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COLUMN

2023.02.19 (最終更新日2024.01.24)

カルティエの人気ブレスレット総まとめ。特徴や種類を徹底解説!

どのジュエリーを見てもエレガントで高級感のあるものばかりが並ぶカルティエは、創業当初から世界中のファンを魅了し続けています。カルティエではリングやネックレスなどさまざまなジュエリーを展開していますが、この記事ではブレスレットの特徴や有名モデルを紹介します。

大人の女性を演出するシンプルなモデルから、ゴージャスなモデルまで、カルティエのブレスレットの魅力を楽しみましょう。

カルティエのブレスレットの特徴

カルティエのブレスレットには、

  • 有名モデルの多さ
  • 確かな品質
  • バックグラウンドにまで配慮するブランド

という3つの特徴があります。

まずは人気の理由ともいえるカルティエのブレスレットの特徴を確認しておきましょう。

有名モデルが数多くある

カルティエといえば、世界中の女性がいつかは手にしたいと思い憧れる高級ブランドです。この後の段落で詳しく解説していきますが、カルティエには「トリニティ」「LOVE」など、数多くの有名モデルがあります。
それほどブランドに詳しくない人でも、実際にそのジュエリーを見たり、モデルの名前を知っているということもあるでしょう。

カルティエのジュエリーはモデルの一つひとつに意味があり、その意味も含めて多くのファンに支持されています。

世界5大ジュエラーとしての確かな品質

カルティエは、ティファニー、ブルガリ、ハリー・ウィンストン、ヴァンクリーフ&アーペルと並ぶ世界五大ジュエラーのひとつです。

宝石細工師のルイ=フランソワ・カルティエが、1847年にパリで創業した宝飾店から始まったカルティエは、ナポレオン三世の妻が顧客となったり、時代を先取りした斬新なデザインのジュエリーを発表したりといった歴史を経て、世界中から認められるジュエラーとなりました。

認められたのはデザインだけが理由ではありません。独自の基準を設けた高品質なダイヤモンドやカラーストーンを用いて、独自の技法で一つひとつ丁寧に作り上げた品質も高く評価されています。

カルティエが世界五大ジュエラーとなったのは、確かな品質と技術があってこそです。

ジュエリーの社会的バックグラウンドにまで配慮

カルティエは歴史の古い伝統的なブランドであるとともに、未来志向のブランドでもあります。ジュエリーは象徴的な意味合いを持つギフトですが、カルティエはそのバックグラウンドにまでこだわっています。特に企業責任として「紛争ダイヤモンド問題」対策に力を入れていることも特徴です。

紛争ダイヤモンド問題とは紛争の起こっている国や地域で不法に採掘され、その売上が紛争の資金源になっているというものです。カルティエではそうしたダイヤモンドを一掃すべく、同社で取り扱うすべてのダイヤモンドに対して紛争ダイヤモンドではないという保証がなされています。

カルティエブレスレットの有名モデル

カルティエのブレスレットは、先述したトリニティやLOVE以外にも多数の有名モデルがあります。ここからはカルティエブレスレットの有名モデルを7つ紹介します。

ねじモチーフが有名!「ラブブレスレット」

ラブブレスレットは、カルティエのブレスレットを代表するモデルの一つとして非常に有名です。1969年にカルティエのデザイナーであるアルド・チプロがデザインしたもので、円形のシンプルなデザインに特徴的なビスがデザインされています。

「永遠の愛を閉じ込める」という意味合いを持ち、付属のスクリュードライバーで付け外しするというユニークなアイテムとなっています。一人では付け外ししにくいので、カップルがお互いの愛を確かめるために購入するケースがほとんどです。

なおラブブレスレットは複数の種類が展開されています。オーソドックスなシンプルなデザインの他、ダイヤモンドを埋め込んだタイプ、バングルタイプやチェーンタイプ、限定でリングを重ねたデザインのものもありました。

ラブブレスレットは幅の太さにも種類があります。デザインによっても異なりますが、オーソドックスなラブブレスレットは通常のサイズと幅の細いサイズの2種類が展開されています。

ラブブレスレットはつけっぱなしにする人も

オーソドックスなラブブレスレットは、先述した通り専用のスクリュードライバーを使用しなければつけ外しできない仕様となっています。そのため1人でつけ外しするのが難しく、だれかにサポートしてもらわなければなりません。つけ外しの方法にも愛の象徴としての意図が込められていることが分かります。

気軽につけ外しできないため、つけっぱなしにしている人も多くいます。ラブブレスレットは素材にゴールドを使用しており、つけたまま入浴しても劣化しにくいことも理由の一つです。ただし、肌が弱い人や温泉に入るときは外すことをおすすめします。

3つのカラーが重なる「トリニティブレスレット」

トリニティブレスレットのトリニティとは、英語で3重、3つの部分、3つ組などの意味があります。1924年にトリニティリングが誕生し、リングと同じ素材やデザインを取り入れているのがトリニティブレスレットです。その名のとおり3連のブレスレットで、複数あるデザインはどれも存在感が抜群です。

トリニティシリーズには3つのゴールドが採用されており、一つひとつ意味を持っています。それぞれイエローゴールドは忠誠、ピンクゴールドは愛、ホワイトゴールドは友情です。
手首を華奢に演出してくれるシンプルな3連タイプの他、トリニティリングをシルクコードでつなげたタイプ、チェーンでつなげたタイプ、ダイヤモンドが施された華やかなタイプなどバリエーション豊かです。

素材によってカジュアルな印象にもエレガントな印象にもなるため、性別関係なく着用しやすいでしょう。

一粒ダイヤが美しいダムールブレスレット

ダムールブレスレットは、定番で人気のある一粒ダイヤモンドのコレクションです。1937年に誕生したモデルを再解釈して、エレガントな印象になっています。カルティエならではの高品質なダイヤモンドが施されているため、一粒でも十分な輝きを放つブレスレットです。女性らしい繊細なデザインは、普段使いしても嫌味になりません。

ダムールブレスレットで使用しているダイヤモンドには、3つのサイズがあります。0.04ctのxs、0.09ctのスモール、サイズ表記のない0.13ctのサイズです。体格や好みに合わせて選べる点もうれしいポイントです。また素材もイエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドの3種類で、価格は素材とサイズによって異なります。

さらに、オーソドックスなタイプのほかダイヤモンドが複数施されているものやピンクサファイヤを使用しているものもあります。

ダムールとディアマン レジェの違いは?

よく似ているダムールとディアマン レジェの違いが気になる人もいるのではないでしょうか。実は2022年春に「ディアマン レジェ」は「ダムール」に名称が変更されており、2つは同じものです。

ちなみにディアマン レジェはフランス語で「ディアマン=ダイヤモンド」「レジェ=軽い」という意味が、ダムールは同じくフランス語で「愛」の意味があります。

釘(くぎ)をモチーフとした「ジュスト アン クル ブレスレット」

ジュスト アン クル ブレスレットは、フランス語で「1本の釘(くぎ)」を意味します。ニューヨークで1971年に誕生したモデルで、当初は「ネイル ブレスレット」という名称でした。2012年には現在の名前に変更され、ニューヨークらしい斬新なデザインにアップデートされています。

釘をブレスレットの形に変形させたようなシンプルなデザインでありながら、ハードな印象となっているのが特徴です。女性だけでなく男性が着用してもなじみやすいデザインなので、カップルでおそろいにして楽しむこともできるでしょう。

2017年に登場した新モデルは、ワンプッシュでブレスレットが開くようになっており、片手でも簡単に着脱できる仕様となっています。

動くスタッズでなめらかな着用感「クラッシュ ドゥ カルティエ ブレスレット」

クラッシュ ドゥ カルティエ ブレスレットは、2019年に発表された個性的なシリーズです。「二面性」と「相反するものの融合」をテーマに、円錐状のピコと呼ばれるスタッズ、クル カレと呼ばれるピラミッド型のスタッズ、オーガニックなビーズを取り入れています。

ピンクゴールドやホワイトゴールドのシンプルなタイプ、オニキスやダイヤモンドを添えたタイプなど複数の種類があります。

一見ハードな印象ですが、スタッズはしなやかに動くように連結されているため、着用感はなめらかです。また、スタッズはそれぞれ丸みを帯びており、女性らしさも感じられます。美しい曲線のスタッズで女性らしさも演出できるのは、カルティエならではといえるでしょう。

カルティエといえば豹(ひょう)!「パンテール ドゥ カルティエ ブレスレット」

パンテール ドゥ カルティエ ブレスレットは、1914年に初めて登場したモデルです。フランス語で「豹(ひょう)」の意味があるパンテールは、いまやカルティエのアイコン的存在となっています。

パンテールをデザインしたのはルイ・カルティエの恋人だったともいわれるジャンヌ・トゥーサンという人物で、「パンテール」はもともと彼女の愛称でした。ルイ・カルティエがアレンジしたシンプルなパンテールをジャンヌ・トゥーサンがきらびやかにアップデートし、迫力あるモチーフが誕生しました。

ダイヤモンドを贅沢にあしらったデザインや力強いパンテールが印象的なデザインなどがあり、どれもゴージャスな雰囲気をまといたい場面にぴったりです。

ブライダルリングとそろえても!「エタンセル ドゥ カルティエ ブレスレット」

エタンセル ドゥ カルティエ ブレスレットは、究極の女性らしさを表現したシンプルかつエレガントなデザインが特徴のモデルです。年代を問わず着用できるデザインで、まさに一生もののアクセサリーとなるでしょう。

シンプルなゴールド素材のブレスレットに複数のダイヤモンドを施し、繊細で高級感あふれるデザインとなっています。華やかなイエローゴールドやフェミニンなピンクゴールド、上品で知的なホワイトゴールドの3種類で、ゴールドの種類によって雰囲気を変えられる点も魅力です。

2連タイプや3連タイプ、6連タイプも展開されているほか、ブライダルリングも有名なシリーズなので、おそろいでつけるのもおすすめです。

カルティエのブレスレットは名品ぞろい

カルティエのブレスレットは有名モデルが多いだけでなく、確かな品質や社会的バックグラウンドに配慮している点も魅力です。どのモデルにも意味が込められており、贈り物としてもぴったりです。男性が着用しやすいデザインもあるため、大切なパートナーと一緒につけるのも良いでしょう。

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