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2024.07.08 (最終更新日2024.07.08)

銀貨の価値はどうやって決まる? 値上がりする条件や価値の高い銀貨を解説

観賞用としてはもちろん、その価値の高さから投資目的で保有することも多い銀貨ですが、銀貨の価値がどのように決まるのか疑問に思っている人もいるでしょう。

この記事では、銀貨の価値が決まる条件や銀貨の今後の値動きについて解説します。あわせて、日本・世界で価値が高い銀貨の種類についても解説するので、これから銀貨を収集しようと考えている方やお手持ちの銀貨の売却を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

銀貨とは?

銀貨とは、その名のとおり銀を主原料として鋳造された貨幣です。銀貨の歴史は古く、世界最古の銀貨は紀元前670年頃にアナトリア半島リュディアで鋳造された「エレクトロン硬貨」だとされています。

銀貨はコレクターも多く、世界中で人気の高い貨幣です。銀は美しい輝きが特徴で、加工しやすいという特徴があります。そのため、デザイン性が高く美しい銀貨が多く作られました。

現在では主に、記念貨幣として銀貨が発行されています。記念貨幣とは国家的な出来事や行事などを記念して作られる貨幣です。コレクターの間でも非常に人気が高く、さまざまな記念貨幣を集めている人も少なくありません。記念貨幣には額面金額が決められており、通常の貨幣のように買い物などで利用することも可能です。

銀貨の価値が決まる条件とは?

銀貨は、価値が常に一定というわけではありません。さまざまな要素によって、銀貨の価値は変動します。銀貨の価値をもっとも大きく左右するのは、銀相場です。また、銀の純度や重量によっても銀貨の価値は違ってくる上、コレクター価値なども加味されるケースもあります。

ここでは、銀貨の価値を左右する条件を詳しく見ていきましょう。

毎日の銀相場

銀貨は、毎日の銀相場の推移で価値が変動します。銀相場とは、銀が市場で取り引きされる際の価格のことです。銀も、金やプラチナなどの他の貴金属と同様に1gあたりでの買取価格と販売価格が設定されており、毎日変動します。

銀相場は、需要と供給のバランスや世界の経済動向、国際情勢などさまざまな要素を受けて変動するため、短期的な予測が難しいともいわれています。

詳しくは後述しますが、コレクション目的だけではなく、投資目的として地金型銀貨を購入する人もいます。

銀の純度や重量

銀貨と一口にいっても、純度や重量に違いがあります。銀貨に含まれている銀がどのぐらいの重量なのか、純度がどの程度なのかによって価値が大きく異なるため、銀の純度や重量は重要なポイントです。

前述したように、銀は銀相場によって1gあたりの買取価格と販売価格が決められており、重量が重ければ重いほど銀の価値が高まります。また、銀の純度が高いほど銀貨に含有されている銀が多いということです。つまり、純度が高ければ高いほど銀の含有量が増えて、その分価値も高くなります。

例えば、銀相場が1g200円、銀貨が20gだとしましょう。純度100%の銀貨の場合は銀が20gのため価値は4,000円ですが、純度が80%なら銀は16gとなり価値は3,200円になります。

銀貨としてのコレクター価値

銀貨の価値を左右する要素には、コレクター価値も含まれています。コレクションアイテムとして扱われている銀貨を、収集型銀貨と呼びます。貴重な銀貨の場合、銀としての価値だけではなく古銭としての価値があるため、銀貨の種類によっては高く売れる可能性もあるようです。

収取型銀貨には、オリンピックや万国博覧会などの大規模な行事を記念して作られた記念銀貨から、数百年前に作られたアンティーク価値の高い銀貨などさまざまな種類があります。流通量が少なく古い銀貨は希少価値が高く、プレミア価格が上乗せされるケースもあるため、銀の純度や重量によらず高値になる場合も少なくありません。

価値の高い銀貨(日本編)

前述したように、銀貨にはプレミア価格がつくものも少なくありません。ここでは、価値の高い日本の銀貨を3つ紹介します。銀貨を保有しているが価値が分からない、収集するなら価値の高い銀貨が良いという方はぜひ参考にしてください。

旭日竜50銭銀貨

旭日竜50銭銀貨は、1870年と1871年に日本で発行されていた銀貨です。日本では、1871年に新貨条例が制定され貨幣単位が「園(円)」になりました。その際に、補助単位として新しく銭が生まれ、5銭~50銭の補助貨幣が誕生しています。

旭日竜50銭銀貨は50銭銀貨として発行されたもので、表面に龍のデザインと「大日本」という文字が施されており、裏面には旭日と菊紋などのレリーフが施されています。

旭日竜50銭銀貨は発行年数が短かったこともあり発行枚数が少なく、非常に希少価値の高い銀貨です。発行年により価値は異なりますが、1971年前期に発行されたものがもっとも希少価値が高いといわれています。

鳳凰100円銀貨

鳳凰100円銀貨は、1957年から1958年まで日本で発行されていた銀貨です。鳳凰100円銀貨は日本で初めて発行された100円硬貨としても知られており、銀行で両替すれば現在でも使用可能です。

鳳凰100円銀貨の表面には羽を広げた鳳凰の姿が描かれており、裏面には4輪の桜が旭日を囲む形でレリーフされています。美しいデザインのため、コレクター人気の高い銀貨でもあります。

流通数が比較的多いため、希少価値はさほど高くありません。しかし、銀の含有量が60%以上と高く額面以上の価格がつく可能性が高いでしょう。

東京オリンピック記念1,000円銀貨

東京オリンピック記念銀貨は、1964年に日本で初めて開催された東京オリンピックを記念して発行された記念銀貨です。日本初の記念貨幣としても知られており、100円銀貨と1,000円銀貨の2種類が発行されました。

東京オリンピック記念1,000円銀貨の表面には国花でもある桜と富士山が施されており、裏面には桜と五輪マークがレリーフされています。発行枚数は1,500万枚と当時の日本の各世帯に1枚の計算で作られました。

価値の高い銀貨(世界編)

銀貨は世界中で発行されており、価値の高いものや人気のあるものも数多くあります。投資用として売買される地金型銀貨も多いため、コレクションだけでなく投資目的で銀貨を保有したいという人にもおすすめです。ここでは、価値の高い世界の銀貨を4つ紹介します。

メイプルリーフ銀貨

メイプルリーフ銀貨は、1988年からカナダで発行されている地金型銀貨です。表面にはエリザベス2世の横顔が描かれており、裏面にはカナダの象徴としても知られているメイプルリーフが施されたデザインが印象的です。

メイプルリーフ銀貨は、カナダ政府が品位を保証する銀貨であり、銀の含有率は99.99%と非常に高い純度を誇っています。

メイプルリーフ銀貨は毎年発行されているため、流通量は世界一となっています。そのため希少価値自体はありませんが、地金型銀貨として投資目的で保有する方も多いようです。

イーグル銀貨

イーグル銀貨とは、1986年にアメリカで発行された地金型銀貨です。アメリカ造幣局が発行しています。表面にはアメリカの象徴としても知られている自由の女神がデザインされており、裏面には国鳥の鷲(イーグル)がレリーフされています。

イーグル銀貨は銀の純度が99.9%となっており、アメリカ政府によって品質が保証されています。投資目的としてはもちろん、デザイン性の高さからコレクター人気も高いため高値がつく可能性もあるようです。

ブリタニア銀貨

ブリタニア銀貨は、1997年からイギリスで発行されている地金型銀貨です。表面にはエリザベス女王がデザインされており、裏面にはイギリスという国を擬人化したとされているブリタニア女神がレリーフされています。

ブリタニア銀貨の純度は鋳造された年代によって異なりますが、2013年以降のものは純度99.9%です。イギリス政府によって品位と重量が保証されており、投資用銀貨として人気があります。また、デザイン性も高いことから、コレクター人気の高い銀貨です。

ウィーン銀貨

ウィーン銀貨は、1989年からオーストリア造幣局が発行している銀貨です。表面にはパイプオルガンが施されており、裏面には弦楽器や管楽器など6つの管弦楽器がデザインされています。

音楽の都とも呼ばれるウィーンらしいデザインは、同じくオーストリア造幣局が発行する金貨やプラチナコインにも使われています。楽器イメージの銀貨は珍しく、デザイン的な人気の高い銀貨です。また、金貨などと比較すると銀貨はお手頃な価格で購入できるためコレクション目的で購入する人もいるようです。

銀貨は今後価値が上がる?

銀貨は今後も価値が上がっていくと予測されています。銀は、資源量が少なく希少性のある金属だからです。

銀はアクセサリーだけでなく食器などにもよく使われており、ニーズの高い金属だといえます。需要に対して銀の全体量は減少していくため、さらに希少性が増すと考えられます。

また、銀貨などの実物資産は安全資産ともいわれています。株式などは世界情勢や経済の変動などに影響を受けやすく、価値がなくなってしまうこともあり得ます。しかし、銀貨などは、それ自体に価値があるため、全くの無価値になることはほぼ考えられないでしょう。

現在銀貨の価値が高まっている!

銀貨には、記念貨幣などのコレクションアイテムだけでなく、投資用として購入されている地金型銀貨もあります。銀は非常に需要の高い金属のため、今後も価値が安定して高まると考えられるでしょう。また、古くて希少価値のある銀貨ならプレミア価格が上乗せされる可能性もあるため、高値での買取も期待できます。

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