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COLUMN

2020.12.04 (最終更新日2022.04.11)

最高級腕時計ブランドパテックフィリップについて。支持される理由を徹底解説

世界3大高級腕時計メーカーの一つとして数えられるのがパテックフィリップです。高級腕時計と聞くと真っ先にパテックフィリップを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。知名度とステイタスの両方で申し分ないスイス時計の名門ブランドですが、その概要についてあまりよく理解していない人もいるかもしれません。

そこで、この記事ではパテックフィリップの歴史や人気の理由、代表モデルなどを紹介していきます。是非、参考にしてください。

パテックフィリップとは?

パテックフィリップはスイスの高級腕時計メーカーで、オーデマ・ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタンとともに世界3大高級腕時計に数えられる有名ブランドの一つです。

パテックフィリップの特徴はなんといってもその技術力の高さで、世界的に見ても数少ない真のマニュファクチュールブランドと呼べることです。

高級腕時計メーカーのなかには純粋なマニュファクチュールブランドとは呼べないブランドもありますが、パテックフィリップでは外装デザイン・設計・製造およびケージングまですべて自社工房で一貫して製造しています。

そのため、市場でも極めて高値で取引されており、オークションに出されれば数千万円はおろか、億単位の価格で取引されることもあるブランドです。

パテックフィリップの歴史

パテックフィリップの前身は、1839年に亡命将校だったポーランド人のアントワーヌ・ノルベール・ド・パテックとランソワ・チャペックという2人の時計師によって設立されたパテック・チャペック社です。

創業当時のパテックチャベック社は腕時計ではなく、高級懐中時計の販売をメインに行っていました。一方で、もう1人の重要人物であるフランス人時計士ジャン・アドリアン・フィリップは1842年に現代でも腕時計に使用されているリューズによる巻き上げおよび時刻合わせの機能を考案しました。ところが、その発明を活かして販売につなげることがなかなかできずにいたのです。

転機になったのは1844年に開催されたパリの博覧会で、パテックとフィリップの2人が出会ったことです。2人は意気投合し、1845年にチャベックが退社したあとにフィリップがパテック社の共同経営者になり、1851年に『世界最高の時計をつくる』ことを理念とした会社を設立します。
それがパテックフィリップ社です。パテックフィリップ社の経営はすぐに軌道に乗り、やがてヨーロッパを中心として名声を高め、世界中で高級腕時計ブランドとしての地位を築きあげていきます。

1932年にはスターン兄弟にパテックフィリップ社の資本が売却されましたが、創業当時の『世界最高の時計をつくる』という理念は現代でも変わっていません。同年に誕生した『カラトラバ』や1976年の『ノーチラス』といった代表的なモデルを発売して、現代にいたります。

数々の著名人も購入

パテックフィリップ社の躍進には多くの著名人が購入し、身に着けていた事実も大きな影響を与えています。

たとえば、1851年にロンドンの万国博覧会へ出展したときはヴィクトリア女王に称賛され、その後愛用されたといわれています。
そのほかにも、ローマ教皇ピウス9世、ピョートル・チャイコフスキー、アインシュタインなどパテックフィリップを愛用した著名人は数多く、その名声の確立に貢献しました。

現代でも世界中の多くのセレブが愛用しているといわれ、世界的な地位を確固たるものとしています。

パテックフィリップが人気の理由

パテックフィリップは古今東西を問わず、数多くの愛好家から愛されています。その理由として挙げられるのは、高いステイタス性・気品あふれる美しさ・卓越した技術力・永久修理、の4つです。そこで、パテックフィリップが愛される理由について具体的に紹介していきます。

高いステイタス性

高級腕時計は持ち主のステイタスとライフスタイルを周囲に知らしめるアイコンでもあります。高級腕時計は数百万円以上の価格になることも多いので、『その時計を購入できるだけの資産がある人』というイメージをさりげなくアピールできるでしょう。

なかには、時計のデザイン性や機能性よりも、『他人からどのように見られるか』を意識して購入する人もいるぐらいです。高級腕時計と呼ばれるブランドにはさまざまなものがありますが、時計業界の頂点にいるといわれているパテックフィリップの腕時計はそのなかでも最高峰のステイタス性を発揮します。

気品あふれる美しさ

パテックフィリップのデザイン性の特徴として、トレンドの変化に左右されない格式高さを常に維持していることが挙げられます。

たとえば、パテックフィリップの代表作でもあるカラトラバは1932年の発売以来、外装は大きく変化することなく、ロングセラー商品として現在でも人気です。

長年にわたって大きなデザインの変更がなくても愛されている理由は、万人の心を打つ気品あふれる美しさがあるからにほかなりません。そうしたパテックフィリップのデザイン性の高さを支えているのが、熟練職人たちの技術力の高さです。
制作工程の多いモデルでは文字盤だけでも200以上あると言われており、それらのすべてを手作業で行っています。パテックフィリップには機械では再現できない究極の美が詰まっているのです。

卓越した技術力

パテックフィリップの技術力の高さは機械式時計のすべてにおいてジュネーブシールを獲得していることからも明らかです。ジュネーブシールは、スイス政府およびジュネーブ州によって規定されたスイス時計の最高級品質規定であり、限られた時計しか承認されていません。

また、スイスのジュネーブ天文台計時精度コンクールにおいて、数々の優勝を勝ち取っていることもパテックフィリップの確かな技術力の証明になっています。
ジュネーブ天文台計時精度コンクールは世界中から有名ブランドが参加している世界最高峰の時計の精度コンクールです。そのなかでもパテックフィリップは1962年に現代でも破られていない世界最高時計精度記録を樹立するなど、素晴らしい成績を修めています。

もちろん、コンプリケーション(複雑機構)製造も世界トップクラスであり、ミニッツリピーターやパーペチュアルカレンダーといった現代でも使われる機構の数々を発明したのもパテックフィリップです。
2009年には自社ブランドの価値をより高めるために、独自のパテックフィリップシールの設定を始めました。厳しい規定に基づいた検査を実施して、それに合格した商品にだけパテックフィリップシールを刻印し、卓越した技術力を証明するとともにステイタス性をさらに高めることに成功しています。

永久修理

パテックフィリップのアフターサービスで特徴的なのが、永久修理に対応していることです。時計メーカーのすべてが永久修理に対応しているかというとそうではありません。なぜなら、永久修理に対応するということは、過去に製造したすべての時計のノウハウをブランドが保存しておかなければいけないからです。

こうしたなかでパテックフィリップが永久修理を受け付けているのは、世界最高峰の技術力を持っているという誇りがあるからです。パテックフィリップの時計は何十年、何百年たっても修理可能なので、所有者はまさに一生モノの時計として安心して使うことができます。

パテックフィリップの代表モデル5選

ここまでパテックフィリップの歴史や人気の秘訣などについて紹介してきました。1851年に設立されたパテックフィリップは、その高度な技術力と洗練されたデザイン性によって、高級腕時計ブランドとしての地位を築き上げてきたのです。そこで、ここからはパテックフィリップを代表するモデルを5つ紹介していきます。

初のスポーツウォッチ『ノーチラス』

ノーチラスは1976年にパテックフィリップ初めてのスポーツウォッチとして発売されたモデルです。大きくて見やすい文字盤は『海底二万マイル』(ジュール・ヴェルヌ作)という小説に出てくるノーチラス号の船窓をイメージした八角形のベゼルが採用されており、独創的なデザインとなっています。

男性用と女性用の両方があり、シルバーだけでなくローズゴールドを基調としたモデルや皮ベルトを採用したモデルなどさまざまなタイプが用意されているのも魅力です。カジュアル・エレガンスをコンセプトに作られたノーチラスは、パテックフィリップを代表する人気定番モデルの一つであるのはもちろん、ラグジュアリースポーツの代表格としても有名な商品になっています。

ドレスウォッチの最高峰『カラトラバ』

カラトラバは1932年に発売が開始された歴史ある時計で、パテックフィリップとして初めてリファレンス番号(Ref.96)が付与されたモデルとなっています。リファレンス番号から通称クンロクと呼ばれるカラトラバは、当時としては画期的なデザインであるラウンド時計を採用したことにより話題になりました。

それまでは角ばったデザインが多かった腕時計ですが、20世紀初頭のドイツ・バウハウス哲学の「機能がフォルムを決定する」という考え方に影響されて、丸いケースデザインを採用したといわれています。時計になじむ丸形のケースとシンプルで分かりやすい文字盤によって視認性が大きく向上し、現代ではラウンド型腕時計の古典的存在として親しまれています。

カラトラバの名前の由来はパテックフィリップの伝統的なエンブレムであるカラトラバ十字です。その名が冠されたカラトラバは名実ともにパテックフィリップの歴史を象徴するモデルになっています。

特徴的なフォルムの『ゴンドーロ』

1993年から発売が開始されたゴンドーロはブラジルにあるパテックフィリップの正規販売店として有名な『ゴンドーロ&ラブリオ』にちなんで名付けられました。

ゴンドーロの特徴は20世紀初頭に流行したアールデコの精神を再現したデザインコンセプトが採用されている点です。細かな幾何学図形や装飾が施されたケースデザインはまさにアールデコを思わせる繊細さが表現されており、パテックフィリップのデザインの多様さがうかがえる一品となっています。

ケースデザインは長方形やトノー型、クッション型など丸型以外豊富にそろっており、まるでパテックフィリップのタイムピースコレクションのようなモデルです。

ノーチラスの弟分『アクアノート』

アクアノートは1997年に誕生した比較的新しいシリーズで、パテックフィリップにおけるスポーツラインの第二弾に該当します。エレガンス・スポーツウォッチというコンセプトに基づいて設計されており、八角形のケースはスポーツウォッチの兄貴分にあたるノーチラスを彷彿とさせます。

一方で、スペック面は非常に高くなっており、12気圧防水や暗闇でも視認できるアラビアインデックスを採用するなど、スポーツウォッチとしての機能は十分です。また、トロピカルバンドという優れた紫外線耐性を誇るコンポジット素材を採用したことでも話題になりました。デザイン性と機能性の両方で高い評価を受けるスポーツウォッチとなっています。

女性向けモデルの『Twenty~4(トゥエンティーフォー)』

Twenty~4(トゥエンティーフォー)は1999年に発表されたパテックフィリップのレディースコレクションです。「あらゆる日常において現代女性のパートナーに」をコンセプトに作りあげられた、エレガンスさを表現するデザインとなっています。

ダイヤモンドをあしらったゴージャスなローズゴールドモデルと、ステンレス仕様のモデルが発売されており、カジュアル・ビジネスシーンや、イブニングドレスを着用するようなシーンなど、自分の使用スタイルに合わせて選べるのが特徴です。

2018年にはTwenty~4コレクションとして初めてのラウンド型モデルである『Twenty~4オートマチック』も発売され、さらにコレクションのラインアップは充実しています。現代的でスタイリッシュさの象徴でもあるTwenty~4は多くの女性の憧れとなっているモデルです。

誰もがうらやむ腕時計の最高峰

パテックフィリップの概要や歴史、人気モデルについて解説してきました。

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