーアクシャル・エスケープメント」といい、コーアクシャル(「co-axial」)は「同軸の」、エスケープメントは「脱進機」を意味します。

コーアクシャルは、脱進機の摩耗を軽減することでオーバーホールが8~10年と、一般的な時計の半分程度のメンテンナンスで済むことが特徴です。また耐磁性に優れており、過酷な環境でも時計としての性能を発揮するテストにも合格しています。

ちなみにオメガでは、コーアクシャルをデ・ヴィルの他に「シーマスター」と「スピードマスター」にも採用しています。

ケースの薄さがスタイリッシュ

シーマスターから派生したデ・ヴィルですが、シーマスターとは薄さが決定的に違います。デ・ヴィルは高性能なコーアクシャルを搭載していながら、手首に馴染みやすく薄くてスマートなサイズ感です。ケースに厚みがある時計はスポーティーなイメージですが、薄いデ・ヴィルは洗練されたスタイリッシュなイメージがあります。

全体的にスッキリとしているため、ゴージャスなカラーやデザインを選んでも時計だけ悪目立ちすることがありません。スーツやワンピースなどフォーマルなスタイルにもよく合うでしょう。

レディースモデルが充実

高級腕時計はメンズモデルが多いというイメージを持つ人が少なくありません。実際に男性向けのモデルが多く、レディースモデルは限られたデザインしか展開されていないケースもあります。

しかしデ・ヴィルはレディースモデルも充実しています。女性のために誕生したレディマティックはもちろん、トレゾアやプレステージにも数多くのレディースモデルが展開されていることが特徴です。

またサイズ展開も豊富なので、レディース向けとして発表されているわけではないモデルでも女性が着用しやすいサイズ感のものがあります。

デ・ヴィルのおすすめモデル4選

先述したとおり、デ・ヴィルはバリエーションが豊富です。自分好みの1本が見つかりやすいのは魅力的ですが、種類が多すぎてどれを選べばいいのか迷う人も多いのではないでしょうか。ここからはデ・ヴィルのおすすめモデル4選を紹介します。

デ・ヴィル(Ref.511.0371)

Ref.511.0371は、1971年に発表されたレディースモデルで、ケースの材質にはさまざまなバリエーションがあります。2針タイプで、ケースサイズも直径2センチと非常にシンプルなモデルです。

発表当初に搭載されていたムーブメントはCal.620ですが、1973年からはこの年に製造が開始されたCal.625が搭載されるようになりました。

ファッションの邪魔をしないサイズ感なので、どんなスタイルにもマッチします。ビジネスシーンではもちろん、ジーンズなどのカジュアルコーディネートに合わせてもおしゃれです。現在は生産が終了しています。

デ・ヴィル プレステージ バタフライ(Ref.424.10.33.60.52.001)

現行モデルのRef.424.10.33.60.52.001は、ケースサイズやデザインのバリエーションが特に豊富なプレステージシリーズの一つで、文字盤の蝶のモチーフが特徴的なモデルです。

インデックスにはダイヤモンドが配置されており、さりげないおしゃれを楽しみたい人にもおすすめです。ステンレススティールのケースとブレスレッドの組み合わせが涼しげな印象で、繊細な女性らしさが表現されています。

ケースサイズは32.7mm、搭載しているムーブメントはクォーツ式Cal.4061です。

デ・ヴィル ジュビリー(Ref.7920.11.01)

Ref.7920.11.01は、ゴージャスなイエローゴールドのケースとシックなブラック文字盤、レザーストラップを組み合わせた大胆なデザインが魅力です。3時位置には日付表示も配置されています。

こちらのモデルで採用されているイエローゴールドは銅とシルバーを混合しており、化学的な反応が起きないため、肌が敏感な人も着用できます。

ケースサイズは36mm、ムーブメントは電池切れインジケーター機能付きのクォーツ式Cal.1530です。総重量が約25gと軽量で、ケースの厚さは5.3mmと薄く、手首にも馴染みやすいでしょう。現在は生産が終了しています。

デ・ヴィル(Ref.4570.75 )

Ref.4570.75 は、ステンレススティールのケースにホワイトシェルの文字盤を組み合わせた、クォーツ式のフェミニンなモデルです。ケースサイズは約22mmと非常にコンパクトで、華奢な女性の手首にぴったりです。

インデックスはアラビア数字とダイヤモンドを交互に施した贅沢なデザインとなっています。ダイヤモンドが主張し過ぎないため、華やかでありながら嫌味な印象になりません。女性らしさを演出したいときや、普段よりも少しだけドレスアップしたいシーンにもおすすめです。現在は生産が終了しています。

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スタイリッシュで華やかなオメガのデ・ヴィル

オメガのデ・ヴィルは、もともとはシーマスターのモデルの一つでした。人気を集めたことから1967年に独立したコレクションとして誕生し、現在でも数多くのモデルを展開しています。サイズやデザインのバリエーションが豊富でレディースモデルも充実しているため、男女問わず楽しめるコレクションです。

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